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アンドロイドアプリケーション開発技術者の転職

アンドロイドアプリケーション開発技術者の転職

No.545
  • 現職

    株式上場 生活情報サイト サービス開発職

  • 前職

    Webアプリケーション開発会社 アンドロイドアプリケーション開発担当

山田 悠ニ 氏 26歳 / 男性

学歴:東京工業大学大学院 総合理工学研究科 卒

前職は学生ベンチャーとして立ち上げられたWeb系企業で、当時私自身も修士課程の学生であり、起業当時から参画しておりました。しかしながら、当初やっていた事業が上手くいかず事業内容の転換を繰り返しており、その過程で少しずつ起業当初からのメンバーは辞めていきました。理由は様々ですが、短期間での事業撤退を何回も繰り返したため無理な負担がかかってしまったり、新しい事業に興味を失ってしまったりなどが主だったと聞いています。私自身は、自分のスキルセットに合い、自分の興味が続くBtoCでの事業転換がなされていて、事業撤退の作業に当たらなかった為、何となく続けていました。ただ、起業当初の学生ベンチャーの熱気及びメンバーの平等感が失われ、少しずつワンマンになっていくのが気になっていました。

そして事業転換がBtoBになったのを機に、私自身も退職することを決意しました。このメンバーなら面白い事が出来ると思って参画したベンチャー企業が、自分が全くやりたくない事業を、この人たちと是非一緒に仕事したいとまでは思えない人 (嫌いという訳ではないです。念のため) と働き続ける事に耐えられなくなったのです。

転職活動をするにあたり、まずはリクナビNextに登録をしてプロフィールを整備していたところ、複数のエージェントからアプローチがあり、そのうち自分に合致するオファーのご提案をして頂いた複数社のエージェントさんと面談しました。その内の一人が(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの安藤さんであり、最初は聞いた事の無い会社だったのでやや心配だったのですが、親身にお話を聞いて頂けると共に、業界の状況に関してよく理解されており、自分のスキルセットに合ったオファーを数多く提案して頂いたので、安藤さん以外のエージェントには全てお断りを入れて、安藤さんにお世話になりながら転職活動を本格化に動き始める事にしました。


経緯は面白くないと思うので結論だけ申し上げると、転職カウンセラーの安藤さんにお会いしてから2ヶ月で内定を、しかも3社から得ることができました。


私はとてもスムーズに転職活動が成功したと思っていますが、上手く行った要因は複数考えられると思っています。

第一に、これは転職活動の要因として挙げるのは微妙なのかもしれませんが、自分の業績をしっかり作っていて、それを履歴書や職務経歴書に相手に伝わる形で書き上げたことが挙げられると思います。事業としては回ってはいなかったのですが、前職でやっていた自身の仕事は面白い取り組みが多く、それ故、この人ならこんな仕事でも出来るかもしれないと面接官の方に思って頂けた場面が多かったと思っています。仮に、業績が作れない状況下に追い込まれていたとしても、その取り組みの中では、どういうことが良くなくて、どうすれば上手くいったと考えられるのか、それらを想定する事は面接を受ける上での強い武器になるのではないかと思います。

第二に、エージェントの方に自分の考えをしっかり理解して頂いたことがあると思っています。リクナビNextでプロフィールを作っていたところオファーを受けたと上記で書きましたが、プロフィールには可能な限り事業のコンセプトの説明や自身の考えを入れてました。その上で面談の際に更に細かく擦り合わせたことで、適切な求人案件をご提案して頂けたのだと思っています。頂いた求人案件の中には自分が想定していなかった会社も多数あり、実際転職する事にした会社はその中の一つでした。ズレた求人案件を提案されなければ選定する負担も少なくて済みますし、落ちた会社が少なければ落ちたショックも少なくて済みます。風土が合わない、自分のやりたい仕事が無かった等で時間を無駄にすることもないんじゃないかなと思います。

第三に、エージェントさんに親身に接して下さる方を選んだという事が挙げられると思っています。私は比較的上手くいったほうだと思いますが、やっぱり落ちてしまうことはありますし、面接が終わって結果待ちの状態では不安になるものです。そういう時に相談できる人は、現職には基本的には居ません (よっぽど何でも話せる人でも居れば別かもしれませんが)。 そういう時に助けになるのは、エージェントさんなのかなと思っています。安藤さんは、面接が終わった直後にすぐに電話を頂けて、面接の感触をヒアリングして他の同じ会社を受けた転職者の反応から想定される事をお話頂いたり、結果が来るとすぐにご連絡を頂いたりと、不安を取り払って頂けました。こういう細かい気遣いのお陰で、面接に集中することができ、無事内定を頂けたのではないかと思っています。

他のエージェントの方にはすぐにお断りをしてしまったので、他の方との比較はあまりできないのですが、安藤さんは募集項目の文面だけでは見えてこないことを良く知っておられたと思います。他に受けたエージェントの方は文面以上の情報を頂けず、提案して頂いた求人案件の内容にもズレがあったのですが、安藤さんは、ピタリと自分がやりたいと思えるようなオファーを提示して頂きましたし、必要に応じて企業の方とコンタクトを取って情報を引き出して下さったと思っています。結局のところ、転職活動は自分の意思で進めるものなので、自分の考えを修正しながら自分の望み通りのポジションを取りにいかないといけないと思うのですが、それを行う上でベストなサポートを受けられたのではないか、と考えています。安藤さんには感謝してもし足りません。


先ほど述べた通り複数社から内定を頂きまして、贅沢な悩みではあるのですがどの企業に行くのかを選択する必要に迫られました。経営理念は自分に合っているか、自分のスキルセットは生かせるか、やりたい事ができそうか、年収はどのくらいか、福利厚生は充実しているか、会社の技術レベルはどのくらいか、働いている人とはうまくやっていけそうか、社員に上の考えはどのくらい伝わっていて現場に混乱はないか、自分のキャリアを形成をする上で良い選択になっているか。様々な判断軸がある中で、その判断をするのは意外に辛かったです。内定を頂いてからその返答をするまでに与えられる猶予は数日しかなく、場合によっては平行して進めている他の企業を途中で辞退して判断しなければならないためです。転職活動当初はあまり深く考えていなかったのですが、面接を受けて感じる会社の雰囲気や、細かく質問をすることで、少しずつ自分が重視したい軸というのが定まってきたように感じます。ありがたいことに安藤さんが調整して下さったお陰で内定時期がほぼ重なる形になり、内定を焦ってお受けするということは無く、自分の判断を踏まえた上で選ぶことが出来ました。最終的に自分がした判断が正しかったかどうかは今でも分かりませんが、自分の方向性をより見つめ直すとても良い機会を作って頂けたと思っています。

稚拙な文章でしたが、お読み頂きありがとうございました。
皆様の転職活動が上手く行く事をお祈りしております。

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