本日現在:1156 転職体験記
No.787

27歳経理職、客先常駐から、上場企業の自社経理職へ

前職
一部上場 アウトソーシング会社 経理担当 (客先企業での常駐)
現職
ジャスダック上場 調剤薬局チェーン本部 経理担当
道下 香代子 氏 / 27歳
慶應義塾大学 経済学部 卒
日商簿記検定 2級

はじめに

私は、今の会社にいても今後成長していく自分の姿が想像できず、将来に対して漠然とした不安を抱いていました。時間が経つにつれ、「変わらなきゃ」 という気持ちは強くなっていくものの、自分の経歴に自信が持てず、英語も苦手で、特に興味がある業界や強みとしている業界といったものも無かったため、転職活動を始める前は、「まだ職歴も2年とちょっとだし、私が魅力的だと思う会社から正社員として内定を頂くなんて、難しいんだろうな……」 と思っていました。

実際にやってみると、もちろん苦労したことはありましたが、「意外と早く決まったな」 というのが正直な感想でした。職歴の浅い私でも、応募が出来る会社は思っていたより沢山ありました。また、最初は会社名を聞いてもピンと来なかったような会社でも、調べてみると魅力的だと思える会社も沢山ありました。何も行動せずに将来を不安に思い、転職をとてもハードルの高いものとして捉え、焦っていた自分が、なんだか滑稽に思えたくらいでした。
実際に入ってみないと分からないことの方が多いとは思いますが、まずは今の会社にいるよりも転職先の会社の方が、自分のスキル面でのステップアップや給料アップが出来ると確信しているので、自分の転職活動にとても満足しています。

新卒時の就職活動

私は、大学時代には就職活動をしたことがなく、卒業して2年目の6月から就職活動を始めました。卒業後働かずに何をしていたかと言うと、公認会計士の資格の勉強をしておりました。勉強を始めたのは大学3年の頃からでした。周りで目指している友人も多く、もともと気になっていた資格であること、また、将来的には誰でも出来るような仕事ではなく、一部のスペシャリストのみがこなし、他人から認めてもらえるような仕事をしたいと思っていたため、目指し始めたのがきっかけでした。

昔から、人に褒められたり、人に認められたりということが大好きでしたので、「この難しい資格を取得し、仕事にすれば、人に認められる」 と当時は思っていたような気がします。残念ながら合格することは出来ませんでしたが、勉強をして知識を得ることよりも、早く社会に出て実務経験を積んで一人前の社会人として活躍したいという気持ちが強くなった為、就職活動へと気持ちを切り替えました。

卒業後時間が経っていたため、完全な新卒採用ではなく、既卒者も採用対象とした 「第二新卒」 の枠で就職活動をしていました。
既卒者ということと、就職活動をスタートした時期が6月だということもあり、選択肢が多く与えられている訳ではありませんでしたので、応募出来るものは応募していく、といった感じでエントリーしていた気がします。書類選考の時点で、随分な数の企業に落とされ、周囲の友達と就活をしている時期が被っておらず、一人ぼっちで活動していたため、とても辛かったのを覚えています。

最終的に就職を決めた会社は、コールセンターやアウトソーシング事業など様々な形態でBtoBのサービス事業を行っている会社でした。
入社の決め手は、「部門別採用を行っていたこと」 でした。私は自分が勉強してきた会計の知識を生かしたかったので、経理業務に携わりたいと思っていました。他社の選考方法は、新卒を一括で総合職として採用し、その後営業や開発などの部門に振り分けられることが殆どでしたが、この会社の場合には採用時から、営業部門やコールセンター部門、アウトソーシングサービス部門などと分かれておりました。アウトソーシングサービス部門の中に、経理業務を含むバックオフィス系の部があり、入社前から 「経理の仕事に携わりたい」 と思っていた私にとっては、この会社に入ることが自分のやりたい道に進む近道であると感じ、入社を決めました。
また、東証一部上場で同期が230人いる大きな会社だということも、私が魅力に感じたことの一つでした。

入社後の業務内容

私は内定時から、バックオフィス系のアウトソーシングの部への配属が決まっていました。
入社して一か月は、本社で新卒共通研修がありました。社会に出たことのない私たちに、講師の方々は厳しいお言葉を下さることもありましたが、同期同士励まし合い、「やはり同期がたくさんいるって心強いな!」 と日々思っていた記憶があります。
研修の後は、いよいよクライアント先での常駐業務が始まりました。私は、上場間近の大きな会社の経理グループに常駐することとなり、その中でも支払業務担当のチームに配属されました。日次業務としては伝票の処理や海外送金の処理に追われたり、支払調書を作成したりしておりました。月次では、受付済みの伝票の試査業務や、営業担当や役員の方が持つ会社名義のクレジットカードの精算業務を行っておりました。

会社の先輩や上司はとても丁寧に仕事を教えて下さり、私がミスしてもしっかりフォローして下さいました。クライアントの社員様も優しく、仕事のできる方々ばかりで、尊敬や憧れの念を抱いていました。人間関係面では非常に恵まれていたかと思います。
ただ、「経理をやりたい」 と思っていた私にとっては、自社経理ではないため、コアな部分に触れることが出来ず、物足りない気持ちは抱えておりました。与えられている業務も、ルーティーンなものが多く、少しイレギュラーが発生すると、お客様に引き取って頂くこともありましたので、やりかけた仕事を最後までできない、「不完全燃焼感」 がありました。

また、入社して3年目の6月に異動が命じられました。異動先は、同クライアントのグループ会社で、コスト管理をしている部署でした。そちらでは、予算変更の申請を予算表へ反映させたり、予算と実績との差分の原因を調べたりしておりました。請求書が届いたら伝票を起票して経理に回したり、見積書が届いたら発注の書類を作成して購買に回したりしておりました。頭で考える業務というよりはただルールから逸脱しないように正確に、量が多いのでスピーディーに、ひたすら作業をする、といったイメージの職場でした。経理から離れたということもあり、前の部署に比べると、仕事に対する面白味を感じられずにいました。

転職の理由

私が転職を決意した理由は大きく分けて2つあります。
1つめは、自分自身の成長の為に、経理の業務について専門的な知識を増やしたり、対応力を身につけたりしたいと思ったからです。
現在私が所属している部はアウトソーシング業務を行っているため、基本的にはクライアント先での常駐業務となっています。同じフロアで勤務しているにも拘わらず、私たちに任される業務には限定される部分があり、途中まで手掛けた案件も、こじれた時には 「契約外」 のためクライアントの社員様に引き取って頂くことがあります。私はそれについて非常にもどかしく感じていました。「自社の経理であれば、もっとコアな部分にも携われて、自分自身の能力アップになるのに……このまま今の会社にいても、自分に自信や誇りを持てるような経験や能力がついてくるとは思えない。」 と頻繁に思うようになり、他社に勤めている友人と自分の 「社会人スキル」 のようなものを比べて、焦っていました。

2つめには、愛社精神を持って、一つの会社に長く貢献出来るような働き方をしたいという理由が挙げられます。お恥ずかしい話ではありますが、クライアント先に常駐しているため、自社に対する誇りや愛着といった気持ちが、あまり強くはありませんでした。反対に、毎日同じフロアで業務をしているクライアント企業への愛着や 「もっと良くしたい」 という気持ちは非常に強いものがありました。ただ、本社人事側の戦略的ローテーションの観点から、全く別のクライアントへの異動があるため、長年一つの企業の為に働くということは難しく、数年間自社以上に愛情を持って業務を行ったとしても、いずれ無関係になってしまうという環境を寂しく感じていました。「自分の会社が好き、だからこの会社で働き続けたい」 と言える人になりたいと思いました。

以上2つの点で、私はアウトソーサーとしてではなく、自社経理をすることで業務の幅を広げたり対応力を身につけたりし、また、自社への愛社精神を持って長く働きたいと思い、転職を決意しました。
また、異動後は残業時間が少なくなり (異動前後で1ヶ月あたり約30時間の差)、残業代が大幅に減ってしまったので、多少残業が増えてもいいので、給料をアップさせたいという気持ちもありました。

実際に転職活動をしてみて

転職サイトに登録したのは、入社3年目の5月。サイトに登録した後は、毎日たくさんの企業や仲介会社からの連絡が入ってきました。
その中で、なぜ(株)エリートネットワークさんを選んだかと言うと、「手厚く面倒を見てくれる」 と感じたためです。転職カウンセラーの小中出さんご本人が、企業の方に直接お会いして私のことを売り込んで下さると聞いて、他社のエージェントさんに頼むよりずっと、書類審査の通過確率が上がると思い、お任せすることにしました。

私は転職活動をする上で、業界には特にこだわりはありませんでしたが、「経理職」 「正社員」 「給料アップ」 の軸だけははずせませんでした。まだ社会人経験が浅く、業務内容もお客様企業のお手伝いのようなことをしてきた私が、そもそも書類を通してもらえるのか、という不安は非常に強かったです。第二新卒で就職活動をしていた時、書類選考が全然通過しなかったという辛い過去を思い出し、憂鬱でした。しかし、前述のとおり、転職カウンセラーの小中出さんが直接企業の方とお話をして下さったので、想像していたよりも数多くの企業から面接のオファーを頂くことが出来ました。

転職活動をして感じたことは、とにかく時間がないということです。企業のことを調べて志望動機を考えたり、質問を用意したりする事前準備を行うこと。実際にスーツを着て面接に行くこと。面接が終わったら小中出さんに報告の電話を入れ、詳細を話すこと。それが1社や2社ではありませんから、平日仕事をしている私にとっては、なかなか大変でした。これが、新卒の就職活動との一番の違うと感じた点かもしれません。

また、初めのうちは、面接のスケジュール調整にも苦労しました。
私はバックオフィス系の部門に所属していたため、平日昼間は外に出ることがなく、一日中客先常駐でしたので、日中に面接に行くことは難しかったです。そのため、面接に行くには有休を取得するか、平日昼間以外に時間を取って頂くよう先方へお願いする、といった方法をとらなければなりませんでした。

タイミングが悪いことに、私は転職活動を始めた直後、異動が決まってしまいました。その時は、私自身のスケジュールが読めなくなったため、転職活動を一旦中断することになりました。異動が決まってからは前事業所での引継のために会社を休むこともできず、また、残業が突発的に発生する可能性もありましたので定時後に約束することも難しく、面接の日程が全く調整できませんでした。異動直後も、スケジュールが読めなかったり、精神的に疲労していたりと、なかなか転職活動に時間を割くことができませんでした。せっかく書類選考を通過した企業も、すべて辞退しました。志望度の高い企業も多かったので、残念で仕方ありませんでした。

私が転職活動を再開したのは、異動してから3〜4か月後のことです。新しい職場にも慣れ始め、月次でのスケジュールの繁閑の具合が読めるようになってき、そろそろ再開したいなと思っていた頃に、ちょうど小中出さんから連絡を頂きました。びっくりしました。中断すると、その後はそのままフェードアウトされると勝手に思っており、自分から連絡を再度とったり、他のエージェントさんをまた一から探したりするものと思っていました。まさかバッチリのタイミングで連絡が来て、スムーズに再開できると思っていなかったので、とても助かりました。

再開後の転職活動では、ご紹介頂いた会社を見ると、あまり聞いたことのない会社・馴染のない会社で、「なんとなく中断前に紹介された会社の方が良かったな…?」 という印象を持ったのが第一印象でした。しかし、転職カウンセラーの小中出さんがそれぞれの会社の魅力を教えて下さったり、自分自身でも調べたりしていくうちに、その会社への志望度がどんどん高まりました。

最終的には、自分の中で、特に決まった業界を志望している訳ではありませんでしたので、どの会社もそれぞれ魅力的で、どこに行こうか迷ってしまいました。「経理職で正社員採用。給料が今より良くなれば、今年中に転職したい。」 という気持ちで臨んでいたので、それをクリアしている会社をどう優劣つけるべきか、悩みました。「給料」 「会社の将来性」 「自分に任せてもらえる業務のレベル感や、そこから見える自分の将来像」 「会社の規模、ブランド力」 「立地」 「面接の時の社員さんの雰囲気」 など、色んな条件や印象を選考中の会社や内定を頂いた会社間で比べてみました。非常に悩みましたが、いずれかの条件一つが群を抜いて良い会社ではなく、トータル的にバランスが一番良い、自分に合った会社を選べたと満足しております。

最後に

振り返ってみると、転職活動を再開してからは、怒涛の一か月でした。有休を取って、1日に2社の面接を受けたり、始業前の朝8時や定時後の20時から面接をして頂いたりと、プライベートの予定もたくさん犠牲にしました。仕事で疲れていても、暇さえあれば企業のHPを見たり、自分と向き合ったりし、どこか心がそわそわした状態で毎日を過ごしていました。その分、面接通過の連絡や、内定通知を頂いた時は、本当に嬉しかったです。疲れて投げ出しそうになった時もあったけれど、あの時転職を始めて、無事やり遂げられて、本当に良かったと思っています。

正直な気持ちを言うと、小中出さんから連絡がこまめにくることを面倒だと感じたこともありました。けれど、そこまで粘り強く、親切・丁寧にサポートして下さり、背中を押して下さる手厚さがないと、私は転職活動を忙しさや煩わしさを理由に途中で止めていたり、変にズルズルと長引かせたりしたのではないかと思います。納得のいく形で終えることが出来て、本当に感謝しております。ありがとうございました。

これから入社して、転職活動よりも大変なことに、山ほど出くわすと思いますが、内定を頂けた時の喜びを思い出し、様々なことを経験して成長していく自分の姿を想像しながら、乗り越えたいと思います。

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