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第2新卒,金型営業から、パッケージソフトのコンサルティング営業へ

第2新卒,金型営業から、パッケージソフトのコンサルティング営業へ

No.492
  • 現職

    JASDAQ上場 会計システムコンサルティング会社 コンサルティング営業

  • 前職

    精密金型の設計・製作及び成形品の製造会社 法人営業

加賀 健彦 氏 24歳 / 男性

学歴:北海道大学 経済学部 経済学科 卒

転職に至った経緯

私は大学在学中から「ものづくり」に携わりたいという気持ちが強かったので、金型メーカーに就職し、法人営業を担当しました。顧客と一緒にゼロから製品を作り上げていく仕事にはやり甲斐がありましたが、リーマンショック以降の受注減の影響で業績が下降。それに伴う施策としてのワークシェアリングによる週4日勤務という状況が続いていたことから、もっともっと全力で仕事に打ち込める環境に身を置きたいと考えていました。また営業部内で私が所属していたグループリーダーと折り合いが悪く、新規開拓の動きを思うように取れなかったこともあり、自分で考えて計画を立て、行動できる会社で経験を積みたいとの思いが強くなったため、転職を決意しました。

(株)エリートネットワークでの転職活動

転職活動を始めるに当たり、仕事を続けながら次の仕事先を探すという選択肢もあったのですが、どちらも中途半端になってズルズルと続いてしまうのではないかとの心配があり、転職活動に集中するために退職することを選びました。その際に、職場の方から(株)エリートネットワークさんの存在を教えて頂き、担当の転職カウンセラーの金入さんとのカウンセリングに臨みました。
学生の時は製造業にしか興味がなかったのですが、仕事をしていく中で営業職という仕事そのものにやり甲斐を感じるようになっていました。また、既製品をただ売る営業ではなく、顧客から話を聴いた上で顧客の抱えている問題は何か、どうすればそれを解決できるのか考える、いわゆる提案型営業にこだわりを持っていましたので、仕事内容を中心に業種を限定せずにご紹介してもらうことにしました。

1年4か月という就業経験と現在の転職市場の環境から案件自体も少なく、また書類が通る企業も少ないと想像していたのですが、担当の金入さんは、カウンセリングを通して私の人間性を鑑みて、コツコツ勉強し根気よく仕事に取り組める企業をいくつも紹介して下さいました。率直に、私に合った企業を紹介して頂けたと感じましたし、紹介してもらえる企業の数や選考の進み具合によっては、ハローワークや他の紹介企業にも登録しようと考えていたのですが、思っていた以上に面接が入ったため、(株)エリートネットワークさん一本で進めることにしました。

業界研究、企業研究の重要さ

最初にご紹介頂いた企業は拍子抜けするほどあっさりと最終選考まで進みましたが、残念ながら落ちてしまいました。その後も書類選考は通過できたのですが、一次面接で落ちるという状況が続きました。そこで自分に足りない点を確認するために、もう一度金入さんともうひと方、廣重さんにカウンセリングして頂き、企業研究が浅いという『準備不足』を痛感しました。両カウンセラーからのアドバイスは以下の通りでした。

【1】ホームページで事業内容を確認した程度では企業の上辺だけしか見えない。自分なりの推測でも構わないので具体的な仕事内容に絡めて自分に何ができるのか、したいのかを明確に伝えないと企業からは評価されず、それは新卒レベルの業界研究でしかない。
【2】1年4ヶ月という短い社会人経験しかないため、実績よりもどれだけやる気があるのかアピールする必要があり、それには業界や企業についていかに勉強しているかという形で示さなくてはならない。

それまでは事業内容を調べて応募する企業の話さえできればいいと考えていたのですが、金入さんと廣重さんからこのような内容の指摘を熱心にして頂き、自分の認識の甘さを身に染みて感じました。
それからは、選考を受ける企業だけでなく競合相手や業界の動向も調べるようにし、実際にその企業で働いているイメージを鮮明に持てるよう準備を行い、その上で、どの様に仕事をしていくか、という話をするようにしました。その後も志望理由の添削や再度カウンセリングによる指導をして頂いた結果、成果が出て、無事に内定に辿り着くことができました。
今振り返ると、自分ひとりでは業界研究も不十分なままで、通り一遍な志望理由しか答えられずに、一次面接で落ち続ける状況を変えられなかったと思います。

転職の大変さ、面白さ

初回のカウンセリングで金入さんに言われたのが、「現在は転職を希望する人が増えており、そのレベルも上がっているため容易ではない」ということでした。それから1ヶ月強という期間で内定を頂きましたが、実感としてやはり転職活動は生易しいものではありませんでした。それでも、今にして思えば、転職活動は楽しくもありました。自分が将来どうなりたいのか、何をしたいのかを改めて考える良い機会になりましたし、自分がその会社に入って働く場面を想像してワクワクしました。そういった意味で、前向きな気持ちで転職に臨むのがいい結果に繋がるのだと信じています。
社会人経験が浅い段階での転職は困難も多く、踏ん切りがつかない方も多いと思いますが、自分の人生を決めるのは飽くまで自分です。そして一度決めてしまえば、あとは目的に向かって突き進むだけです。(株)エリートネットワークさんはそのためのサポートを親身になって行って下さいますし、私も満足の行く結果を得られ、非常に感謝しています。

この文章が転職活動中、あるいは転職しようかどうか悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。最後になりましたが、金入さん並びに(株)エリートネットワークさんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

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