本日現在1549
/ バックナンバーも全て読めます

米国駐在員、日本へ帰国するために転職

米国駐在員、日本へ帰国するために転職

No.844
  • 現職

    一部上場 電気メーカー   営業統括本部 マーケティング部

  • 前職

    一部上場 総合電機メーカー   米国現地法人駐在員

吉川 勉 氏 50歳 / 男性

学歴:国立大学 工学部 卒
国立大学大学院 工学研究科 修了

私は日系の大手メーカーのアメリカ駐在員として長年勤めた後、そのままアメリカで中小企業に転職しておりましたが、今後のキャリアを考える上で不安定な企業の中でのポジションを継続するよりは日本に帰国して転職することを希望し、(株)エリートネットワーク様他いくつかのエグゼクティブサーチ会社に相談させて頂きました。キャリア転職においてはマッチするオープンポジションが出てくるのを気長に待つというのが通例のようであり、実際たまたまオープンとなったいくつかの企業のポジションを紹介してくれるサーチ会社がございましたが、画一的な募集要項の中では、自分自身のキャリアを生かし又望ましい給与レベルとマッチする案件はなかなか出てこない状況でありました。また自身としてもある程度妥協できるかなというレベルの企業もありましたが、結局採用には至らないということもございました。

その中で(株)エリートネットワーク様は、ポジションがオープンになるのを待つのではなく、逆にいくつかの上場企業の人事部にプロアクティブにコンタクトを頂き、全く公式にポジションを募集していない企業の人事部に交渉頂くということを行って下さいました。その企業に関しては、私自身の希望する業界及び職務内容をベースにリストを作成した中の企業様であったので、(株)エリートネットワーク様にコンタクト頂いた次第です。その為初期段階ではフィックスした給与レベル、ポジションやタイトルの設定のない中で選考を進めて頂くという形になり、少々不安な面もありましたが、最終的には2回の面接を経て採用頂くという結果になりました。面接に関しては、どちらかと言うと固い日本企業ということで、スカイプなどでの面接は不可となっており、面接のためにアメリカから一時帰国ということで時間及び費用の面でかなりの負担にはなりました。ただし面接自体は、非常に紳士的に私自身のキャリアを確認するという形で、特に厳しい点はありませんでした。

前職の退職に関しては、引き留めもありましたので、転職時期の調整に非常に苦労をしましたが、最終的には円満に退職することができました。基本的に日本企業への転職ということですので、住宅手当などのサポートが充実しており、在米時に受け取っていた給与レベルとほぼ遜色ない給与を頂くことができております。やりたい仕事ができると共に、給与・待遇の面でも十分なレベルになっていることに関しては、これまでのところ満足しております。またオフィスの場所及び職場環境に関しても、ありがたい事にこれまでの米国の中小企業ではあり得なかった申し分ない状況になっております。

採用に至った決め手は、それまでのキャリア上の実務経験及び日米に渡る人脈ということになると考えておりますが、基本的に面接に至る前の書類選考のハードルは非常に高い中で、(株)エリートネットワーク様の各企業の人事部との強いコネクション及び交渉力によって面接まで至るということになった訳で、その点は他のエージェントとは全く違う活動になっていると考えています。但し重要なポイントは、どのように他の候補者と差別化できるか、又そのポイントが如何にその企業のビジネスに貢献できるかということも考慮する必要があり、その点(株)エリートネットワーク様と話す前段階でもクリアにしておく必要はあるかと思われます。

今回の米国からの転職活動では、面接のセッティングから時間調整に至る迄、大変お世話になり、改めて感謝申し上げます。

この転職者を担当したカウンセラーに
転職相談したい

この記事をご覧になったあなたに

関連する転職体験記

転職体験記を絞り込み検索 全ての記事一覧は
こちら