【Big4監査法人】
アドバイザリー業務
【途上国の日本政府在外公館】
ODA事業担当
柴田 凜香 氏 32歳 / 女性
学歴:私立大学 国際政治経済学部 卒
英国の大学院(国際保健学)修士課程 修了
※最優秀卒業論文受賞
IELTS 7.5点
高校生の頃から漠然と国際協力分野でのキャリアを目指していたこともあり、学部在籍時にはアメリカの州立大学への留学や国連機関でのインターンを経験しました。
卒業後は途上国で現場経験を積みたいと考え、在外公館での勤務を行いました。
就活の際は、第一志望にまず出願をして運よく内定をいただいたこともあり、日本での就職活動をあまり経験しなかった為、今回の転職活動にわずかな不安がありました。
在外公館では、赴任先の政府や地方自治体から上がってくる幅広い支援要請に対して、現地調査・評価を行い、採択された案件に対しては事業の進捗管理や実施支援を行っておりました。日本の民間企業と連携した事業の形成・実施業務にも従事しました。
教育や保健等、多岐にわたる国際開発領域の案件立案から評価業務まで、一連のサイクルに従事した経験や、英語で現地調査・折衝・交渉を行った経験を通じて、国際協力分野で必要な英語力や実務能力を総合的に養いました。
前職で国際保健領域の案件を数多く担当したことをきっかけに、国際保健領域の専門性を高めたいと考え、海外の大学院の修士課程に進学しました。
前職で担当していた事業は、ワンオフやスポット的な支援であったことから、裨益対象者の人数や裨益効果が限定的で、医師不足等の根本的な問題の解決にまで至らないもどかしさがありました。このことから、より多くの住民に裨益する上流の政策に対する支援に従事したいと考え、国際保健政策領域の調査・評価・提言に従事できるようなシンクタンクやアドバイザリー業務への転職を希望しました。
パブリックセクターから民間(民間未経験)、未経験のコンサル・アドバイザリー業界への転職だったことに加え、譲れない軸としてこれまでの研究と実務経験を活かせる国際保健領域の業務、かつ上流政策に携わることのできる業務がありました。
その為、転職活動は長期化・難航するであろうと予想していましたが、幸運にも希望していた企業様から約3ヶ月で内定をいただくことができました。
今までの経験やキャリアを変えることはできない中で、自ずと最終的にはこれまでの経験を強みとして評価して下さる企業とご縁があるのだと感じました。
私の場合、修士課程での研究経験であっても、企業からは良くも悪くも「研究畑の人」という見られ方をすると感じる場面が多くありました。研究歴と実務経験のバランスによるものかもしれませんが、ご縁が無かった企業からは実際に「シンクタンクといっても研究所ではないので、研究色の強い方よりも事業会社等で実務経験のある方を採用している」といったコメントをいただいたこともあります。
一方で、内定をいただいた企業には、専門領域に関する知識や研究経験を重視・評価していただいていたと感じています。
この経験を通じて、転職活動においては、これまでの経験と企業のニーズとのマッチングの要素が大きいということを改めて実感するとともに、私のようなバックグラウンドの方は、研究の経験・実績・養ったスキルを強みとしてアピールできるように、熱意を持って取り組んだ研究(卒業論文等の研究テーマ、研究手法、成果)について、説明できるように準備しておくことが大事だと感じました。
また、転職活動の初期段階で(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの前田様に「採用に至らなくても、ご自身の今までの経験や実績が否定されたわけではない」というような励ましのお言葉をいただいていたので、最後まで前向きに転職活動を進めることができました。
今回が初めての転職活動でしたが、無事に希望していた業種・企業に内定をいただくことができました。
前田様には応募書類の作成〜面接に至るまでに浮かぶ細かい疑問や懸念事項(面接での回答、内定後の待遇等)についても、これまでのご経験や応募先企業様に直接ご確認いただいた情報をもとに、迅速かつ的確なアドバイスをいただきました。
面接日の直前であっても質問事項や面接練習にご対応いただけたことで、常に不安要素がクリアになった状態で選考に挑めていたことも、転職活動が上手くいった理由の一つだと感じています。
改めて、ご担当いただいた前田様には、転職活動の初期から入社に至るまで伴走していただき、終始細やかなバックアップをいただけたこと、この場をお借りして心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
クライアント企業との太いパイプと採用実績・高い定着率で財閥系企業や上場企業を中心に各業界の大手企業各社から評価を頂いており、ハイキャリアの転職支援実績が豊富にございます。
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