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音楽出版、TV局を経て、年商6,000億円 創業110年の老舗上場企業へ。

音楽出版、TV局を経て、年商6,000億円 創業110年の老舗上場企業へ。

No.683
  • 現職

    一部上場 総合商社系食品専門商社 ソーシャルネットワーク推進室担当

  • 前職

    一部上場  レコード会社 編成管理部門 宣伝課
    一部上場 エンターテイメント・コンテンツ会社 モバイルコンテンツのプロデューサー

井川 雄太 氏 38歳 / 男性

学歴:早稲田大学 法学部 卒
TOEIC 705点

きっかけ

私には、大学で関心を持って学んだ知的財産権分野と音楽やゲームといった幼少期からの趣味が交わる領域での仕事ができればというアイデアがあり、一般的な就職活動は殆どすることなく音楽業界に職を得、上場しているとは言え浮き沈みの激しいメディア・コンテンツ業界大手3社を15年ほどかけて渡り歩き 「なんとなく」 生き延びて参りました。
しかしながら、社会人としてスタートした業界は、属人的なネットワーク内で頻繁に人材が流動し、プロジェクトに区切りがついたら次の職を探す、といったスタイルがごく当たり前の感覚として存在していたため、自分自身もその流れの中で、右往左往しているといった状態でした。
その間に結婚、子育てと、プライベートを取り巻く環境の変化があり、30代も後半に差し掛かった頃、これから40代を迎えるにあたり、業界、職種、就業スタイルに関して漠然とした不安を感じながら仕事をしていました。安定を求める自身の変化を受け入れ、腰を据えて取り組める仕事を探すことに決めました。

高橋部長との出会い

前職の上司に相談したところ 「凄い人がいるから職歴を送っておくよ」 との一言で、翌日には(株)エリートネットワーク高橋さんとのアポイントメントを頂くことができました。自己紹介と転職したい理由をお伝えしたところ、「そんな話し方では、あなたが望むような一流企業の内定は取れませんよ」 と高橋さんが仰いました。TOEICを受けてみたり、就職必勝セミナーに参加したりと時流に合った転職対策を講じた気になっていた私は高橋さんの第一声に驚き、自身の浅い考えを恥ずかしく思いました。

- 「話し方」 ですか?
- 右肩が揺れています、姿勢を正して、ゆっくり話してみて下さい。
- はい (なんだ この人…!?)
- ところで、○○○○○という会社は、ご存じですか?
- 社名から想像がつきますが、聞いたことは無かったです。

募集の背景、会社概要、雇用条件の説明を終えた高橋さんが 「受けてみませんか?」 と仰ったので、一連のやり取りで、この方が提案して下さるのなら可能性があるのだろうと考え、エントリーをお願いすることにしました。
- どんなことがあっても今回の転職が成功するまで責任持って対応します。どうか安心して私にお任せ下さい。 -
そんな頼もしく心強いお言葉を頂き、エレベーターを降り、オフィスをあとにしました。

一次面接から内定まで

数日後、「面接の日時が決まりました。」 とお電話を頂き、面接官として予想される方々の特徴や、社風に関する有益な情報をいくつか頂くことができました。そのお蔭で、自分の職歴からは想像もつかなかった業界且つ大企業の本社へ1次面接に向かうことが叶った訳ですが、特段緊張することなく冷静に対応することができました。
面接終了後すぐにお電話を頂き、 「次に進んで頂きたいとのことですが、いかが致しましょう?」 と仰いました。
自分なりの手応えを多少ならずとも感じる中、二次、三次、最終と進む過程で、今まで自分が辿ってきた道で得たものを、全面にアピールするということは、応募企業と従来の業界の不一致ゆえ、全く意味をなさないことだと思い知らされました。そんな私に高橋さんがアドバイスして下さったことは、
(1)定年まで辞めないことを面接官に信じて貰う
→堅く、実直な印象を与える
(2)横文字 (カタカナことば) を安直に使わない
→業界かぶれの軽薄な印象を与えない
(3)安定した私生活をアピールする
→家族や子供の話題が貴重



高橋さんが示して下さったこれらの基本姿勢に則って、面接を突破していった訳ですが、少しでも疑問や不安が生じた時には私から連絡し、適切なアドバイスを頂きながら丁寧に進めるよう心がけました。

入社後

(株)エリートネットワーク様の真価が最も発揮されるのは 「入社後」 ではないでしょうか。「大企業」 「正社員」 の中途採用となると、新規事業を担当する場合等は特に、リソースやノウハウが社内にないことが予想されたり、当該企業の文化や仕事の進め方が新参者には体得しにくいものであったりと、最初から 「うまくいく」 ことなど皆無に等しいのではないかと思う程厳しい現状が本当のところだと思います。私も多くの課題や悩みを抱え混沌とした時期を過ごしてきましたが、(株)エリートネットワーク様は、入社後に起こり得るこういった諸問題をも想定し、定期的に 「仕事のレビュー」 の時間を取って下さっています。


最後に、(株)エリートネットワーク様のご提案で人生を変えるような転職に臨まれる方々のご参考になるかもしれませんので、高橋さんの 「仕事術」 を挙げ、私の 『転職体験記』 を終わらせて頂きます。


・スケジュール管理は、デジタル機器より、紙の手帳で。
・メールよりも電話の活用・多用を。
・取引先に関する情報・知識は、徹底的にメモ
(株)エリートネットワーク様、高橋部長、本当にありがとうございました。 今後ともよろしくお願い致します。

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