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コールセンターのSV、化粧品メーカーから、アパレルメーカーへ。

コールセンターのSV、化粧品メーカーから、アパレルメーカーへ。

No.731
  • 現職

    アパレルメーカー コールセンター 主任

  • 前職

    一部上場 化粧品・サプリメーカー コールセンター SV

畠山 冬美 氏 28歳 / 女性

学歴:高崎経済大学 地域政策学部 地域づくり学科 卒
全商情報処理検定 1級
全商簿記検定 1級
全商コンピュータ利用技術検定 1級
コンタクトセンター検定  スーパーバイザー 取得

なぜ新卒時に一部上場の化粧品・サプリメーカーを選んだか

もともと一生働いていたいと思っていたので、好きなことを仕事にしたいと考えていました。また、自分たちで生み出し、発信していくということに魅力を感じ、できればメーカーに就職したいとも考えていました。ただ、学生時代の就職活動ではそれだけにこだわり過ぎないよう、少しでも気になった企業は業界問わずに受けていました。その際軸となっていたのは、事業内容に魅力を感じ、企業理念に共感できるかどうかという点でした。

そんな中で入社を決めたのは、独自のビジネスモデルと商品コンセプトを持つ化粧品メーカーでした。もともと希望する業界で志望度が高かったこと、事業内容やCSRに魅力を感じた点や、企業理念に深く共感したことが大きかったと思います。また、選考プロセスで各企業の方々と接する中で、社員の方に好感が持てたり、肌感というのでしょうか、自分と社員の方との雰囲気のマッチ度のようなことも企業選びの一つのポイントにしていた点はあります。
私が新卒で入社した化粧品のメーカーは、やはり企業理念に魅力を感じて応募や入社する人が多く、割と社員全員に対して企業理念が浸透していた会社だと思います。また、女性社員も多い会社のため、女性が働き続け易い環境が整っていて前例があるという点も、ずっと仕事を続けたいと考えていた私にとっては魅力に感じ、入社するきっかけになりました。
私は総合職としての採用だったので、ジョブローテーションが活発な環境で色々な業務を経験できるチャンスがあるという点も魅力に感じました。

なぜ退職したのか

地元で暮らしていた家族の体調が思わしくないという家庭の事情が理由になった点もありますが、仕事を続ける中で将来のことを思い描くと様々な迷いも生じてきていました。
通常、新卒入社の場合はお客様視点を学ぶため、はじめは顧客接点のできる部門へ配属となるのですが、そこで私もどうしたらお客様にもっと喜んでもらえて、会社や商品の魅力を伝えていけるだろうと必死に業務に取り組んでいました。入社の決め手となった企業理念の一つにお客様視点、お客様のためにもっと何かできないか、ということが挙げられるのですが、顧客接点部門の社員は常にこの言葉を念頭に置き、行動しています。これは決して珍しい考え方ではありませんが、きちんと社員に根付いていて行動に移している点を誇らしく思っていました。

そんな中、営業戦略の部門へ異動になり業務をしていく中で、これまで疑問に感じていたことの理由がなんとなく見え始め、お客様視点という考え方が薄く感じられるようなことが多々あり、会社の業績が創業以来最悪の事態という状況の中でも、どこか他人事の雰囲気が社内に流れていて、何のために頑張るのかという目標が自分の中で見え辛くなっていきました。仕事は好きだし一緒に頑張っている仲間もいる、入りたくて入った会社のはずなのに、いつの間にかこのままでいいのだろうかという漠然とした疑問が大きくなっていきました。

そんな時、これまで考えもしなかった 転職 という文字が頭の中をかすめるようになっていきました。とはいえ、転職市場は厳しいし、これまで必死に頑張って積み上げてきたものをリセットするなんて……と自身の中での葛藤でした。そんな中、家庭の事情もあり、不安しかないけれど迷いながら働き続けるよりは、環境を変えて考えを整理してみるのもいいのではないかと思い、最終的には退職することにしました。

今回の転職で何を実現したいか

長期的な目標をざっくりで言うと、“社会人として幅広い経験をしたい ”と思っています。本来であればこういった考え方は良くないのかも知れませんが、私はできるならばスペシャリストとゼネラリストの両方でいたいと思っています。携わったことはとことん突き詰めて極めたいし、でもそれだけではなくて状況に応じて変化もできる人でいたいと思います。なので、今後仕事をしていく中でその時のタイミングでチャレンジしてみたいと思う職種があれば、人事にも携わってみたいし、CRMにも関わってみたい、販促もやってみたい、広報にも興味がある、といったように、経験したことのないこと程挑戦してみたい気持ちがあります。

今回入社を決めた会社は急成長を遂げていますが、まだまだ社内の仕組みとして整っていない部分も多くあります。イチから創り上げていかなければいけない事もたくさんあります。このように、勢いのある環境で会社を創り上げていくことに携われる機会はなかなかないと思います。まずは対応の追いついていない CSサービス を整えること、そして質を高めていくことが当面の課題です。そして、その質を会社の利益向上に繋がるサービスへと発展させていくことが必要です。後々、業界問わず他社からビジネスモデルを参考とされるぐらいのサービスを築き上げていければいいなと思っています。

また、まだまだ発展途上のため、現段階では自社商品と社名が一般消費者にリンクされていない状況です。会社としてのブランド性を高めて、いずれは社名から注目される企業へと発展していけるように目の前の業務に取り組みたいと思います。
その他、社員が働き易いようなユニークな仕組み創りが特徴の会社でもあるので、もっとこんな働き方ができたらいいなと思うことがあれば、カタチにしていけるようにアクションしていきたいです。ESなくしてCSなし という言葉がありますが、働く人の健康状態やモチベーションが保たれてこそ、良い商品やサービスをお客様に届けることができると思うので、気付いたことがあれば積極的に挙げていきたいと思います。

なぜアパレルメーカーに決めたか

決め手となった大きなポイントは、企業の将来性に魅力を感じたことと、自身の成長に繋がる経験ができそうだったからです。数年後に東証一部上場を視野に入れ、会社の体制を整えている最中で、いい意味でまだまだな発展途上の段階。急激に売上 (業績) を伸ばしている中で現場として追いついていないことが多々ある中、手探りで行っている状態の業務も多く、このタイミングでしか味わえない・経験できない業務がたくさんあると思いました。そのような環境なので、社員のポテンシャルと会社の意向が合えば、新部署の創設や新しい事業の起ち上げも可能な環境という点もあり、色々とチャレンジできる風土という点が魅力に感じました。現段階で明確にこうした部署をつくりたい、こんな事業をやってみたいという具体案はありませんが、挑戦できる風土があるというのは今後の考え次第で可能性を広げられると思い、良い刺激を感じながら仕事をしていけるのではないかと思いました。

また、ほぼ女性社員の会社のため、女性が仕事を続けていけるようにという考えが念頭にある会社で、今後自分自身のライフスタイルの変化があった場合も仕事を続けていくことができそうという安心感も一つのポイントでした。
また、ユニークなアイデアが反映される社風であることや、可能性のあることであれば即実行するというスピーディさがある点も興味を引くポイントとなりました。以前の会社はどちらかと言うと保守的な方針やスピード感としてはゆったりとした会社だったので、違った環境を経験してみたいといった気持ちもありました。

(株)エリートネットワーク様を利用して

まず単刀直入に言ってしまうと、これほどまでにサービスやフォローが行き届いたエージェントはそうないのではないかと思います。正社員の求人専門という特徴も長期就労を考える者としては心強いですが、きめ細やかなフォローが一番の魅力ではないかと思います。
これまでいくつか転職エージェントを利用してきましたが、ここまで親身で丁寧な対応をして頂いたのは初めてでした。正直、人材紹介をビジネスとして行う訳なので、エージェント側は人を送り込むことが利益に繋がります。そのため、求人案件を紹介できる可能性のある登録者を少しでも増やしたいということだけが目的と感じるエージェントもこれまで多々ありました。

そんな中で、(株)エリートネットワークの大森さんからご連絡を頂き、当日面談に伺ってみて、今後の仕事の意向やこれまでの経験ということもそうですが、まず私という人間を知ろうとしてくれているのだということをとても感じました。また、そうして下さることで私自身への問い掛けにもなるので、自分の中での考えを整理することにも繋がりました。自分でも全く意識していなかったことや忘れかけていたことを思い出させてもらうことができ、半ば諦めかけていた転職活動に再び大きな後ろ盾としてやる気を出させて頂きました。

初めてお会いしたカウンセリングの際に大森さんに言って頂いた言葉の中で、私にとってすごく印象的だったのは、「これからどうしていきたいかを考えましょう」 という言葉です。転職を考える時間が長くなればなるほど、本来思い描いていたプランから大きく外れ、やりたいことやできることより、就職先を見つけるための無難な道が最優先になってしまいがちです。そして本当に辞めるべきなのか、なぜ辞めたのかといった不毛な思考に囚われて、だんだんと自信を失ってきてしまいます。そんな中で大森さんから掛けて頂いた言葉は、すっと霧が晴れるような、考え方を変えて頂いた一言でした。

求人案件の紹介や応募書類の修正アドバイス、面接日の調整をしてくれるエージェントはたくさんあると思いますが、本当の意味で転職活動を応援してくれるエージェントは、なかなかないのではないかと思います。

今回、改めて仕事に前向きな希望を持って転職ができたのも、(株)エリートネットワーク様並びに転職カウンセラーの大森さんのご指導があったからこそです。書類の作成方法は勿論ですが、面接対策のためのアドバイスは本当に勉強になりました。
また、ご指導の御蔭でありがたいことにいくつか内定を頂けた際、どの企業に決めるのか迷った際にも、大森さんに 「目標が達成できるのはどこか、どこで活躍しているイメージでありたいか」 といった前向きに考えさせてもらえる言葉をもらい、自身の考えを整理することができました。

大森さんをはじめ、(株)エリートネットワーク様の社員の方々は、きっと転職エージェントのプロとして皆さまご自身の仕事に誇りを持って取り組まれているのではと感じます。そうした方々と接することで、これから仕事を楽しめそう、将来に希望が持てそうだと感じることができました。まだスタート地点に立ったばかりですので、今後も気を引き締めて頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。

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