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海外赴任駐在中に、一時帰国し、大手専門商社へ転職

海外赴任駐在中に、一時帰国し、大手専門商社へ転職

No.370
  • 現職

    大手専門商社 食品国内法人営業担当

  • 前職

    食品専門商社 海外駐在

吉澤 聡 氏 32歳 / 男性

学歴:早稲田大学 政治経済学部 経済学科 卒

(株)エリートネットワークとの出会い

私は海外駐在の任期途中での転職を希望しました。仕事に慣れていくにつれ、自分の5年後10年後の姿が具体的にイメージ出来るようになり、今の会社での今後のキャリア、即ち自分が経験出来るであろうことが非常に限られてくることを感じ取っていましたし、それに魅力を感じなくなったのです。そしてインターネットで転職について色々調べる中で出会ったのが(株)エリートネットワークでした。休暇で日本に一時帰国した際に、松井代表に初めてお会いしたのですが、「元気がないなぁ」と言われたことが忘れられません。自分は本当に今の会社を続けるべきなのか否かという揺れる心が声や表情に出ていたのでしょう。

私は転職することが必ずしも良いとは思っていません。転職せずに、一生働き甲斐を感じられる会社に新卒で入社出来れば、それが一番良いと思っています。従って当時は、「何で自分は転職なんて考えなければならないのだろう」というネガティブな心境だったということもあると思います。

転職活動の流れ

私自身、メーカーや小売の営業など、自分がこれまでやってきた仕事とは違う仕事にチャレンジしてみたいという気持ちもありました。自分をこれまで育ててくれた今の会社への恩もあり、同業他社への転職は正直あまり考えたくなかったのです。ただ、松井代表と話をする中で、転職をすることが成功なのではなく、転職して活躍することが成功である、良い転職であるとの整理が自分の中で為され、自分にとってベストなのは、同業大手への転職であると考えるようになりました。今の会社への恩という自分がこだわっていた部分を捨て、より幅広いビジネスを展開している大手で今一度チャレンジしてみようという割り切りが出来たのです。

逆に自分の中でどうしても譲れなかったのは、年収です。現在、そして10年後20年後を見て、年収の下がる転職というのは考えられませんでした。知名度の高い一流企業であっても、年収が下がるのであれば、検討の対象外としました。「年収ダウンの転職」と、「ポジティブな転職」という二つが、自分の中でどうしても結び付かなかったのです。
国際電話やメールで松井代表とコミュニケーションを密に取り、自分の志向をクリアにした上で、転職希望先は最終的に一社に絞り込み、正に一球入魂で選考に臨みました。
実は当該志望企業は、不況の影響もあり中途採用の公募を停止していたのですが、松井代表が私のレジュメを持って熱心に働きかけて下さり、特別に面接をしてもらえることになったのです。松井代表には、私が帰国出来る日程を予め伝え、私の日本到着の翌日に一次面接を、私の日本出国2日前に二次面接と三次面接を同時に設定頂くというアレンジをして頂きました。その結果、選考は順調に進み、海外駐在中ながら、適性検査も含めて3週間で内定を得ることが出来たのです。

転職活動で感じたこと

一番重要なのは、志望企業に対する真剣さだと思います。これは皆さんもなさっていることだと思いますが、私は志望企業との面接の想定問答をA4紙20枚ぐらいに纏めていました。中途採用の面接の場合、小賢しい準備など面接官から容易に見抜かれてしまうことは分かっていましたが、その企業のことを真剣に考えれば考えるほど、自然と面接のイメージが湧き、またその中で自分が訴えるべき点がクリアになっていくものです。私が今のご時世で内定を得ることが出来たのは、志望企業が私のキャリアを高く評価して下さったこともありますが、やはり私がその企業に対する思いを熱く語り、その真剣さと一途な想いが十分に伝わったからだと思います。

最後に

今は、昨今の不況にも拘わらず、私を採用して下さった企業と、私を常に励まし、また力強くリードして下さった松井代表に感謝の気持ちで一杯です。大手企業への転職は私にとって大きなチャレンジになりますが、やる気で漲っております。
転職者の身分は、例え内定が出た後でも不安定であり、転職者は転職エージェントに対し、正に自分と家族の人生を預けることになります。従い、自分が本当に信頼出来るエージェントを見つけ、その人と二人三脚で転職活動を進めていくことが大切だと思います。私の場合、複数の転職エージェントとお会いしたのですが、松井代表は、真剣さ、熱さ、そして経験に裏打ちされた率直なアドバイスが他のエージェントとは全然違っていました。私にとって幸せな出会いだったのだと思います。

以上

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