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経営企画畑のMBA、42歳で専門商社から人材サービス会社へ

経営企画畑のMBA、42歳で専門商社から人材サービス会社へ

No.1437
  • 現職

    総合人材サービス企業 経営戦略本部 経営企画担当

  • 前職

    大手新聞社 販売部 営業渉外担当・販売会社の経営管理
    →情報サービス・メディア運営企業 HRマーケティング部門 営業統括
    →東証プライム上場 機械系専門商社 経営企画部門 経営企画リーダー

中根 紳吾 氏 42歳 / 男性

学歴:三重県立 四日市高等学校 卒
名古屋大学 経済学部 経営学科 卒
一橋大学大学院 商学研究科 経営学修士コース(MBA) 修了

はじめに

この度、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの杉本様にご支援頂き、大手人材系企業の経営企画ポジションに転職を果たすことができました。
拙い文章ではありますが、私の体験記を以下に記します。皆様が転職活動を検討される際の一助となれば幸いです。

転職活動のきっかけ

今回、私が転職活動を始めた動機は以下の3点です。
① 前職の会社内で実務経験を十分に積めた
前職の企業では約7年間在籍し、経営企画、事業企画を経験し、成果も出すことができました。自分自身としては手応えを感じると同時に、最近は仕事に物足りなさを感じていました。
次第に、現時点を一区切りとして、次にステップアップしたいという気持ちが強くなりました。

② 自分の専門性をさらに極めたい
前職までの直近10年は企画職のキャリアを積んできました。
これまでの経験を振り返り、経営企画ポジションでさらに専門性を極めたいと考えるようになりました。

③ 働き方を変えたい
現職の職場において人員不足が恒常化しており、残業時間が多い状態でした。改善を求めておりましたが、一向に改善されない状態が継続していました。
また、前職では硬直化した人事制度のため、副業が認められない状況でした。自身の年齢も40代半ばを目前に控え、定年後の働き方を模索すべく、残業時間を減らし、副業にチャレンジ可能な企業を探していました。

エリートネットワーク杉本様のサポート

今回の転職活動は3度目となりますが、今回も杉本様にご支援頂きました。
「今回も」というのは、前回、前々回の転職活動でも杉本様にご支援頂いた経緯があるからです。
杉本様には単なるエージェントとしてだけではなく、メンターとして、私自身のキャリア構築に対して定期的にアドバイスを頂いていたという認識を持っており、非常に心強い存在です。
初めての転職活動を支援頂いてから10年以上が経過していますが、杉本様とは継続的にコミュニケーションを取る機会を頂戴しています。
そのため、私自身の性格や嗜好をご理解頂いているという安心感があります。

転職活動の成果

今回の転職活動では約30社にエントリーしました。
このうち、約半分が面接まで進み、3社から内定を頂きました。
最終的に、副業可能な大手人材系企業に決め、念願の経営企画ポジションにも就くことができました。

エントリーが多い理由は、なるべく多くの選択肢から、最も自分に合いそうな体質の企業を絞り込むためです。
コロナ禍の環境下で採用面接はほぼオンライン面接に移行したため、就業中の業務に支障なく、効率的に転職活動を進めることができたのはラッキーでした。

転職活動を成功させるために必要なこと

今回の転職活動にて感じたことは、4点あります。
①転職活動の目的を明確化する
最初に、転職によって得たいものを明確にする必要があります。
職務経歴書を書き上げる過程で明確化し、複数挙げられる場合は各項目に優先順位をつけておくことをお奨めします。

②職務経歴書を定期的にアップデートする
これは私自身の反省ですが、職務経歴書については1年に1回は更新して振り返る機会を設けておけば良かったと痛感しました。
定期的にキャリアの棚卸をすることで、自分のキャリアで欠けているものが分かり、キャリア構築をより主体的に考え、行動するようになります。
また、普段からキャリアについて考え続けていれば、キャリアの方向性についても自ずとクリアに見えてくるのではないかと思います。

③自分に合ったエージェントを探す
時間が許す限り、複数のエージェントと接触して、信頼できるエージェントを選ぶと良いと思います。
「信頼できるエージェント」というのは、自分のキャリア形成に中長期視点で支援を頂けるパートナーになりうるエージェントを意味します。
現時点で転職の意思はなくても、転職したくなった時を想定した準備をしておくと良いかと思います。

④異業種企業に目を向ける
可能な限り、現職とは異なる業界の求人にも目を通し、変な先入観を持つことなく、応募した方が良いと感じました。
転職を志す理由にもよりますが、現職の業界よりも成長している市場は沢山あり、同業種にこだわる必要はないかと個人的には思っています。
応募にあたっては、業界や企業のことを調べてから面接に臨むかと思いますが、丁寧に調べていくと、予想以上に興味深いポイントを見つけることができ、きっと良い出会いが生まれると思います。

最後に

転職活動を通じて、自分のキャリアを創り、年収を上げていくことは当たり前の時代となりました。
前回転職した7年前と比較して、転職活動自体が大きく変容していることを今回の転職活動にて改めて実感しました。
ぜひ「信頼できるエージェント」と共に転職活動を乗り越え、ご自身の目指すキャリアを創り上げていかれることを願っています。

末筆ではありますが、杉本様のご支援を頂いたことにより、今回の転職活動でも念願のポジション及び働き方を手に入れることができました。
改めてお礼を申し上げます。

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