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外資へ新卒入社し、限界を感じ日系の銀行へ転職

外資へ新卒入社し、限界を感じ日系の銀行へ転職

No.867
  • 現職

    日系大手銀行  法人営業担当

  • 前職

    業界シェア世界No.1 の外資系企業  本国 (ヘッド・クォーター)  企画部門

中小路 峰雄 氏 35歳 / 男性

学歴:旧・帝国大学 社会科学系学部 卒
英国有名大学 MBA
米国公認会計士
TOEIC 900点
IELTS 7.0点

これまで日本支店採用で、外資系企業2社 (同一グループ企業) に勤め、それぞれで日本支店勤務の後に、本国の本社勤務を経験して参りました。本社に勤めること自体は光栄な一方で、難しいのは日本支店に戻った後のキャリアプランです。1社目におけるキャリアプランに関する問題は、関連会社の東京支店に転籍し、業務の幅を広げるという選択でやり過ごしました。7年間勤めた1社目で 「箔」 をつけることの重要性を感じ、転籍後すぐから米国公認会計士試験とパートタイムのMBAコースに連続して取り組みました。

もともと財務会計に興味があったがゆえの選択で、これらの学習を通じて、2社目では多様なチャンスを掴み、中長期的に働きたいという希望がありました。そのおかげか、転籍2年目で本社企画部門に異動できました。ただし、本国への駐在契約には期限があり、また、現地契約に切り替えることにも躊躇したため、最終的に日本支店へ帰任しました。この動きの中で、今後のキャリアを考え直した結果、日本支店では職務の幅が限られることから、再び転職を意識するようになりました。似たような葛藤を2回経験したため、次は日系企業を第一に考えるようになりました。

日本に帰国した後、知人がエリートネットワークさんを通じて転職を決めたと聞き、興味本位でホームページを拝見してみました。20代の後半あたりから関心を持っていたプロジェクトファイナンスの求人に目が留まり、応募資格もどうにか満たせているように見えたため、早速コンタクトを取ってみることにしました。年の暮れでしたが、すぐに転職カウンセラーの小中出様に面談の機会を頂き、2時間近くじっくりとお話しすることが出来ました。応募した2社共に、書類選考が数日で済み、2016年の年明けから面接に入りました。12月半ばには予想していない、スピード感溢れる流れでした。

幸運なことに、面接では形式的な質問が多少ありながらも、会話のキャッチボールを通じて話を広げる形だったため、やりやすさを感じると同時に転職への不安も和らぎました。用意した想定問答集は、これまでの経歴の棚卸しや、今後の選択の優先順位づけにも役立ったと思います。

今回の転職活動は多くの求人案件について面接プロセスの話をする機会はありませんでしたが、スムーズに決まったということはそれだけ的を射た素晴らしいサポートを頂けたからだと思っております。金融業界未経験で35歳という年齢は不利であったはずですから、陰ながらにご尽力頂いたのでは、と拝察します。選考中も、アドバイスや励ましを多く頂き、最初は内定が取れるか半信半疑だったところに自信を与えて頂きました。過去にお会いした他社エージェントさんには、この種の求人案件を薦めて頂いたことはなく、話をしていても足並みが揃わないことの方が多くありました。最後まで 「縁の下の力持ち」 に徹して頂き、問題なくスムーズに転職活動を終えたことは本当にありたがいことだと感じる次第です。

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