本日現在:1228 転職体験記
No.681

3度司法試験失敗の法科大学院卒業生、大手人材ビジネス会社の社員に。

前職
アルバイト
現職
大手人材ビジネス会社    採用支援プランナー
田村 平 氏 / 28歳
明治大学 法学部 法律学科 卒
専修大学 法科大学院 修了
司法試験短答式試験 3年連続合格
TOEIC 600点

はじめに

私は、平成25年まで法曹を目指し、3度司法試験を受験してきました。しかし、結果は不合格。そのため、心機一転、一般企業への就職活動をすることにしました。私は企業に勤めた経験はないため、以下の文章は転職というよりは 『就職体験記』 ということになりますが、同じような境遇の方への一助となればと思い、私の内定に至るまでの行動や心境を詳述していきたいと思います。

合格発表後 (9月中旬〜10月初旬)

発表後2〜3日や試験の成績が送られた直後などは、正直何もしていませんでした。私は試験にそこそこの自信があり (根拠のないものでしたが)、法律事務所の説明会にも参加するなどしていたため、ショックは大きかったです。不合格後、即、切り替えて就活 ! という方もいらっしゃるかもしれませんが、私には無理でした。

個人的には、不合格直後は気持ちの整理に時間を充てたほうが良いと思います。整理できないまま、面接に臨むのは下策だからです。司法試験への言及は避けて通れないものですので、なぜ司法試験を目指したのか、落ちた場合にその目的は達成できないのか、できない場合他にやりたいことは何なのか、何が自分に向いているのか、など冷静に考えてみましょう。

とはいえ、私自信がこれを実践できていた訳ではなく、実際はくやしい、情けない、という感情が強く、これからどうやっていこうか決まらないという状況でした。とりあえず、法科大学院生向けの人材紹介会社様に登録することにしましたが、下記のようにほぼ何もしていませんでした。

就活前期 (10月初旬〜11月中旬)

10月初旬、縁故でアルバイトさせて頂いていた某メーカーから入社を勧められました。不安定な精神状態だったこともあり、業界や業務内容、キャリアパスなども深く検討せずに一時は入社を考えました。そのため、この時期はエントリー・シートをネットで送付する以外ほとんどアルバイトに勤しむのみでした。ちなみに、この時期のエントリー・シートはほぼ通過しておりません。

ここまでほとんど何もしていないじゃないか、と思われるかもしれませんが、その通りです。着飾ってもしょうがないので、正確に記載しております。

就活後期 (11月中旬〜12月初旬)

司法試験の合格発表後アルバイトを続けていくうちに、11月になり、このまま自分の人生を決めてしまっていいのか悩むようになりました。自分にまだ挑戦する可能性は残ってないのか、と考えながらインターネットで検索している時に出会ったのが、(株)エリートネットワーク様の 『転職体験記』 でした。そこでは、私と似たような状況から見事就職に成功されていた方の就職への過程が記されていました。この体験記を読んで、(株)エリートネットワーク様を通じてなら、自分にも挑戦できるチャンスがあるのではないかと考え、登録しました。

登録すると、早速担当の転職カウンセラーの田中さんから連絡があり、カウンセリングを設定して頂きました。カウンセリングでは、私の仕事への考え方、職種の希望を聞いて頂きました。その上で、私の経歴 (正社員としての職歴がない割に、年齢が高い) でも希望に沿う求人はある旨、諦めることはない旨をご教示頂けました。半ばダメもとであった私にとっては、非常に心強かったです。特に、司法試験に不合格=合格者より劣っている、という思考から自信を失いがちな法科大学院卒業生にとって、自分をフォローしてくれる方の存在は大きいと思います。一人で就活をして悩んでいる方には、すぐにでも登録をお勧めします。

面談の際に、10社ほど企業を紹介して頂き、そのうち9社の応募をお願いしました。1社応募しなかった理由は、当該企業様の業務内容が私のやりたいこととマッチしなかったからです。このように、応募の段階から希望に沿うよう努めて下さいます。
ちなみに、応募する際の職種は法務職に限っていません。これは、未経験法務の求人案件自体が少ないこと、法学を学んでいたとはいえ、企業法務の実務に自分が明るいとは思えなかったこと、法務部門以外でも自分の力を発揮できる環境であれば挑戦してみたいと柔軟に考えるようになっていたことなどの理由によります。これまでやってきたことを生かしたい、と考える方は多いとは思いますが、自分のやりたいことや司法試験を目指した動機等を今一度考え直して、他の職種の可能性も幅広く検討することをお勧めします。法務に絞るにせよ広げるにせよ、ここで考えたことが志望動機の一貫性や説得力を左右すると思います。

応募した企業様のうち、一週間以内に4社ほど書類選考を通過しました。その後2週間ほどは、説明会、筆記試験、面接及びその対策に専心していました。結果は内定が1社、最終選考後の辞退が2社、3次選考落ちが1社となり、就職活動を終えました。この中でやってきた具体的なことなどは項を改めて述べます。

面接への準備

適性試験などの筆記試験対策は、特に述べることはありません。高いほうが良いとは思うので、苦手な方は事前の対策が必要でしょう。また、書類選考の材料としてTOEICのスコアはあったほうがいいと思うので、できる方は高得点を取っておきましょう。私は、あまり良いスコアを持ってなかったので、持っていたらもう少し書類選考も通ったのではと思ってます。

面接への事前準備として、田中さんから当該企業について最低5時間は勉強すること (対象はHPでOK)、自分の志望動機等を論理的に練り上げること、面接では語尾まではっきりと話し、コミュニケーションをしっかりとることなどのアドバイスを頂いていました。これは就職経験がある方はそんなに大変なものではないかもしれませんが、職歴のない法科大学院卒業生にとっては大変なものではないかと思います。特に司法試験に対しての未練が残っているなど気持ちの整理ができていない場合に、志望動機をまとめること自体が難しくなると思います。非常に辛いし苦しいと思いますが、何とか自問自答して、新たな道、可能性を模索してみて下さい。そうすればおのずと志望動機も固まってくると思います。

私の場合は、司法試験を目指した動機や法曹に就いた後、やりたかった仕事と応募した企業の業務等の共通項をくくり出して志望動機を練り上げました。やはり数年間司法試験の勉強に専念した事実は動かない以上、必ず質問される事項ですので、矛盾しない志望動機が必要だと思います。

面接本番

面接本番では、以上の準備を完璧に実践、とはいかず、行き当たりばったりになってしまった面もありました。中には6年以上前のアルバイトの経験を面接中に思い出して話すこともありました。ただその場合でも、矛盾しないように答えるようには努めました。特に、根本的に志望動機を疑わせるような矛盾は避けるべきと思われますので、この点は気を付けるべきです。ここを守れたことが、面接通過に繋がったと思います。

また、面接官の方ときちんと会話する、ということも当たり前ではありますが重視していました。ここできちんと会話するとは、面接官の質問に対して的確に且つ誠実に答えることです。曖昧に答えたり、質問されてないことを答えたり、見栄を張ったりしないようにしたほうが良いと思います。結局、一緒に仕事できるかを見ておられると思いますので、きちんと会話できることは必須でしょう。

更に、未経験者採用である以上、スキルよりもこれからの成長の可能性ややる気を前面に打ち出しました。たいしたことのないスキルをアピールしても逆効果だと思います。

面接期間中も、転職カウンセラーの田中さんとは電話で密に連絡をとり、次の面接に向けたアドバイス等をして頂いていました。人にプロセスや結果を報告する事で自分の反省点が見つかると思うので、このようなフォローも内定に繋がった大きな要因だと思います。

最後に一点、気をつけて欲しいのは、面接本番で考え抜いてまとめた上で話したことを否定されたり、結果的に落ちてしまっても、自分自身までも否定しないようにして下さい。結局、面接官との相性など運の要素もあり、また相対評価である以上、対策が万全でも受からないものは受からない面があると思います。なので、自分を責める必要は全くありません。自分に甘いんじゃないかと言われそうですが、自信をなくし表情から生気をなくすことは、次の面接に支障をきたすとも考えられますし、精神衛生上良くありません。自分の対策に自信を持ちましょう。自分とマッチする企業と出会うまで受け続けて下さい。

おわりに

以上取り止めない文章になってしまいましたが、特に伝えたかった事をまとめると以下の3点になります。まず、自分自身と真正面から向き合い考え抜く事。司法試験を目指した動機、自分のやりたいこと、将来像、志望企業と自分の相性、などを関連づけて突き詰めて再整理しましょう。二つ目は考えたことを面接官に伝えることです。一生懸命考え抜いた言葉であれば、きっと面接官にも伝わるはずです。テクニック云々はその後です。それでもダメだった場合は、運が悪かったと思って、次に気持ちを切り替えましょう。これが三つ目です。

法科大学院生は制度上、どうしても職歴無しの状態で年齢が高くなってしまうので、就職活動は苦労することが多いと思います。しかしそれでも、就職できる可能性がゼロでないことを知って頂きたいです。不必要に自分を卑下しないで下さい。一人で悩んでいる方は是非、(株)エリートネットワーク様に相談してみて下さい。

ここまで読んで頂きありがとうございました。この記事が就活で悩まれている方々の一助になれば幸いです。

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