当社では、各企業に訪問して求人ニーズをヒアリングする法人営業担当と、転職希望者から転職のご相談を承るカウンセラーを分業しておりません。
その為、1件1件求人情報の詳細なニュアンスに至るまで直接お伝えすることが可能です。
【東証プライム上場 日系総合コンサルティングファーム】
コンサルティング本部 コンサルタント
【東証プライム上場 食品メーカー】
量販店・卸店向け提案営業（岡山支店、東京支店、埼玉支店）
→本社広域チェーン営業部門 国内最大手小売チェーンの本部営業担当
鈴木 広輝 氏 34歳 / 男性
学歴：公立高校 卒
※サッカーで愛知県代表としてインターハイ出場
明治大学 商学部 商学科 卒
「人にとって身近で絶対に必要なものに携わりたい」という軸で就職活動をしていました。
無くてもいいけど人を豊かにするものや代替が効くもの、人の目に見えづらいものより、身近で絶対に必要なものに携わることがやりがいになると思っていました。至って普通の大学生でしたので、深い考えではありませんでしたが、自分の生活を振り返った時、 “ お金 ” と “ 食 ” は人にとって欠かせないと感じ、そこに携わることはやりがいになると考え、金融機関、食品メーカーを中心に就職活動をしました。
その中で金融、食品それぞれから内定をいただきましたが、それまでの自分を振り返ってみると食への関心が高かったなと感じ、最後はやや直感的なところもありましたが、食品メーカーに就職することを決めました。
家庭用商品の法人営業として主にスーパーやドラッグストアへの営業・販促活動をしていました。自社商品の導入提案はもちろん、市場データや得意先の販売データを分析し、それに合わせた品揃えと販売プロモーションの提案を行っておりました。食品という生活者にとって身近で親しみやすい商品を扱っておりましたが、仕事自体は泥臭いことが多く、営業として顧客との人間関係構築力や交渉力、タフさが身に付きました。Excelでの分析やPowerPointを使ったプレゼン資料作成スキルももちろん身に付きましたが、それ以上に対人スキルが身に付いたように感じます。
また、最後の部署では全国展開する大手顧客を担当しておりましたので、全国にある支店の営業担当者とも連携しながら仕事をしていました。自分ひとりで完結できない仕事ばかりでしたが、多くの関係者をまとめ上げる調整力やメンバーを巻き込みながら仕事を進めていく推進力を養うことができ、管理職ではないながらもマネジメント的役割を経験できたことは財産と思っております。
現在の自身の能力やキャリアに危機感を持ったことがきっかけです。
10年間営業として顧客と良好な関係を築きながら、共に売上を作っていくこと自体にはやりがいを感じておりました。
一方、入社した10年前と比べ、顧客や業界の課題は商品を売ることだけでなく、サプライチェーンやデジタル、人手不足対応等、多岐に渡ることを実感。顧客企業の関心事が変化、多様化していることを感じており、それに対し自社商品のみで売り上げに貢献するしかできないことへのもどかしさ、自身が変化に対しアップデートしていないことを感じていました。
そのような中、「顧客企業の幅広い課題を解決したい」「自分自身の影響力を高めたい」と考え、転職活動を開始しました。34歳という転職において決して若くはない年齢、また会社での一定のポジションや社内人脈をリセットすることへの若干の不安はありましたが、今後30年以上働くことを見据えた時、このままでは淘汰されるのではないかという想いが強くなったことが転職を決断する大きなきっかけとなりました。
先述の通り、「顧客と関係を築きながら、共に売上を作っていくこと」自体にはやりがいを感じておりましたので、そういった仕事をより深く、広い領域で行うことができる業界を探し始め、コンサルティング業界を志すようになりました。
こだわり・譲れない点は2つあり、ひとつは「顧客企業の幅広い課題を解決したい」「自分自身の影響力を高めたい」という自分の働く上での価値観を実現できるかという点です。
もうひとつは待遇面です。元の会社は年功序列的な給与体系であり、成果を出し続けてもなかなか報酬や昇進に反映されづらい点にモチベーションを失う瞬間が何度かありました。自己分析をする中で自身の成果が評価や報酬に反映されるかどうかは、自分が働く上でモチベーションを大きく左右する要素であると認識し、重要視していました。待遇については、ネット上で得られる情報だけでなく、エージェント様からの情報、口コミ等、多面的に情報収集しておりました。
逆にこだわりを捨てた点としては元の会社の業界知見が生かせるかどうか、という点です。
元々は消費財や流通、小売業界の企業を顧客としたコンサルタントやIT系企業を検討しておりました。そうすれば前職の知識や経験を生かすことができ、転職後のキャッチアップも早く、活躍できると考えたからです。
しかし転職活動を進める中で、そのこだわりは選択肢の幅・提供価値の幅を狭めることに気づきました。
結果、今回内定をいただいた会社は元の会社の「業界知見」ではなく、「営業」という実務経験をご評価いただいての採用となりました。
転職後、新しい会社では必ず苦労することがあり、歯を食いしばる瞬間があるはずです。そんな時でも頑張れる仕事は何か、という視点は大事にしていました。こだわり・譲れない点とは言い換えると転職の軸をぶらさないことです。ただ、現実的に自分の希望を100％満たす会社はなかなかないと思います。自分にとって何が大事なのか “ 優先順位付け ” をすることが大切だと感じています。
転職活動を通じて気づいたのは、 “ 自分自身の人生の棚卸をする重要性 ” です。
日々の業務で当たり前に行っていたことも、改めて言語化してみると「自分なりの強みやスタイル」「仕事をする上で大事にしている価値観」、更には「今後チャレンジしてみたいこと」がなんとなく見えてきました。
社会人としての業務だけでなく、学生時代の部活や大学受験経験等も振り返ることで、自身の人間性を見直すことが多々ありました。これは転職活動をしなければ得られなかった気づきだと思います。学生時代の振り返りは新卒の就職活動でも行うと思いますが、社会人になってから改めて振り返ることで違った見え方がすると思います。
また、企業ごとに求める人物像や評価ポイントが異なるため、自分の経験を “ 翻訳 ” して伝える重要性を学びました。
せっかくの強みも相手に伝わらなければ意味がないため、事前に企業研究を行い、何をどう伝えると良いか準備しておりました。その際、我流では限界があるため、（株）エリートネットワークの転職カウンセラーの久井様に自分の考えや想定問答をぶつけながら、アドバイスをいただいておりました。特に他業界への転職となると、その業界への知見や感覚は乏しいため、そういった意味で大変助けていただきました。
反省点としては、もっと早いタイミングから自分のキャリアの棚卸や、外の世界の情報収集をしておけば、選択肢の幅がさらに広がったかもしれないという点です。忙しさを理由にキャリア設計を後回しにしてしまっておりましたが、もっと早くから中長期的なキャリアの視点を持っていれば、より計画的なスキル構築ができたと感じています。とはいえ、そのプロセスを含めて今回の転職活動が「自分と向き合う良い機会」になったと感じており、今後のキャリアにも活きる経験だったと思っています。
転職のイロハに始まり、受ける企業の候補のご提案や職務経歴書の書き方、面接対策、内定後の退職の進め方や入社準備等・・・最初から最後まできめ細かくご対応いただいた点です。内定が出て終わりではなく、その後の退職交渉までフォローいただき大変助かりました。
今回初の転職活動ということもあり、分からないことばかりでしたが、ご担当の久井様に懇切丁寧に対応いただき、自信を持って前向きに進めることができました。複数のエージェント様と面談をしておりましたが、フォローの質と量、各業界への知見ともに他エージェント様より秀でており、話しやすくいつでも相談しやすい雰囲気を作っていただきました。
中には転職を急がせたり、希望と全く違う業界を紹介されるエージェント様もおりました。SNSを開けば「エージェントは信頼するな」という書き込みも散見されますが、その点エリートネットワーク久井様はそのようなことはなく、信頼をして転職活動を進めることができました。
転職活動において、よほどやりたい仕事やピンポイントで入りたい企業が無い限り、エージェント経由で活動を進める方が良いと思います。その中で信頼できる担当者に出会うことは転職成功には極めて重要と感じました。その点では私は非常に恵まれたと感じております。
受験、就職、転職、人との出会い・・・どれも “ ご縁 ” だと思います。
約2か月半の短い転職活動でしたが、エリートネットワーク様とのご縁、新しい職場とのご縁をいただき、大変ありがたく貴重な時間となりました。転職という結果はもちろんですが、自分自身を見つめ直す良い機会でした。
ご縁というと運のような聞こえ方もしますが、自分自身の頑張りで引き寄せるものでもあると思います。そしてエリートネットワーク様に引き寄せていただいた部分も大きかったと感じています。
初の転職ということで不安はありますし、着任後苦戦することも多々あろうかと思いますが、色々な方からいただいたこのご縁を大事に頑張っていきたいと思います。
クライアント企業との太いパイプと採用実績・高い定着率で財閥系企業や上場企業を中心に各業界の大手企業各社から評価を頂いており、ハイキャリアの転職支援実績が豊富にございます。
各紹介先企業に精通した専任のカウンセラーが転職活動の各プロセスにおいて、職務経歴書の作成に関する具体的なアドバイス並びに添削、退職にまつわるノウハウも提供し、次の会社への入社に至るまでひとりのカウンセラーが一貫してサポートします。
