本日現在:1298 転職体験記
No.613

社内SE、「社格」にこだわって、1兆円企業への転職。

前職
大手情報サービス・出版会社  社内SE
現職
一部上場 大手食品専門商社  社内SE
韮山 竜三 氏 / 35歳
大阪大学 工学部 船舶海洋工学科 卒
大阪大学 工学部 大学院 地球総合工学科 地球総合工学専攻 修了

私は6月初旬から転職活動をスタートしました。転職したいと思った理由はこれ以上今の会社でキャリアを積むイメージが持てなくなったことと、今の会社では定年まで勤められる会社ではなかったからです。私は11月で35歳になるため、タイミング的にもこれが最後の転職になると思いました。転職にあたり私が一番優先したのは “社格” です。有名であるかどうかが一番のポイントで、転職で “社格” が下がることを僕は避けたかったです。それはどこの会社ですか? と言われるようにだけはなりなくなかったのです。

私はまず準大手のエージェント会社に登録しました。自分の希望職種は社内SEという職種だったので、求人数は多くはありませんでしたが、有名な会社を4つエントリーしました。そのうち超大手の金融機関が書類選考を通過し、1次面接に進みました。そして特に何の面接対策もしなかったのですが、1次面接を通過しました。この結果から私は、元々自分の経歴や実務経験にそれ程の自信は持っていなかったのですが、超大手の情報サービス会社で10年働いた経歴が効くのではないかと、根拠の無い自信を持つようになりました。そして、転職はおそらくすぐに決まると余裕に考えていました。しかし2次面接は不合格でした。そしてまたエントリーしていた残り3社のうち書類が通ったのは1社だけで、それも一次面接で不合格となりました。

その時、既に8月下旬となっていて私は少し焦ってきていました。私は打開策として、最大手のエージェントに登録することにしました。そうすると前の準大手のエージェントでは持っていない案件が沢山出てきました。超有名な会社も一杯でした。僕は気持ちが少し楽になり、まだまだ大丈夫だと思えました。そして、やはり最大手のエージェントを使っていなかった自分の選択がただ誤っていたのだと思いました。そして私は有名な会社約10社に片っ端からエントリーすることにしました。

しかしながら、ほとんどが書類選考を通過しませんでした。不採用理由には年齢の割に実務経験が足りないなどという理由もありました。私は自分という人間は転職市場においては価値がないのではないかと絶望的に思えてきました。そんなどん底の気持ちの時に、エリートさんに出会いました。仕事を終えた夕刻、エリートさんの銀座のオフィスでお会いし、カウンセリングして頂きました。ただ私はこの自分の窮状を救ってくれる者などないとも思っていたので、正直半信半疑でした。しかし、エリートさんは私という人間を理解するのにじっくり時間をかけられ、そしてこれまでのエージェントでは出てこなかったような求人案件をいくつかご提案頂きました。私は一気にエリートさんを信頼しました。そしてもうエリートさんしかいないと思えました。そして早速エリートさんから紹介された、超有名な精密機器メーカー、非鉄の名門企業、倉庫運輸の大手企業、にエントリーし、全て書類選考が通過し、一次面接が決まりました。

しかしながら、私はその3つの会社共、内定には至りませんでした。その時には12月になっていました。いつまでたっても決められないことにエリートさんに申し訳なく思えてきました。そして、もう自分はエリートさんから見限られるのではないかとも思えてきていました、けれども、エリートさんは 「最後まで付き合います」 と言ってくれました。とても嬉しかったのですが、だからこそ自分が頑張るしかないと思っていました。

そして年明けに、一部上場の大手食品専門商社と一次面接をすることになりました。それは少し変わった面接で、エリートさんにも陪席頂きました。面接の結果は通過となりましたが、陪席頂いたエリートさんから一次面接について私の立ち居振る舞い全般について率直な感想を頂きました。それは一番自分が受け入れたくないものでした。
「君のコミュニケーション能力はとても低い。」
今でもその言葉は自分の中に深く残っているほど厳しい言葉ですが、それは真実だと思えました。私は自分のコミュニケーション能力が低いという事実を、私はこれまで見ないように目を背けてきたことにも気づきました。結局これまでのいくつかの面接で結果が出なかった原因は全てこの点にあると、はっきり理解ができました。しかし、逆に自分には今更打つ手がないようにも思えて目の前がくらくらとしました。

だが、1つのアドバイスを頂きました。
「声が小さいことが一番致命的。声が小さいとコミュニケーション能力が低いと見える。
大きな声で元気よく話すことが最も大事だ」 と。
確かにこれまでの面接結果が芳しくなく、気持ちが消極的になっていたと思えたので、それが悪影響を与えているとも反省しました。悪い結果によって消極的になり、その消極性がまた悪い結果を生み出すというまさに負の循環に入っていると思えました。でもこの状態を嘆いても仕方ありません。声が小さいことや元気がないことを治すのは自分にしかできません。私はエリートさんから頂くアドバイスを全て実行しようと腹をくくりました。そして、エリートさんのご指導のままに、入社動機などを何度も声に出して5時間練習しました。

パソコンで文字に起こして大きな声に出してみて、自分が言い易くなるまで何度も何度も推敲しました。何度も何度も声に出して推敲していくうちに言葉が自分の心の中に深く入っていく感覚を覚えました。そして言葉が自分の中に入っていくに従い、逆に自分の本当の気持ちとして受け入れられない部分が逆に浮き彫りになってきました。転職活動は6月から始めてもう8か月目になっていましたが、今思うとこの時にようやく自分自身と真剣に向き合えたのだと思えました。

そしてコミュニケーション能力が低いことをカバーするためには、自分という人間を知って貰うしかないと考え、幼少の頃の家庭環境や大学時代の部活などをエピソードに盛り込みました。コミュニケーション能力が低いということを嘆くのではなく、自分という人間の半生と生きざまを総動員して勝つしかないと考えるようになっていました。
この推敲は日曜日の午後から始めて月曜の朝になっていました。このチャンスは必ずモノにしたい、そして転職活動が長引き心配をかけている家族を安心させたい、という強い気持ちが私を動かしていました。

その大手食品専門商社の最終面接では、そこまで時間をかけて自分に向き合ってきたことが自信になり、腹の底から気持ちの入った大きな声が出せたと思えました。そして結果として、内定を頂くことができました。勿論、エリートさんからの強力なフォローやプッシュがあってこその結果と考えていますが、自分の努力が実って嬉しかったです。

この転職が成功したかどうかが解るのは、転職して働いてみないと分からないと思いますが、今回の転職活動で学べたことや得たことは、今後の人生にとって必ずプラスなると思っており、そういう意味でも転職活動をして良かったと思っています。

これから転職する皆さんに私からアドバイスできることとしては、面接は準備が全てと言いますが、単に想定Q&Aやアピールのストーリーを準備することではないと私は今回の活動を通して思いました。今までの自分とこれからの自分に真剣に向き合うこと、その2人の自分が 「違う」 と言わなくなるまで自己との対話を続けることこそが準備だと思いました。そしてこの準備には、声に出すというのは非常に有効な方法だと思えました。

(株)エリートネットワーク様、この度は本当に大変お世話になりました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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