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経理担当女性、一部上場ホールディングカンパニーへのステップアップ

経理担当女性、一部上場ホールディングカンパニーへのステップアップ

No.1048
  • 現職

    一部上場 人材系総合企業 持株会社 財務本部 経理

  • 前職

    運輸系オーナー企業 経理・総務 → 日系 税理士法人 経理担当

関根 恵 氏 37歳 / 女性

学歴:中央大学 法学部 通信教育課程 卒

<12月某日…>
往復4時間通勤電車に揺られる中、ふと思った。65歳まで働けたとして約30年通勤するとしたら3万時間を通勤時間に費やしていることになる。初めは勉強や読書をして有意義に過ごすつもりでいたものの、不器用な私には満員電車で新聞すら開けない。スマホ片手に求人サイトを閲覧し始めた。

<12月4日>
求人サイトに登録したところ、エリートネットワークの転職カウンセラー安藤様から案内メールをもらう。
12月5日電話面談。結果、実際に会っての面談を勧められる。
12月15日に銀座のエリートネットワーク社を訪ねることになっていたが、仕事でトラブル発生。日程変更を願い出た。
会計事務所のアウトソーシングは、クライアントの予定が最優先されるため、なかなか帰宅の時間が安定しない。また、皆、夜遅くまで働いている環境の中で自分だけ定時に帰る勇気もない。結果、転職活動が二の次になってしまうという悪循環を潜在的に抱えていた。

<12月22日>
安藤様と初対面。“この先各企業様との面接等の予定を組むのが難しい印象を受けている” との指摘を受けた。今、自分が悩んでいる転職活動上の障害を一発で撃ち抜かれた。また、遠距離通勤が転職の大きな理由だと思い込んでいたのだが、実は違うということにも気がついた。本質的には現職と自分のキャリア志向とのミスマッチだ。安藤様と話しているうちに自分の考えがまとまってきた。

現職は2社目なのだが、初めての転職では、某エージェントより紹介された企業から、トントン拍子に内定を頂いた。ある程度名の通った税理士法人なので、キャリアアップを果たせたものと喜んでいたが、実は仕事の幅を狭めることになり、既にルーチン化してきた仕事に将来性を感じなくなっていた。早期に転職することに後ろめたさを感じていたものの、安藤様は “移る事を決めているのなら、年齢からするとなるべく早い方がいい” と背中を押してくれた。帰る前に何社か求人案件を紹介していただき、エリートネットワークを後にした。

<1月5日>
1社目面接。
久しぶりの面接にたじろぎ、アピールすることもできず落胆。後日、スキル不足でお見送りとなる。

<1月12日>
2社目面接。
とても和やかな面接だったが、やはりスキル不足でお見送りとなる。

<1月24日>
ちょっと浮気をし、別のエージェントから紹介を受けた会社の面接を受けるが、こちらもスキル不足でお見送りとなる。

3社続けてスキル不足を理由に不採用になると、さすがに落ち込み、焦り始めた。そして、希望の条件を下げようかと悩み安藤様に相談した。“今更、これまでに培ったスキルは変えられないし、あなたの良いところは何しろお人柄。自信を持って元気に進もう” と励ましてもらった。

<1月25日>
安藤様より紹介していただいた会社の面接を受ける。日本でも名の通った上場企業であるし、またスキル不足のお断りだろうかと思うと気が重くなるのだが、安藤様が褒めてくれた私の長所を出そうと勇む。

<1月30日>
なんと二次面接進出‼︎
後日、内定をいただく。今回の選考、私らしさをどう発揮すればスキル不足の評価を覆せるかを熟考した。聞きかじった専門用語ではなく、自分の言葉で語ろう…‥そう決意して受けた面接はとても生き生きと会話ができたのかもしれない。

〜総括〜

本日、4月2日。初出勤のオリエンテーションを終えた。同期中途入社メンバーのキャリアを聞くと凄い。地方の中小企業経理出身の私にとっては良い刺激だった。こちらも刺激を与えられるようになりたい。そう思わせてくれる同期の仲間とたくさん出会うことができた。


さて、私が転職を決意してから内定をいただくまでにはちょうど2ヶ月かかった。とても長い期間のように思われたが、順調にキャリアアップを果たせたと思う。安藤様は時に厳しい。しかし、転職者が一番輝いているポイントを引き出してくれる。逆に言えば、安藤様から厳しい事を指摘されたのなら、面接官はもっと厳しい目で受験者を見ているはずだ。

私をサポートしてくれたのが、単に褒めて讃える太鼓持ちタイプのエージェントだったらこんなキャリアアップは実現しなかったと思う。転職者としてお客様気分でいるのではなく謙虚に弱点を反省し、強みを生かす努力をすることでより良い職場に出会えるのだと実感した。

安藤さんへ

本当にありがとうございました。これからは新しい職場で謙虚に努力を重ねて参ります。

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