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27歳法人営業職、飲食店向けネット販促会社から、住宅系口コミサイト運営会社へ転職。

27歳法人営業職、飲食店向けネット販促会社から、住宅系口コミサイト運営会社へ転職。

No.616
  • 現職

    住宅系口コミサイト運営会社 法人営業職 

  • 前職

    一部上場 飲食店のプロモーション支援ネット会社 法人営業職

島本 琢也 氏 27歳 / 男性

学歴:明治大学 法学部 法律学科 卒
宅地建物取引主任者

はじめに

満足して転職活動を終えることができ、ほっとした気持ちと共に、次の職場での新たなチャレンジがとても楽しみです。今回の私の転職活動の記録がこれから転職を考えている方々に少しでも役立てばと思います。

新卒就職活動

新卒時の就職活動の際は、正直言って軸は持っていませんでしたが、漠然と大きな仕事がしたいと思っていました。形が残り社会に大きな影響を与えられると感じた不動産開発の仕事に興味を持ち始めました。そうした中で、面接 (面談) でお会いする先輩社員に魅力を感じ、またベンチャー気質があり、フラットな組織だったことに惹かれ、一部上場の不動産開発会社に内定を頂き、入社を決めました。

思いがけない転職

入社当初は、企画開発部に配属され、横浜支社の立ち上げにもかかわり、マンション事業用地の仕入れ担当という仕事に大きなやり甲斐を感じていました。しかし、2008年9月、リーマンショックが起こり、状態は一転。会社は倒産寸前まで追い込まれ、人員整理により、会社都合での退職となりました。その中で自分が感じていた事は、会社に残って最後まで力になりたかったという想いと、一方で自分にその実力がない事に対する悔しさでした。仮に次の職場でこういった事があったとしても、自分の力で会社を建て直す事ができるくらい実力をつけたいと、そう強く思いました。早々に転職活動を行ないましたが、第二新卒で経験も浅い上、リーマンショック直後で求人がほとんどない状態で、なかなか思うような転職活動を行なう事ができない中、インターネットで飲食店向けのプロモーションを支援する上場会社から内定を頂くことができました。

2社目の会社で感じた事

まわりに比べて遅れを取っているという意識から、まわりの1.5倍の量をやることを決めました。その効果もあってか、徐々に安定的に数字を積み上げることができるようになりました。そうした中で見えてきた現状は、本人の頑張りもさることながらエリアや取引先による営業実績の格差でした。営業先の飲食店が多いエリアやチェーン店等を取引先としている場合、成績は伸び易く、逆にそうではない場合は、数字が伸びにくい。しかし、そういった現状を加味される事なく、結果の数字のみで評価される体制に、数字は上げていたものの経営陣に対して不信感を持ち、このままの環境の中でずっとやっていても納得がいくのか? ということを考えるようになり、転職を考えるようになりました。そして、「もっと裁量を持って働きたい」 「伸びている業界で、制約の少ない状況で思い切って営業したい」 という想いが募り、転職を決意しました。

2回目の転職活動がスタート

自身2回目の転職活動がスタートしました。まず始めに考えたのが、前回の転職の際に、そのエージェント経由での入社ではなかったのですが、本当に親身になって相談に乗って下さった記憶があった(株)エリートネットワークさんに話を聞いてもらおうという事でした。そして、じっくり時間をかけて、納得した転職活動にしよう、そう思い、(株)エリートネットワークさんとのカウンセリングに臨みました。面談では、なぜ転職をするのか、本当に転職が必要なのか、といった自身の根本のところから掘り下げられ、じっくり向き合ってもらえているという実感を持ちました。

そして、面談の中から見えてきたのは、自分の考えの甘さでした。納得した転職活動にしようと考えていながら、今後何がしたいのか、 何をしたくないのか、 何を変えたいのか、 その中での優先順位はどうなっているのか、 という事に対して整理がついていませんでした。担当転職カウンセラーの金入さんから 「本気で転職をするのか、それとも今の会社に残ってやるのか、腹が決まったら連絡を下さい」 と少し厳しいことを言われ、自分でも思いがけない展開だったので、正直戸惑いましたが、自分の腹が括れていないという指摘はまさにその通りでした。1週間、改めて頭を整理し、やはり今の環境の中で実力をつけ、成長していく事は難しいと考え、腹を括って転職活動をする事を決断し、担当の金入さんに連絡をしました。

転職活動を通して感じた事

これまでの経験を活かして、法人営業職として成長し、将来その会社の中心となって働いていけるという事を軸に企業を紹介して頂きました。自分が想像していた以上に面接が入り、10社ほどの企業との面接に臨みました。結果は、1次面接で見送りとなる事も多く、転職活動の厳しさを感じましたが、面接のプロセスを通じて自分自身の考えや話す内容が整理されていく事も同時に感じました。その中で、第一志望だったインターネット広告を扱う企業の最終面接まで進み、「内定が出たら決めよう」 と思っていたのですが、結果は見送り。

正直とても落ち込みましたが、金入さん経由で先方からの選考理由のフィードバックをもらい、確かに自分自身でも感じていた事だったので、改めて整理し直し、自己分析等で出した希望に固くこだわり過ぎず、もっとシンプル且つ柔軟に面接に臨もうと切り替えて転職活動を再スタートさせました。その後は思いのほか、スムーズに選考が進み、成長著しい住宅の口コミサイトの運営を手がける企業から内定を頂き、当初考えていた法人営業職としての成長、将来会社の中心になれる可能性があるという点に強く惹かれ、入社を決めました。その時の気持ちは、正直ホッとしました。

また、退職交渉について、不安な点も多かったのですが、事前に担当カウンセラーの金入さんに細かくアドバイスを頂き、タイムリーな情報共有をしながら進める事ができ、無事に退職日を確定させる事ができました。

最後に

今回の転職活動を通して、どう働きたいかと考えるのを通して、併せてどんな人生にしたいかも深く考えるきっかけとなりました。これから転職を考えている方は、 各自それぞれ現職のシチュエーション、モチベーション、志向等様々な違いはあるかと思いますが、自分のこれからを見つめ直す良い機会になるかと思います。良いも悪いも全て自分の糧になると、何事もプラスに捉えて、多少楽に考える方が良いのかもしれません。粘って頑張って下さい。

私は、今までとは違う業界に飛び込みますが、一からしっかり吸収し、じっくり腰を据え、会社を引っ張っていけるよう精進していきます。
それでは、皆さん、楽しんで、踏ん張って、元気な日本を創っていきましょう。

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