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10年かけた司法試験を断念。心機一転の転職活動

10年かけた司法試験を断念。心機一転の転職活動

No.44
  • 現職

    ビジネス系出版社 編集

  • 前職

    司法試験予備校アルバイト(早稲田大学政経学部卒)

小澤  聡 氏 31歳 / 男性

学歴:

 私は31歳にして社会人未経験の無職だった。司法試験を10年連続して受け、その後、司法試験予備校での模試の作成・検討を行うアルバイトにおいて30人程を率いるリーダーを担当していたが、正社員の経験はなかった。そのため、受験勉強時には「自分から率先して勉強して偉い」と周囲から言われ、自分でも少しはそうかと思っていたが、いざ転職活動を始めると、年齢が高い、社会人未経験、即戦力となるスキル・キャリアなし、ということで書類選考で30社ほどに落とされた。そんな苦境の中、私の転職を成功させたのが、(株)エリートネットワークだ。



 転職に際しての情報収集の手段として利用したのは、人材紹介会社を4社、リクナビ、iとらばーゆ、B-ing、朝日新聞、日経新聞だった。リクナビや転職情報誌、新聞は大まかなことは分かるが情報が少なすぎるので、各企業のHPを見て自分が何かを感じていくしかない。優良企業なのか、具体的な業種や職種が果たして自分に合っているのか、自分が活躍できるのかは分からない。人材紹介会社は大手3社と(株)エリートネットワークである。転職活動初期に受けた大手3社の面接は、どこも一通り形式通りの質問事項を確認するのみで終わる。ここでも面接後に自分の転職活動の方向性は全く分からなかった。そこで、その後に知人から紹介された(株)エリートネットワークでも「今日も形ばかりの面接で終わるのだろう」と思ってカウンセリングを受けたところ、「転職の姿勢がなっとらん!」と活を入れられ、しかも短時間の面談から「そこまで見抜かないで!」という所まで自分の長所・短所を見抜かれた。これにより、自分個人の売り方や転職の方向性が具体化し、また「法務系しかいけないのでは」という消極的な姿勢から「これがやってみたい」という積極的な姿勢に変わっていった。



 大手人材紹介会社では、求人の要求する業種・職種と大手大企業の要求とのマッチング、しかも「高く売れる人材」が優先されるのだろう。これに対して、(株)エリートネットワークでは求職者各自の人格と優良企業・成長企業との具体的マッチングを目指していると思う。要は、大手人材紹介会社が社会的に評価の高い人材・大企業を対象とし、(株)エリートネットワークは仕事というものをライフプランの重要な一要素と位置付けたうえ、求職者の人柄からその人が活躍できるであろうベストな場を探し、企業にあっては成長産業で社員にも誠実な会社を対象としているのだと思う。

 社会的評価や高収入は社会生活の上で重要である。しかし、大企業の肩書きで生きるよりも「自分が光り輝く場」のほうが魅力に感じる。



 転職市場は非常に厳しい。しかも各企業の実態や、増して異業種の会社など全く分からない。転職に際しコネを含めあらゆる戦略を実践していったら良いと思う。就職は人生の重要な要素なので、仮に(株)エリートネットワークに登録し具体的案件を紹介されても、より良い就職先があればそちらに決めるべきだ。 ただ、(株)エリートネットワークのカウンセリングでは、自分の公正な市場価値や転職の視点が得られるほか、自分個人の人生についてまで相談に乗ってくれる。自分のニーズのうち何処までを転職先に求め、何処までをプライベートな時間で得るか。各業界の特徴、自分個人のライフプランにおける仕事の位置付け、自分の売り込み方までも。そして、カウンセラー自身も自分の人格全てを転職希望者にぶつけてくるので、面接を通じて「人間としての誠実さ」というものが社会生活の上で如何に重要であるのかを気付かされるだろう。



最後に、杉本さん本当にありがとうございました。これからもアドバイスを下さいね。

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