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43歳女性、インドネシアで自営、帰国後一部上場企業へ

43歳女性、インドネシアで自営、帰国後一部上場企業へ

No.528
  • 現職

    東証一部上場 家具・インテリア系SPA企業 商品開発・生産管理担当

  • 前職

    インドネシアで自営業(家具・インテリア、ファッション関連商材のSPA・輸出業)

相澤 純子 氏 43歳 / 女性

学歴:日本大学 芸術学部 放送学科 卒
英語&インドネシア語 ビジネスレベル

(株)エリートネットワークさんからご紹介頂いた会社に転職してから、ちょうど1か月が経過した。

入社以来、会社からの 「早期に即戦力として貢献して欲しい」 というプレッシャーのなか、新しい環境下で仕事を覚えるのに文字通り無我夢中で取り組んできたが、このところようやく周りを見渡す気分的な余裕が芽生えつつある。
それと共に、「私はこの会社でなんとかやっていけそうだな。」という確信が固まってきていることに喜びを感じている。

そこで、今回の転職で担当して頂いた転職カウンセラーの岩川さんより以前からリクエストされていながら日延べになっていた (岩川さん、お待たせして本当にすみませんでした!) なかなかにドラマティックな転職体験記を今こそ綴ってみようと思う。

<今回の転職以前の私の略歴>
大学卒業→フリーのナレーターコンパニオン→米国に語学留学→米国で飛行機操縦免許取得
→帰国・結婚→出産→離婚→1歳の娘と共にインドネシア移住→現地法人立ち上げ→
家具・インテリア、ファッション関連商材の企画・製造・輸出・小売業を10年半自営(従業員数:約50名)→リーマンショック後の経営不振から事業を立て直せず現地法人を廃業→2010年12月に帰国

<未体験の会社勤めに至った経緯>
2010年12月に帰国後、半年はのんびりしつつ日本の暮らしへの適合を図る予定でいた
(その間に身体のメンテナンスと精神面でのリセット、日本での仕事について熟考)

2011年3.11東日本大震災で宮城県に集中している親戚の多くが被災したため、自分自身も精神的に
大きなダメージを負った。

その後数か月にわたり世の中が不景気・不穏なムードで包まれる

当時検討していた、単身でできる飲食店経営の計画を断念

経営が安定した大企業への転職へとベクトルを大きく転換

<転職先を決める前に私がしたこと→自分自身のキャリアの棚卸し>
・自分は何が得意なのか
・これまでに何をしてきたのか (どんな実績があるのか?)
・かつて経験した仕事でもうやりたくないことは何か
・今後やってみたいことは何か
・収入はいくら欲しいか

以上を踏まえて転職先は、「アジア (できればインドネシア) に生産拠点を持つインテリア系のSPA企業で、バイヤー・マーチャンダイザーまたは製造部門の管理職」 に絞り込んだ。

そういった観点で転職情報サイトで検索してみてまずヒットしたのが、現在私が既に入社を果たしている会社だった。社風も私にぴったりと感じたので、その他の企業研究をすることもなしに早速転職活動を開始することにした。2011年8月後半だった。

私が志望した会社は自社サイトから直接中途採用の応募ができるようになっているのだが、「自分のような経歴がクセ者の場合、自薦でいくより他薦であるほうが賢明だろう」 と判断し、人材紹介会社や転職斡旋エージェンシーに味方になってもらう作戦でいくことにした。

複数の紹介会社が扱っている案件だったので、まずはものすごく有名な最大手の紹介会社のサイト宛てに紹介依頼とレジュメを送ってみた。
するとすぐに返信メールで 「申し訳ございませんが、ご紹介が難しい事例に該当するため、、、、、」と紹介をお断りされてしまったのだ!
後から良く読んでみると、「自営年数が長い方はご紹介が難しいケースが、、、」 とかなんとかの但し書きがちゃんと書いてあった。

あらら。と思ったが、世間って所詮そんなものなのかもしれないな、とずうずうしくもすぐに別の紹介会社にお願いしてみることにした。しかし次のところでも簡単に事務的にお断りされてしまったら、いかに厚顔の私でも凹むかも。。。ということで、今度は申し込む前に色んな紹介会社のポリシー等々を熟読してみた。

ここでやっと登場するのが、(株)エリートネットワークさんであり、転職カウンセラーの岩川さんだ。

・(株)リクルート出身のカリスマビジネスマンが経営してる
・紹介先企業に対しては必ず事前に訪問して取材を行い、ポリシーに合致しなければ紹介依頼をお断りするケースもある
・転職希望者(求職者)とは事前に綿密な面談を行いその人に最適な転職先を紹介するので、マッチング成功率が非常に高い

等々のことが会社案内で詳しく説明されていたのを熟読してみて、私は先述の断られた大手紹介会社(機械的に人を扱っている)と比して、確かに 「(株)エリートネットワークさんはヒューマンタッチ、パーソナルタッチを大事にしていそうだな」 と好感を持った。

そこで、エリートでもなんでもない私なのだが、藁にもすがる、もしくはダメもとな感じで(株)エリートネットワークさんに紹介依頼とレジュメを送ってみた。

すると、すぐに岩川さんから 「詳しくお話を承りましょう。いつ、ご来社頂けますか?」 とお返事頂け、カウンセリングを受ける段取りとなったのだ。

銀座の超一等地にあるオフィスへ伺い、面談室へ通され間もなくして岩川さんの登場。
黙っているとすごく仕事ができそうな精悍な風貌なのだが、笑顔がとてもチャーミングな方なのでこちらを緊張させることがない。

それに乗じて問われるままに、また時にはそれ以上に、私という人間のキャラクターと仕事観を判ってもらえるように、またこの転職に賭ける意気込みについて熱く語った結果、面談時間は軽く1時間半を超えていたと記憶している。

その結果、私が志望している企業の他にも紹介できそうな企業として2社をその場でご提案頂いた。

(株)エリートネットワークさんという威光と岩川さんの強力な援護射撃のお蔭で、その後は不思議なほどスムーズに事が進んでいった。
書類選考→一斉適性検査→WEB上での適性検査→人事担当者面接→役員面接→内定
この間2か月ほどである。
何しろ就職試験を受けるのが初体験なので、何をどう対策してよいのか判らない。
その度に不安になって岩川さんに質問の連絡。
するとすぐにお返事が頂けて、その都度事前に準備できたので本番では落ち着いて対処できたのがすごく有難かった。

そしてついに、内定通知書がメールで送られてきた時。
。。。なんだか、すごく半信半疑だった。。。
何かの拍子に内定取り消しになったりしませんようにと、入社式までドキドキしながら過ごしたのはついこのあいだのことなんだなあ、と今は大変感慨深い。

結局、生まれて初めて挑戦した今回の転職活動で、私は第一志望の企業を一社のみ受けて見事入社を勝ち取ったのだ。
一度も会社勤めをしたことのなかった43歳の私が、この不況下・就職難の時代に、破竹の勢いで躍進している大企業に採用されたことはほとんど奇跡だと他人は言う。(しかもポジション・収入についても、私の希望どおり。)
でも、転職に限っては奇跡はいくつでも起こり得るのだと思う。本人の強烈な熱意と強力な応援団がついてさえいれば。

(株)エリートネットワークさんからの推薦(私が入社した会社の人事担当者が面接で言った言葉。
紹介ではなくて推薦なのだ!)で志望企業との面接の舞台に上がれた段階で、実は既に内定を手中にしたも同然なのではないだろうか、と言ったら大袈裟に聞こえるだろうか。
でも、人事担当責任者が(株)エリートネットワークという会社と岩川さんを大変信頼している様子が私自身が受けた面接においても随所で伺えた。

結論:やっぱり、転職は自薦より他薦。
(株)エリートネットワークさんはこれ以上望むべくもない、強力な応援団でした!


岩川さん、本当にお世話になり有難うございました。
岩川さんが私にとって新しい世界へと通じるドアを開ける鍵となってくれました。
新しい挑戦、全力でがんばります!

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