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26歳銀行員、メガバンクから教育・研修会社へ

26歳銀行員、メガバンクから教育・研修会社へ

No.554
  • 現職

    教育・研修会社  法人営業職 

  • 前職

    一部上場 メガバンク  個人(リテール)営業職 

藤重 徹 氏 26歳 / 男性

学歴:神奈川大学 経済学部 経済学科 卒
簿記検定2級、証券外務員1種

はじめに

私はこの度(株)エリートネットワークさんのご尽力で4年以上在籍したメガバンクを退職し、転職することができました。銀行員時代の私と同様に 「仕事のモチベーションがあがらない」 「今後のキャリアプランも特に明確でなく、何気ない日々を送っている」 と感じながら仕事をこなしている方も多いと思います。これから転職を決意される方やそうでない方も私の体験記が少しでもお役に立てば幸いです。

1.新卒時の就職活動

学生時代は経営学を専攻し、様々な経営手法・ビジネスモデルを勉強することがとても興味深く感じ、様々な企業を間近に見ることができそうだという漠然とした理由で、金融機関を志望しました。目的意識を持って学生時代を過ごしていたことや就職環境が好転していたことも追い風となり、前職のメガバンクから内定を頂きました。専門的な金融の知識を身につけることができ、また優秀な人に囲まれ、自分を鍛えることができると思い、迷わず入社を決めました。

2.転職を決意するまでの経緯

銀行員時代は、優秀な上司・先輩に囲まれ、自分の成長につながる仕事に携わっていると実感できましたが、「顧客本位」 の業務とは少し違うのかな、と思うようになりました。借入れのニーズが全くないお客様に頭を下げて取組む貸出業務、評価損を出すことが目に見えているにも拘わらず手数料収益を上げるための金融商品販売業務。通常の事務手続きでもリスクヘッジのためにお客様に何のメリットもない膨大な量の書類を書いて頂くことは、預金保全という特殊な事業内容を考えれば致し方ないことだとは思いますが、少しずつ疑問を抱くようになりました。
「顧客対応」 よりも内部監査や監督官庁である 「金融庁への対応」 に必死な点、封建的で完全にトップダウンな組織や伝統という名目で非効率かつ意味不明な慣習があることも私には理解できませんでした。

このような経緯から今まで以上に顧客本位の業務に携わりたいという思いが強くなり、転職を決意致しました。

3.(株)エリートネットワークへの登録

最初は最大手のR社に登録しました。面談後、様々な業界の大手企業を十数社程度紹介されましたが、対応は端的に言うとお粗末で 「如何にこの求人にこの人をマッチングさせるか」 に重きを置き過ぎていた印象を受けました。学歴・職歴を見て、数を打てば当たる方針で何度もダイレクトメールが送られてきました。キャリアアドバイザーの方は良い方でしたが、おそらく何人転職させるかという営業目標があり、それに囚われ過ぎている印象が否めず、これは自分には向かないなと判断し、お付き合いはそこで終わりました。(最大手のため求人数・転職者数は膨大で一人一人にそれほど多くの時間を割けないというのは理解できるのですが……。)

R社とのお付き合いが終わった後、インターネットで転職サイトを探していると業種・業界・年齢・経歴を問わず様々な転職体験記が載っている(株)エリートネットワークのホームページを見つけました。その体験記が非常に面白く、多くの方が
「他のエージェントとは違い、スキルが高い」
「転職させることが目的の他のエージェントとは違い、長期的な視点で今後のキャリアをアドバイスしてくれる」
「転職希望者との信頼関係を築くのがうまい」
という点に言及しており、社名も聞いたことがなかった私は 「怪しい」 と疑っていましたが、体験記を読み進めるうち、このエージェントなら信頼できると確信し、サービスを申し込みました。申し込みから数日後に転職カウンセラーの金入さんと面談を実施しました。面談時もまず初めに転職ありきではなく、今後のキャリアプランを見据えたアドバイスをして頂き、志望企業へのアプライまでスムーズに進みました。その後の書類選考、結果の連絡まですべてが速いだけでなく、結果を随時電話で知らせて下さり、金入さんにはとても親身に対応して頂きました。

4.面接〜内定まで

結果は4社面接し、そのうち1社から内定を頂くことができました。お恥ずかしい話ですが、そのうち2社は完全に準備不充分で、結果を聞かずとも自分で不合格を確信しました。
厚みがある志望理由が思いつかなかったという自分本位の理由にはなりますが、せっかくご紹介頂いた企業なのに本当に申し訳なかったと思います。これまで企業研究が不充分だったことを反省し、残りの1社の面接の前に、金入さんに電話で何時間もアドバイスをして頂き、ホームページの内容を徹底的に頭に叩き込みました。転職活動中でも銀行の仕事は忙しく、充分な時間はありませんでしたが、もう後がないという思いで企業研究に時間を費やしました。面接前日は、徹夜になってしまいましたが、会社のあらゆる事柄を頭に入れることができただけでなく、自分がその会社で働くことを鮮明にイメージすることも可能になりました。

結果はどうであっても、充分に自信を持って4社目の面接に臨むことができました。筆記試験後の面接では、社長・常務との2対1で転職理由をはじめ、銀行で大変なこと等を15分程度聞かれた後、社長に 「うちでやってみないか」 と言って頂き、その場で内定を頂くことができました。徹夜までした企業研究の成果をアピールする機会はあまりなく、自分のどの点が良くて内定を頂けたかその時は分かりませんでしたが、金入さんから 「ど真剣な企業研究を通じてやる気や自信が姿勢に滲み出ていたんじゃないですか。そうでなければ即決で内定なんて100%あり得ませんよ。自信を持って下さい」 とフィードバックして頂き、納得ができました。

熱意を直接伝える機会があまりなく、自分自身では少し消化不良な気もしましたが、思ったより早いタイミングで内定が出たことで安心でき、その後改めて実感を持つことができました。
金入さんからの 「企業研究では、採用担当者にとって応募者がどの程度自分の会社に興味を持ってくれているかが非常に重要です。企業研究はやり過ぎということはないので、充分過ぎる位やって下さい。」 という言葉は今でもよく覚えています。

5.最後に

仕事を続けながらの転職活動は本当に大変です。しっかりした軸を持って活動をすることがとても重要だと思います。悩みや不明な点は(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの方に聞けばしっかり対応してくれます。高いスキルと転職希望者にしっかりした信頼関係を築いてくれるため、私も安心して活動を続けることができました。この体験記を読んでくれている方にも是非(株)エリートネットワークを勧めたいと思います。
最後に(株)エリートネットワーク、転職カウンセラーの金入さんには本当にお世話になりました。心よりお礼を申し上げたいと思います。 本当にありがとうございました。

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