本日現在:1297 転職体験記
No.620

40歳、インターネット支援会社の総務部長から食品専門商社の総務部門統括責任者への転職。

前職
元・ジャスダック上場 エンタメ関連企業 法務・総務部Mgr(株主総会・取締役会担当)
ジャスダック上場 インターネット支援会社 総務部長(株式実務・株主総会管掌)
現職
食品専門商社 総務部門 統括責任者
西海 周平 氏 / 40歳
日本大学 法学部 法律学科 卒

はじめに

私は、総務・法務を専門に20年近くキャリアを積み、直近2社においては上場企業の総務マネジャーとして株主総会をはじめ株式実務、総務業務全般の経験を有しており、実務家としての自信は有しております。

しかしながら、今回40歳での転職活動となり、転職の回数も5社と多い為、すぐ転職先が見つかるのか、自分にどの程度の市場価値があるのか不安を抱きながらの転職活動のスタートとなりました。

結果として、転職先が決まるまでに、11ヶ月の期間がかかりました。

つい先日より新しい職場に着任し、現時点で転職活動を振り返りますと、転職活動において、一番重要な事は、自分に合った人材紹介会社を捜す事だったと感じています。

転職活動をする中で

今、転職活動をされる多くの方は、一般的に、人材紹介会社に登録し、求人情報を紹介頂くケースが多いと思います。つまり、人材紹介会社の方に、自分の事をより良く理解して頂き、適切な求人案件を紹介してもらう事が、肝要な事だと感じています。

私は、これまでの職歴から、履歴書や職務経歴書などの書類作成をする事は、あまり苦にならないのですが、正直、面接には苦手意識がありました。

私は、面接が不得手である事を自覚していましたので、面接前には、「面接のマニュアル」 を参考に、事前に想定問答を用意して面接にあたりました。しかし、私にとって、転職理由に関する質問は、準備しているにも拘わらず、非常に回答し辛い事でした。

私の本当の転職理由は、売上が伸びない中、コスト削減の為のリストラを行う一方で、新卒・中途採用も積極的に行い、業績やパフォーマンスが上がらない人には会社としての育成も十分に行わないままに辞めていってもらう といった従業員を使い捨てするような考え方や経営姿勢を承諾し得ず、仕事に対するモチベーションが下がった事にあります。

しかしながら、「面接のマニュアル」 には、「転職理由は、前向きな回答を用意するように!」 と書かれています。

私の転職の理由は、前記したとおり、経営者の従業員に対する考え方や経営姿勢が合わなかったというものです。

よく考えてみても、この回答は、決して、前向きな転職の理由とは考えられませんでした。
しかしながら、マニュアルの模範回答に近づけなければ内定はもらえないとの脅迫観念に囚われており、試行錯誤の上、何とかかんとか体裁を整えた面接用の “答え” を作り上げました。

が、本音でもない “答え” を正々堂々と自信を持って答えられる程の厚かましさも備えていなかった為、実際の面接の場では 「今回の転職理由は?」 という質問が大抵序盤にあり、雲行きが怪しくなり、何とか巻き返そうと必死に挽回を試みますが、最初に持たれた懸念を払拭する事が出来ぬまま、面接で撃沈する日々が続きました。

勿論、その事だけが理由ではないとは思いますが、どうしても 「転職理由」 を問われると、いい流れで運んでいた会話のリズムも急に変になり、残念な結果になる事が多く、転職理由恐怖症のような精神状態に陥っておりました。

そのような状況下で、「(株)エリートネットワーク」 さんに登録をさせて頂きました。

(株)エリートネットワークさんとの出会い

私を担当して頂いた転職カウンセラーの杉本さんは、私の前々職の会社にも多くの人材を紹介されていたとの事で、所属会社の会社風土や業務内容や職務内容について深い理解をされていました。

このことは、私にとって、運が良かった事だったと思います。

そして、初回のカウンセリング時に、ご担当者の杉本さんに、ズバリ私が面接を苦手にしていることを指摘され、転職理由を本音でストレートに回答をされてもいいのでは、とアドバイスを受けました。

私は、「面接の受けが良くないのではないでしょうか?」 と返答をしたところ、担当者の杉本さんは、笑みを浮かべながら、「今回の転職理由を伝えて、落ちる会社は、あなたには、合わない会社だと思います。つまり、真実の転職理由を伝えたことで、落ちる会社は、今の会社の経営方針に近い会社と理解されていいと思います。仮に、体裁を整えて、バーチャルな転職理由を説明し、転職出来ても、真の意味での転職の目的を達成することができないのではないですか。」 と言われ、目からうろこが落ちる気がしました。

私は、40才となり、転職回数も多く、求人案件が少ない状況下で、転職する事だけが目的となっていたように思います。

このアドバイスを受けた後、数回、面接を受けましたが、以前より自然に、面接を受ける事ができたと感じています。

また、担当者の杉本さんからのアドバイスで、「自分の職務経歴書、履歴書、面接先の企業研究の資料を机の上に出して、資料を見ながら面接に臨んでも、全く問題がなく、寧ろ面接先の企業研究の資料を、机の上に用意することで、面接官に良い印象を与える場合がありますよ。」 と教えて頂きました。それまで、私には、全くこのような発想がありませんでしたが、このアドバイスを面接時に即実行してみました。私にとっては、面接時の緊張をほぐす効果が大きかったと思います。

最後に

色々と綴ってきましたが、現在の転職活動においては自分に合った人材紹介会社、ひいては良き
転職カウンセラーとの出会い、アドバイスが、良き転職先を見つける事ができた大きな要因であったとひしひしと感じています。まだ、新しい職場に着任して日は浅いですが、とても良い雰囲気で働く事が出来ています。

私の転職体験記が、現在あるいはこれから転職活動をされる方々に、少しでも、参考になれば幸いです。ありがとうございました。

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