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外資アカウンティングMgrから、日本企業の経理課長に

外資アカウンティングMgrから、日本企業の経理課長に

No.870
  • 現職

    東証一部上場 人材ビジネス会社 経理部 課長

  • 前職

    外資系 通信販売会社 アカウンティングMgr

水澤 勝幸 氏 44歳 / 男性

学歴:専修大学 商学部 会計学科 卒

外資系企業の経理部に勤務し、数年経過後、転職活動を開始した。
前職は国内メーカーの経理部で、十数年勤務し、日本企業の文化で育った私にとって、外資企業の異文化には馴染めなかった。

外資は、自分の仕事範囲をはっきりさせる。部下に業務経験のステップを上げるための仕事を配分しても、「私の仕事でありません!」 ときっぱり断られる。そんな経験は初めてだった。
実際の経理部メンバーも、「固定資産のエキスパート」、「税務のエキスパート」 などの部分的な知識を持った人材は居るが、経理を総合的にみることができる、あるいは、経験している人材はほぼ居なかった。
「総合的な人材を育てれば良いのに」 と考えたが、新しいことに挑戦するリスクを計算するメンバーが多く、それを拒んだ。何より、上層部に既存社員を育成する意思が少なかった。

役員・管理職は、常に入れ替わり、去る者は外資系に転職し、来る者もやはり外資系からやってくる。
会社や部門の方針は、その都度リセットされる。更に新しい者が親会社からの出向者である外国人の場合、日本の市場を理解するまでに時間がかかる。

既存社員を育成するより、空いたポジションに、外部からその都度人材を充てる仕組みであることに気付き、マネジメントのスタンスを変えるべきと気づくまでに時間が掛かってしまった。
さらに、退職する管理職の 7〜8割は、会社都合退社が多く、労務係争に陥ることも多かった。

私は転職を急いでいるわけではなかったが、今の会社が顧客第一ではなく、結果的に、社員は保身を第一に自分だけの立場を守る人間が多くなってしまった。私はそういう雰囲気に嫌気がさしていた。
当然、すべての外資系企業が上述のような環境ではないと思うが、結局は自分には外資系が合わないとの結論に至った。

今回、「良い国内法人の求人があれば何時でも」 とのスタンスで、エリートネットワークさんに相談し、活動を開始した。

昨今、転職市場は 「売り手市場」 との認識であったが、純粋な日本企業での経理部門の管理職の求人は、少ないだろうと思っていた。
また、自分のキャリアを考えれば、外資系企業であれば、すぐに見つかる自信はあったが、国内企業が求める人材でないと思っていた。

このような状況の中、歴史のある日本企業の求人を見つけ、可能性が低いのでは と思いながらも応募したところ、幸いにもご縁があり、3度の面接後に内定を頂いた。
最初の面接で、面接官と話した際、「この人と一緒に働きたい」 と感じる程、楽しい面接だった。このような感情になることは初めてだった。
日本企業の雰囲気を久しぶりに感じたからかもしれないが、労働市場がどうあれ、出会いは、その時々のタイミング次第と思えた。

実は、今回の転職で、エリートネットワークさんにお世話になったのは、2回目となる。
エリートネットワークさんは、私の仕事への考え方や将来への展望など、をカウンセリングの中で汲み取り、またよく考えて下さるので、ご担当者様には絶対の信頼を持っていた。
他社エージェントで転職活動することは、そもそも選択肢になく、久しぶりにご担当者様とやりとりできることも楽しみの一つだった。
活動中は、迅速、且つ、的確なアドバイスを頂きながら、実現したかった転職、自分に合った会社とをマッチングして頂いた。

エリートネットワークさんの一番の特徴は、「率直なご意見を下さり、人間味の深い活動ができる」 ことだと思う。

これから転職活動を始める方、特に、エリートネットワークさんを通じて転職活動を始める方へ
「面談」 では、実現したいことや、現状やキャリアを思いのままに伝え、二人三脚で、企業の 「面接」 に挑戦することをお勧めします。

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