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家族に支えられた転職活動

家族に支えられた転職活動

No.371
  • 現職

    東証1部上場 資源エネルギー会社 
    内部監査

  • 前職

    東証1部上場 半導体製造装置メーカー 
    内部統制

小野塚 次夫 氏 36歳 / 男性

学歴:神田外語大学 外国語学部 英米語学科 卒
早稲田大学大学院 ファイナンス研究科 在学中
英検 準一級
中小企業診断士
公認内部監査人(CIA)

転職の経緯

35歳を迎えた頃から、「今の会社でこのまま働き続けることがベストなのだろうか?」ということについて真剣に考え始めました。この問いに対する私の答えは迷いなく「No」であり、2〜3年以内には違う会社に移って仕事をしたいと考えるようになりました。
しかし、転職活動にはエネルギーが必要です。夜間に社会人大学院に通っていることもあり、とてもハードな生活を送っているため、なかなか最初の一歩を踏み出せずにいました。


何事でもそうなのかもしれませんが、とりわけ転職活動においては「運」と「タイミング」が重要なのではないでしょうか。「タイミング」を逃さずに、すぐに行動に移すことが良い結果につながるのだと強く感じています。


私にとってのその「タイミング」は、GWを間近に控えた4月末にやって来ました。人事評価を巡る(今となっては)些細な件がきっかけとなって「ここで行動を起こさなければ」と奮起し、一気に行動を開始しました。普段はスーツを着ないで仕事をしているため、すぐにスーツを2着購入し、いくつかの転職エージェントに登録をしました。

転職にまつわる不思議な偶然

私にとって今回は2回目の転職ですが、2回共に共通する不思議な偶然があります。これも「運」の1つだと思いますので、ご紹介させて頂きます。


(1)2回とも年男(丑年)での転職
最初の転職は24歳のときでした。今年(2009年)を迎えるに当たって何となく意識はしていたのですが、まさか本当に転職することになるとは思ってもいませんでした。
今36歳ですので次は48歳なのかと思ってしまうのですが、もう考えたくありません・・・・・。


(2)2回とも妻が案件を見つけてくれた
12年前の最初の転職のときは、妻が読んでいた新聞で求人広告を見つけて、それがきっかけとなって応募/入社をしました。
そして、今回の転職を決めた案件も、妻がネット上で見つけてくれたものでした。GW中に大学院の自習室で妻からのメールを受信し、その場で(株)エリートネットワーク様への登録を済ませました。(なお、今回の転職活動では全部で8社のエージェントに登録しましたが、(株)エリートネットワーク様以外の7社は自分で案件を見つけて登録しました。)

岩川様との出会い

登録後に転職カウンセラーの岩川様からメールを頂き、GW真っ最中の土曜日に銀座のオフィスでお会いさせて頂きました。オフィスには岩川様以外は誰もいらっしゃらない様子でした。
お話をさせて頂いて感じたことは、とにかく質問が上手で、こちらの考えをどんどん引き出して下さるという印象でした。
そして、岩川様が法人営業として自らクライアントの企業も訪問されているということで、応募先企業の状況や社風・雰囲気、人事担当者のことなども熟知されていました。この点については、後に選考が進んだ際にも的確なアドバイス等を都度頂くことができましたので、本当に助かりました。


不思議なことに、今回私が転職を決めた案件については、そのとき「既に選考が進んでいる」という印象を受けていたため、実はほとんど期待しておりませんでした。

転職活動を振り返って

(株)エリートネットワーク様以外のエージェントからも、GW中にいくつかの案件をご紹介頂いたものの、私が希望する職種で「本当にここで働きたい」と思える会社は他にはありませんでした。
長期戦を覚悟していたGW明けの火曜日に、岩川様から書類選考通過のご連絡を頂きました。もともと期待していなかっただけに、とても嬉しかったことを憶えています。私は、この1社だけに絞って転職活動を行い、ダメだった場合は大学院が修了するまで待つことにしようと決心しました。
実際、仕事をしながら大学院に通う身としては、それが精一杯でした。

その後、一次面接、筆記試験/小論文、二次試験、役員面接と順調にクリアすることができ、転職を決意してから約2か月で内定を頂くことができました。その間、転職カウンセラーの岩川様から多くのアドバイスを頂きました。「人事のマネージャーはこのような感じの方だ」ということなども具体的に教えて頂けたので、リラックスして面接に挑むことができたと思います。


面接の対策としては、「自分はなぜ転職するのか」「なぜ今転職するのか」「自分の経験を生かして、新しい会社でどのように貢献できるのか」について徹底的に考えました。自分の考えをまとめるために思ったことなどをノートに書き出して、何度も見返しながら考えを深めました。また、今までとは全く畑違いの業界でしたので、関連する本を5〜6冊くらい購読して基礎知識を身に付けておきました。


私の場合、面接などの実質的な活動の期間は1か月ほどで済みましたが、それでも次の面接までの間などに先行きに不安を感じることがありました。大学院の授業や宿題・レポート等でも相当の時間をとられる状態でしたので(今現在もそうですが)、早く終わらせてしまいたいという気持ちで一杯になっていました。そのようなときには、「なぜ自分は転職活動をしているのか?」という原点について改めて考え、将来の夢を描くことによって再びモチベーションを高めていました。

家族の応援

そして、転職活動の最初から最後まで私を強力に支えてくれたのが、妻と小学校に入学したばかりの息子でした。


なにしろ今回の案件は妻が見つけてくれたくらいですから、選考が進むたびに一緒になって喜んでくれました。面接のときは激励の言葉と共に送り出してくれて、面接が始まる前には携帯にメールを送ってくれました。絶対にうまくいくと信じてくれる妻の様子を見て、本当に勇気づけられました。


6歳の息子は、何か仕事の試験を受けると聞いて、「おとうさん。試験がんばってね」といつも言ってくれました。面接が終わって家に帰ると「試験合格した?」と聞いてくれて、子供ながらに心配してくれているのがとても嬉しかったです。


確か筆記試験のときだったと思いますが、息子が私のためにお祝いの飾りを作ろうと妻に言ってくれたらしく、2人で折り紙や画用紙で豪華な飾りを作ってくれました。この「作品」は筆記試験の結果が分かった後に玄関に飾ってくれたのですが、縁起をかついで最終面接の結果が出るまで(3週間くらい)飾ったままにしていました。

新しいチャレンジにあたって

私は、自らが決めたことによって生じた結果については、絶対に後悔しない自信があります。その選択が正しかったか否かは、選択した後に自分がどのように行動するかによってのみ決まると思っているからです。


私は少なくともあと30年間は働き、その中で色いろなことにチャレンジして成果を生み出し、何歳になっても社会の役に立ち続けたいと思っています。今回、転職カウンセラーの岩川様を始め多くの方々のご協力によって得たこの機会を生かして、その夢の実現に一歩ずつ近付いていきたいと思っています。

最後に

今回、(株)エリートネットワーク様を始めとして複数のエージェントにお世話になりました。その経験を踏まえて、転職活動においては、どのエージェントで、どなたに担当して頂けるかが本当に重要であると実感しています。


此の度私が転職を決めることができた案件につきましても、お世話になったエージェントが(株)エリートネットワーク様でなかったら、私の担当の転職カウンセラーがもし岩川様でなかったら、決して同じ結果にはならなかったと思います。本当に感謝しております。 ありがとうございました。


それにしても、岩川様からは朝晩関係なく電話・メール共に迅速なご連絡、ご対応を頂きました。私の感覚では休みなく働かれているとしか考えられず、とても心配しております。お身体を大事になさって、これからも多くの人々の幸せな転職の実現をサポートして下さい。


以上

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