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法務部の派遣社員、大手出版社のグループ企業の総務・法務の正社員に。

法務部の派遣社員、大手出版社のグループ企業の総務・法務の正社員に。

No.639
  • 現職

    大手出版社のグループ会社 総務・法務担当

  • 前職

    上場企業の法務部門 派遣社員として法務ガバナンス本部法務部へ派遣

甘糖 宏之 氏 28歳 / 男性

学歴:岡山大学 法学部 法学科 卒
TOEIC  690点
宅地建物取引主任者

はじめに

私は大学在学中より司法書士の資格取得のため勉強をしていました。5回受験しましたが力及ばず合格には至りませんでした。正社員としての就業経験がほぼありませんでしたが、この度大手出版社のグループ企業の管理部門の内定を頂くことができました。

大学卒業後しばらくは就職せず予備校に通いながら受験勉強に専念していましたが、試験に合格できないことに焦りを感じ、一度は不動産関係の企業の営業職として就職しましたが、どうしても諦められ切れず半年ほどで退職し、再度受験勉強に専念しました。その後26歳まで受験を続けましたが、合格に至らなかったため、就職することに決めました。

転職活動

就職活動では人材紹介会社などに登録をして、法務職を第一志望として活動を進めていましたが、実務経験がないということで応募できる正社員の案件自体があまりない状況でした。そして、この時たまたま大手の上場企業の法務部の求人を紹介されたので、“派遣” という形ではありましたが、経験を積むチャンスだと思い、派遣社員として就職しました。

この会社では法務部で主に株主総会・取締役会関連の業務に携わり、これまで勉強してきた知識を活かすことができ、大変やり甲斐を感じていましたが、やはり派遣社員ということで担当できる業務が限定されることもあり、正社員として転職することを決意しました。

今回の転職については、前回と違い、全くの未経験者ということではありませんでしたが、派遣社員ということもあり、厳しい状況には変わりありませんでした。今回の転職活動でも人材会社に複数登録して活動をしていましたが、登録の時点で紹介できる案件がないことを理由に断られるケースもありました。

(株)エリートネットワークとの出会い

(株)エリートネットワークに登録した際もご担当して頂いた転職カウンセラーの廣重さんから法務部門の求人に関しては、現在はロースクール修了者も多く、かなり厳しい倍率であるとのアドバイスを頂きました。第一志望は法務職でしたが、厳密に法務専門の求人だけに限定すると応募できる案件が限られてしまうため、総務などの求人案件も幅広く応募するようにしました。
応募可能な求人にはできるだけ応募していましたが、書類選考もなかなか通過できない状況でした。面接まで進んだ案件も十分にアピールできず、内定には至りませんでした。また、法務の業務の中でも契約法務の分野で経験が浅かったこともネックになっていたように思います。
それでも何度か面接を受けながら、これまでの経験や志望動機などを改めて文章に起こして、考えを整理していくうちに、徐々に実際の面接でも自分の言葉で伝えられるようになっていきました。

最後に

今回就職した会社では管理部門の業務全般を担当するということで法務以外にも総務全般の業務にも携わっています。当初は法務専門での仕事を希望していましたが、現職では様々な業務に関わることができ、やり甲斐を感じています。今後は会社の事業について深く学び、管理部門の業務を通じて全社の事業をサポートしていきたいと考えています。

エージェントによっては登録しても求人の紹介がなかったり、だんだんと疎遠になったりというところもありましたが、(株)エリートネットワークさんは定期的に求人の紹介をして頂き、また応募書類作成や面接準備についてもしっかりとフォローして頂きました。
この度は本当にお世話になりました。本当にありがとうございました。

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