本日現在:1092 転職体験記
No.1056

大手ホテル運営会社から、不動産デベロッパーへ

前職
大手ホテル運営会社 ホテル事業部 総合職
現職
独立系 不動産デベロッパー ホテル事業部 総合職
中田 奈々 氏 / 27歳
宮城大学 事業構想学部 事業計画学科 卒
日商簿記検定試験 2級
観光英語検定試験 2級
TOEIC 700点

私が学生時代の就職活動時に立てた目標は、会社のブランドだけではなく、どこへ行っても私個人として仕事を任せてもらえる人材になることです。中でも、移りゆく時代の変化に合わせてニーズを見つけ、自ら提案・解決していけるような仕事に魅力を感じていました。結果、ITソリューションを主軸とする企業から提案営業職として内定をいただきました。

一方で幼少期から旅行が大好きで、特に “ホテル” という特別な雰囲気が好きだったこともあり、就職活動の後半になってから一社だけホテル業の説明を聞きに行きました。“好きなことを仕事にしたら息抜きできなくなる” と、なんとなく考えていたため志望度は低かったのですが、その時説明会に来ていた当時の専務から、「うちは毎年新しいホテルを立ち上げているから、あなたが勉強してきた事業構想についての知識や考え方を是非、活かしてほしい」とお声がけいただきました。

直接 “是非あなたに” と言ってもらえたのはとても嬉しいこと、かつ、専務の朗らかな雰囲気にも惹かれ、後日面接に臨み、総合職として内定をいただき、結果としてホテル運営会社に入社しました。
入社を決めた理由は専務の言葉通り、時代の変化に伴い、新しいホテルの形を提案していく総合職として経営に携わりたいという目標を明確に持てたからです。

入社後は、自分がこれまで行ったこともなければ、泊まったこともないようなハイクラスの宿に配属が決まりました。ホテルには国内外の富裕層や海外首相といったVIPなお客様から、一生に一度のハネムーンとしてご宿泊される等の特別なご旅行のお客様までいらっしゃいます。その中で主にフロント業務や、季節の懐石料理を提供する食事処の予約業務を行いました。特にフロントや食事処でのサービス提供においては、VIPクラスのお客様を担当していた元CAの講師の方にサービス講習へお越しいただき、館全体でお客様が心地良く感じる作法や距離感を学びました。
努力が実を結び、旅行サイトにて客室や接客等5項目全ての評価で5点満点を達成したこともありました。その期間は特にお客様からの期待も大きく、日々の予約も取りにくい状態が続いておりました。

入社して4年目からは新しく役職に就き、サービスに関する後輩指導や、新入社員の教育を担当しました。これらは入社前に立てた目標の一つでもありましたので、経験を積んで次の新規ホテル立ち上げに携わる準備をしたいと考えておりました。

新しく役職に就いたことで、評価維持のためのサービス指導の他にも、現場の労働環境改善を目標に掲げ、そのための業務改善も並行して行っていきたいと直属の上司と共に考えておりました。しかし、直近で代わった支配人との方針の違いから遂行するのに時間が掛かりましたが、これも勉強のひとつと考え、1年間現場での業務改善に努めました。

その後、意を決して前任の支配人に今後のキャリアについて相談した結果、本社で頑張ってみてはどうかとの提案をいただきました。しかし入社時より一貫して、現場にて新規ホテルの立ち上げや運営に携わることが目標であったため、本社での業務に対して目標を見い出すことができませんでした。その頃から大手のエージェントにも登録し、少しずつ転職活動を始めていきました。

担当カウンセラーの方に求人案件の紹介、ご指導をいただきながら、大手不動産が立ち上げたベンチャー企業の面接に臨みました。シェアオフィスで接客の業務経験を活かしながら、新規オフィスの立ち上げに携わることが出来るという点で、自身の希望を叶えることができるかもしれないと考えたためです。
一次面接は通るも、そこで自分がいきいきと活躍しているイメージが持てず、不安を感じ始めました。この時一人のカウンセラーの意見だけではなく、もっと幅広く意見を貰い、自身の転職先について考えたいと感じたため、何社かのエージェントに連絡をしました。その中でも実際に会ってご相談させていただきたい、と感じたのがエリートネットワークの転職カウンセラー小中出さんでした。

最初のカウンセリングでは、約2時間じっくりとお話をさせていただきました。仕事の話もありましたが、学生時代の話をする時間が多かったように記憶しています。
カウンセリングに伺った時、小中出さんから「声が小さく、元気がない」と言われてしまいましたが、学生時代まで続けてきた趣味やアルバイトのかけ持ち、部活動の経験から「本当はしっかり働いて、しっかり稼ぎたいんだよね?」とあっさり言い当てられてしまったことには驚きました。
私が言葉にできていなかった私自身の希望や深層心理を、小中出さんによって明確にしていただけたので、大体の転職の軸が出来上がりました。(私が仕事についてひとつだけ拘った点は、5年間の接客の経験を活かして、新たな分野に挑戦したい、ということでした)

その後は小中出さんに様々な企業をご提案いただきながら、順次面接に臨みました。カウンセリング後から実際に面接を受けるまで、とてもスムーズに日程を調整していただき、遠方かつシフト制の不定期な休みでも間隔を空けることなく面接を受けられたことが、モチベーションを維持するにあたってとてもありがたかったです。

面接に進んだ際には、志望動機書の添削をしていただきました。自分が伝えたいことをまとめた後に、実際に採用担当者とお話されている小中出さんからアドバイスをいただくことによって、ズレを修正することができました。そして、添削後は小中出さんにご指導いただいた通り、面接の直前まで何回も口に出して練習していました。

一番難航したのは企業研究です。
学生時代の就職活動の時もそうでしたが、HP上の情報だけではなかなか5年後、10年後の目標を考え、面接で掘り下げて伝えることは難しいと感じていました。企業の中にはキャリアモデルとなる先輩の紹介をしている企業もあったので、その部分を読み込み、自分の転職活動の軸と重ね合わせるための参考にしました。

今回、小中出さんからご紹介いただいた企業については、社風や働き方、どんな方が働いていらっしゃるか、どのような人材を求めているか、そして小中出さんが自分をどのように売り込んでくださっているのか、といったところまで丁寧に教えていただきました。また、自分で調べてみて疑問に思ったことに対して面接前にご教示いただく等、全面的にバックアップしていただきました。
ここまで頼ってしまい大丈夫かな?、と心配になるくらいでしたが、お忙しい中でも必ずメールや電話でご返答くださるので、本当に頼りになりました。

今回の転職活動では、学生時代の就職活動と同様に、自分が働くであろう場所に足を運び、実際に一緒に働く社員の方と会うことを大切にしていました。
面接が進んだ際に「店舗で働かれている方とお話したい」とお願いし、可能であれば直接お話を伺いに出向きました。直接お会いし、お話しすることによって、現場社員の方々の雰囲気が私の思い描いていたイメージと違うこともありました。
実際の現場の様子や従業員の方々の表情を確認するのはとても大事だと思います。同じ業種でも、明るく元気な職場もあれば、落ち着いた環境で静かに働いているところもありました。

現場に行った際におすすめの質問が、「こちらで活躍されているのは、どのような方ですか?」というものです。その方が自分の将来のイメージ像に近ければ尚更、面接時にそのことを話すことができます。とは言え、面接を受ける人全員が現地の見学に行けるわけでもないので、志望度が高い企業で現場の見学が可能であれば、是非一度足を運ばれることをおすすめします。

転職活動をする中で参考になればと思う点は、応募する業界・企業選びについてです。
私が小中出さんから最初にご提案いただいた業界は不動産でした。私自身、不動産業界への先入観があり、不安な気持ちを伝えたところ、その10倍くらいの魅力を教えてくださいました。このことから、小中出さんはプロとして企業研究をされており、実際に企業で働いている方とお話をされた上で、私に求人案件をご提案してくださっているのだから、まずは先入観を持たず挑戦してみよう!と考えるようになりました。

面接時に「カウンセラーさんに紹介されたから面接にきたんでしょ?」とおっしゃる面接官の方もいらっしゃいました。ですが、受け身で面接に来ているわけではないので、「働き方や社風を紹介していただき、是非お話を伺いたいと思いました!」と前向きに臨んでいる気持ちをアピールしていました。

何社か受けていく中で「これは同じホテル業だから躊躇うかもしれないけれど、育児と両立している女性が活躍されている企業だから」と、不動産を母体とした企業のホテル事業部をご紹介いただきました。結果的にはこちらに内定をいただき、入社を決めることとなるのですが、不動産賃貸を主軸とした企業ということから収益が安定している点が魅力で、さらに小中出さんから先方へ、私が事業の立ち上げに携わりたい、というお話を伝えていただきました。その上で、まずはお話を、とカジュアル面談の場を設けてくださいました。

そこでは、仕事内容の話だけではなく、ホテル事業部に入った際には事業の立ち上げに携わることで数字に関するスキルを身に付けられること。そして、それは仮に同社を離れることになっても、一人前のビジネスマンとして役に立つスキルである、というものでした。
初回の面談でキャリア形成のお話が中心となったのは初めてだったので、小中出さんから事前に伺っていた『人を大切にする企業』というのはこういったところに表れているのだと、とても良い印象を抱き、それからは第一志望に変わりました。
今思えば、ホテル業は前職にて待遇や拘束時間の厳しさから、もう受けるのは辞めようとも考えていたので、小中出さんに紹介していただくことが無ければ、応募もしていなかったかもしれません。

こうして徐々に選考が進んでいくも、私は前職に勤めながらの転職活動だったため、出勤すると目の前の仕事にモチベーションを持っていかれてしまい『転職する』という強い意志を持つまでに時間が掛かってしまいました。
そうした時は、転職したらどんなメリットがあるかを考えると良い、と小中出さんよりアドバイスをいただきました。そのため、ノートに箇条書きで思いつく限りのメリットを書き綴り(プライベート含めて)、その項目を目で見てわかるようにすることで「面接を乗り越えたらこんなに良いことが待っている!絶対転職しよう!」と気持ちを切り替えることができました。

思い返してみて一番大変だったのはこの時期だったと思います。客観的に自分の状況を見れば転職をした方が将来のためにもなると分かっているのですが、職場に戻れば先輩後輩と何気ない会話で笑い合ったり、いつもお越しいただいているお客様には「いつもあなたがいてくれてうれしい」とのお言葉をいただく度に心が痛みました。それでも何故転職を選ぶのかという目的を何度も思い出し、自分に言い聞かせ、出勤日と休みの日とそれぞれで転職活動をする際に気持ちを切り替えていくことを意識しました。
自分だけではダメな時は小中出さんに背中を押してもらい、面接の直前に朝から電話をかけていただいたこともありました。

やはり私のような転職希望者が多いのか、小中出さんはやる気を引き出させてくれるのが上手です。どんなことに悩んでいるのかも、すぐ察してくれます。そして、私の心配を一掃してくださいました。
転職活動のようなエネルギーを必要とする活動を行う時には、モチベーションの維持が何よりも大事だと思うのですが、そういった時に支えてくださる方がいるのは本当に心強いです。(余談ですが、両親に電話で相談した際は、転職するということ自体をなかなか受け入れてもらえませんでした。最後は応援してくれましたが、説得するだけでも疲れてしまいました)

転職活動を終えた今改めて振り返ると、私は部活動もアルバイトも卒業と同時に終えていたため、今回の転職で初めて “辞める” という決断をしました。途中で投げ出すような気がして、とても勇気が要りました。
今転職を悩んでいる方の中には、きっと私のように初めての転職という方もいらっしゃると思います。新卒からずっとお世話になってきた方々に申し訳ないという気持ちを持つかもしれません。それでも、自分が一生懸命悩んで、考え抜いて決めた答えであれば、周囲の方々にも伝わるはずです。
私が転職活動をする前から一番心配していたことは、上記のようなことでした。職場の人員も足りないことから、辞めるのにも支配人と揉めるのではないかと思い、それが原因で転職するのが恐くなるくらいでした。

内定後は喜ぶのも束の間、今度は退職の意志を伝える方法を細かく教えていただきました。実際に内定をいただいたのが想定よりも早かったので、当時現場が忙しい時期でもあり、退職を伝えるタイミングをいつにするか迷っていましたが、次への決断をしたからにはなるべく早く伝えることが一番だと考えました。(実際にあと一週間遅ければ、先輩が先に退職届を出すところでした)
いざ万全の準備で上司に退職の意向を伝えると、私の予想とは裏腹に、「良くここまで頑張ってくれたね、ありがとう」と突然の相談に驚きながらも優しい声をかけてくださいました。涙が出そうなくらい嬉しかったのと同時に、この先上司の力になれないことに寂しさも感じました。

その後、支配人や役員との面談を経て、引き留められはするも最終的には私の決めた道を応援してくださいました。(1時間半にも及ぶ面談の中で退職の理由や今後の展望を聞かれたため、事前に対策として教えていただいた方法を貫き通しました)
退職に関しては、自分ひとりで進めていたら相手になんとか納得してもらうだけで労力を費やしていたと思います。そのため、状況によって小中出さんに何度もアドバイスをいただけたことが、今回穏便に退職することができた成功要因だと考えています。

現在退職日を2週間後に控えていますが、職場の皆さんにも応援していただいており、感謝の気持ちが増すばかりです。正直、嫌な思いをして辞めるのだろうと想像していたため、「辞めてしまうのが残念」、「あなたなら次の職場でも活躍できるよ!」と温かい声をかけていただけることを本当にありがたく感じています。

転職活動をしてみて改めて実感したことは、転職は仕事を変えるだけではなく、今までの人付き合いを含めた周りの環境が変わるということです。今までどれ程の人にお世話になり、応援してもらったかを再認識する機会となりました。やはり今まで支えてくださった方々と別れ、新しいことにチャレンジするということには不安もあります。それでも私は自分自身が大切にしている “感謝の気持ちをもって、挑戦し続ける” という信念を貫き通すために悩みに悩んで決断をしました。
いつか今の自分を振り返った時に「あれは必要な決断だった」と言えるよう、次の職場でも後悔のないように全力で突き進みたいです。

最後になりますが、小中出さんが声をかけてくださらなければ、今も転職活動に時間を費やしながら、日々不安を抱えて働いていたかもしれません。気力がなくなっていた私を勇気付けて、ぴったりな企業を紹介してくださった小中出さんには感謝してもしきれません。何よりも、小中出さん自身がいきいきと楽しそうにお話してくださる姿に感化され、また私もそんな風に働きたいと思わせてくれました。本当にありがとうございました!

転職で悩まれている皆様が、これからの人生の転機に大きな一歩を踏み出す勇気を持てるよう、心より応援しております。

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