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ポートフォリオマネジャーから、運用コンサルタントへ転身

ポートフォリオマネジャーから、運用コンサルタントへ転身

No.408
  • 現職

    外資系大手コンサルティングファーム  運用コンサルタント

  • 前職

    外資系運用会社  アシスタントポートフォリオマネージャー

木下 祐介 氏 34歳 / 男性

学歴:早稲田大学 学士 卒
TOEIC 950点 
CFA

私が(株)エリートネットワークさんのことを最初に知ったのは、4年ほど前の、前回の転職活動の時でした。その際には、一社、良い企業との面接をセットして頂いていたのですが、他に内定が早く出た案件があったため、面接に進む前に辞退させて頂いたという経緯がございました。ただ、その当時の社員の方々の丁寧な応対や、また的確な面談内容、私の希望を正確に把握して頂いた上でのフィット感のある案件の紹介等々、他のエージェントさんに比べた安定感、安心感が強く印象に残っていました。

その後4年が過ぎ、再度の転職活動にあたり、今回は転職カウンセラーの新森さんに仲介して頂いた先に転職することとなりました。今回の転職活動は金融危機の後の非常に厳しい環境下であったため、前回の好景気の中での活動に比べて、エージェントさんの力の差がよりはっきりと分かるところがあり、新森さんにお世話になって本当に良かったと思っています。

今回私が転職を考え始めたのは、この先10年程度、30代後半から40代前半を過ごすにあたって、いわゆるアシスタントレベル、アソシエイトレベルの業務からは卒業して、よりチャレンジングな仕事にステップアップしていかなければならないという危機感・焦りからでした。私が転職前に運用会社で担当していた業務は、その結構な部分が30代前半の自分自身でなくても、例えば20代の若手の方でもこなせる部分が多く、従って、より貢献度の高い、私自身の年齢に相応の仕事をできるチャンスを、社内のみでなく社外でも探していきたいという思いが強くなり、昨年の夏頃から、多くのエージェントさんにお話をお伺いするようになりました。

しかし、当時、あるいは今もそうかもしれませんが、金融業界は金融危機後のリストラの真っ只中にあり、転職市場は求職者にとって極めて厳しいものでした。そのため、今回はとにかく幅広く多くのエージェントさんに話を聞きたいと思い、両手に余るほどの数のエージェントさんに登録をしました。こういった環境の中、エージェントさんの対応は、大体において二つのグループに分かれていました。求人が極めて少ない中、上記のような私の曖昧模糊としたニーズにフィットする案件などそうそう無く、関連性が低い案件でもとにかく声をかけて下さるものの、やはりニーズに合っていないため先に進めないグループと、今は案件が無いが、いずれ案件が出てきたらとおっしゃって、結果的にそれきりとなってしまうグループです。

(株)エリートネットワークさんにも再度登録することとなり、その際の転職カウンセラーの新森さんとの面談では、私の希望をはっきりと理解下さったこと、また、すぐに紹介頂ける案件が無いことを確認しまして、前述の2グループの後者、つまりそれっきりグループになってしまうのだろうと思っておりました。

しかし、面談から4ヶ月程たった頃に、新森さんから新規の求人案件が出たとのご連絡を初めて頂き、その後何度かの面接を経て無事内定を頂き、転職活動を終えることができました。最初にこのお話を頂いた時は、当時の勤め先とは異業種であるコンサルティング業界の求人であったこと、また、業界の動向に明るくない私でも知っている、ネームバリューのある会社であったことから、私ではとても力不足なんじゃないかという不安もあり、応募しても書類選考すら通過出来るのか心もとなく思ったことを覚えております。
ただ、ジョブデスクリプションは確かに私自身の前述の希望に沿っており、また、もしうまくいくのであれば、願ってもいない良い案件であったため、新森さんに背中を押して頂いて、応募することにしました。

この求人は、いわゆる公開案件であり、会社への直接応募も可能で、また、他のエージェントさんでも扱いがある類のものでした。それだけにかえって、私自身も、他のエージェントさんも見逃していた案件を拾い上げ、的確にマッチングを行って下さった新森さんの面目躍如とったところで、(株)エリートネットワークさんにお世話になって本当に良かったです。新森さんに声を掛けて頂かなければ、応募しないままとなり、今でも転職活動を続けていただろうと思います。

そういった次第で、ちょっとまるで(株)エリートネットワークさんの宣伝のようになってしまっていますが、転職活動中の方に私の体験記から何か役立つことを見つけて頂けるとしますと、自分自身の希望、ニーズは自分で分かっているようで意外とそうでもなかったりすること、従って、あまり自分で出来ること、出来ないことを限定してしまわれずに、幅広に様々な案件を調べていくと、意外なところにご自身に合った選択肢が見つかるかもしれないこと、また、そういった作業を通じて、ご自身の希望や方向性についてよりはっきりとしたイメージが得られ、例えば実際の面接の場での受け答えの助けになったりもするのではないかと思います。

最後に、当面、転職者にとっては大変な環境が続くのかも知れません。ただ、何も何十人、何百人の勤め口を探してくる必要はなく、たった1件、ご自身の分を探してくればよいだけだと、1件ぐらいなら、どんなに環境が悪い時でも出てくる時には出てくるはずだという、良い意味での楽観や開き直りも必要かと思います。ヘンに萎縮してご自身の可能性を自ら閉ざしてしまわないよう、先が見えにくい中でも前をしっかりと見据えて頑張って下さい。

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