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東大卒理系修士、リスク管理の経験を活かし、メガバンクから総合商社へ

東大卒理系修士、リスク管理の経験を活かし、メガバンクから総合商社へ

No.1468
  • 現職

    東証プライム上場 総合商社 リスク管理部部門

  • 前職

    メガバンク リスク管理部門

中嶋 総一 氏 35歳 / 男性

学歴:東京大学大学院 工学系研究科 修了
簿記二級
証券アナリスト(二次試験合格)

① 新卒での就職の時の志向

新卒の際は、給料が比較的高い、数理的素養が活かせるという志向で職探しをしていました。理系の学生でしたが、メーカーと金融を主に見ていました。
当時は東日本大震災があり、採用スケジュールが流動的だった中、最も早く内定が出た銀行に入りました。

② 入行したメガバンクでの担当業務、体得スキル

<担当業務>
支店・法人営業
リスク管理業務(リスクアセット計測、システム開発、与信管理ルール策定、ストレスロス算出等)

<体得スキル>
支店・法人営業:基本的な財務諸表の理解、銀行の提供商品の知識
リスク管理:リスク計量の考え方、規制文書の読み方、システム開発ノウハウ、エクセル・アクセススキル、物事を整理する力

③ 今回転職するに至った背景や理由

2点あります。
働き方が自分に取ってサスティナブルではないと感じたことと、IT環境が自分に合わなかったことです。

働き方に関して、銀行は出世し続け無い限り出向となりますが、無尽蔵の体力・忠誠心のある人達と競い合うのは得策ではないと感じた為です。
同じ労力を注ぐなら、他に良い道があると考えていた矢先、他業種で働く友人や総合商社で働く配偶者の話を聞き、銀行より仕事内容・労働環境の良い選択は現実的に存在すると知り、転職活動を開始しました。

IT環境に関しては、PCの速度が遅く、作業が頻繁に中断する状況は、マルチタスクが苦手な自分には合わなかった為です。

④ 転職活動でこだわった軸、感じたこと

譲れなかった点:使用するPCの速度が遅くない、過度な残業が無い。

拘りを捨てた点:年収水準
累進課税の影響で、少し額面の年収は減っても手取りの影響は額面の減少幅の半分程度なので、あまりこだわっていませんでした。
減少幅の許容度は、複数のシナリオ計算をすると現実味が出て安心だと思います。

⑤ 転職活動を通じて気づいた点や反省点等

<気付いた点>
3点あります。
一人で悩まず相談するのが重要なこと、書類選考で高評価だと面接がウェルカムな雰囲気になること、そして年収水準に対する自分の考え方が明らかになったことです。

志望動機や面接練習で悩むことも多いと思いますが、転職カウンセラーや家族や友人に相談した方が良いです。他人からみたらしょうもないことで悩んでいたりすることもあるので、他人の力を借りる方が絶対スムーズだと実感しました。

応募先にとって、職務経歴書の点数が高いと面接がかなりウェルカムな雰囲気になるので、相手の課題にマッチすることをイメージさせるような書類を準備できるとよいと分かりました。

応募の際は年収が多少下がっても良いかなと思いましたが、いざ転職先を決めるとなるとやはり気になるものでした。現職より高いオファーだと嬉しいので、応募時は幅広く応募して、内定を取ってから年収以外の基準も含めて吟味するのが良いと思います。

<反省点>
早めの損切、スケジュールをしっかり立てる、手段選ばず応募先の情報を得る、本心でないことは言わないという4点が反省点です。

応募書類提出先のうち、通る可能性の低いものは、無理して書類を準備せずに損切したら良かったと感じました。
仕事が忙しい場合は、本当に行きたい企業に労力を絞ることが大切だと思います。

また具体的な転職スケジュールは、書類応募する段階で実現可能なものに調整することをお勧めします。
面接は時間も気力も使い、急な業務増加もあるので、1日に複数入れるのは現実的ではないです。
何をいつまでにどの程度準備・練習するかを入念に相談することが重要です。仮に全部書類が通って本当に現実的に面接できるスケジュールかを検証しないと、戦略通りの転職活動ができなくなります。

希望先に知り合いがいるなら、何が課題で募集しているのか、自分が描くキャリアプランは現実的かを聞くことをお勧めします。
久しく連絡を取っていないような薄い繋がりの人でも、ダメ元で聞いたほうが良いと思います。

志望動機を伝える際に、聞こえは良いが自分の本心で無いことを言うと必ずどこかでぼろが出ます。自分の本音の想いをきちんと伝える方が良いです。
とはいっても、逆に想いを伝えようとし過ぎて変なテンションになるとそれも失敗に繋がるので、平常心で面接に望むのが最も大切だと思います。

相手を説得できそうな理由且つ本心というものを準備してください。(本心だけだと、相手のイメージと合わないかもしれないので、難しいですが。)
(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの篠原さんと練習した時、「志望動機は理屈は通っているけど、中嶋さんの気持ちがこもっていない」と助言がありました。
面接本番で思い切って本心をさらけ出して話したら、緊張せず、相手も納得した様子がありました。

これらは転職活動以外の場面でも出てくる弱みだなと感じたので、今後改善を図ろうと強く感じました。

⑥ 次の職場に賭ける意気込み

まずはこれまでの経験が活かせる業務にアサインされたので、期待された役割を果たすことに注力します。
その後、仕事の幅を広げてステップアップしていきたいです。

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