本日現在:1227 転職体験記
No.366

不動産業界から、商社への転職

前職
一部上場 不動産デベロッパー  用地仕入れ
現職
専門商社  法人営業担当
吉田 明 氏 / 29歳
青山学院大学 経営学部 経営学科 卒

〜転職活動に至った経緯〜

4月中旬のある日、上司と打合せのアポがあり会議室に入った。すると、取締役も同席。
『ついに来たか』そんな心境でした。仕入部門にいると、業界全体の動向・会社の最前線の状況が嫌でも判る。自分の立ち位置も理解はしているつもりでいた。
「お前は何も悪くない。すまん……」
会社の方針は、大幅な人員削減を行い、生き残りを図るというもの。


不動産業界の厳しい状況は、各新聞・雑誌でも特集され、周知の事実となっている。
2008年のお盆明け頃からは、異常なまでに状況が急変していくのを肌で感じていた。
6年間、用地仕入一本でやってきた自分が出来ること・やってきたことが、何も通用しない現実の中で過ごしたこの約半年だったので覚悟は出来ていた。


4月に結婚したばかり。結婚式をあげてから5日でリストラ宣告。こんな経験もめったに出来るものではない。そして、この現実を隠しながらも結婚式に出てくれた社長・上司達は複雑な思いでおられたに違いない。辛いのは、自分だけではない。
自分を育ててくれた人たちのためにも、前向きに、自分が飛躍するチャンスをもらったと思って転職をしようと決意した。

〜自分を客観視する〜

焦るつもりは無く、しばらくは自分のやりたいことをしっかり考え直してみようと思い、友人の主催する自己啓発セミナーに参加したりという時間を過ごしていた。
自分がビジネスマンとして生きていく道は、どのような道なのか、やりたいことの軸は何なのか?!
学生時代の就職活動で考えたようなことを、社会経験を積んだ今の状況においても改めて考えてみた。


一日中パソコンを叩いているだけではダメ、電話で右から左に物を動かすだけではダメ、形の無いもの(保険等)を売るのはダメ。たくさんの人と会える仕事がいい。
一人で達成感を感じるのではなく、大きな感動を・喜びを分かち合える仕事がしたい。
感動を共にした仲間とは、仕事を超えた友情(歳は関係なく)が生まれる。
社会は、大人の勉強の場所だと思う。だから、たくさんの人と出逢って、たくさんの事を感じ、共感し、人間としての成長をしていきたい。
形あるものを生み出そうともがき苦しんだ末に、モノを作り出し、それが人々に感動や喜びを与える。それが自分にとってはとても大きな喜びである。あくまで形があるものに魂を注ぎ込むほうが、自分には合っている。形のないもの(プライスレスな時間等)を作ることは仕事じゃないところで思いっきりチャレンジしている。etc・・・


“人と人の結びつきの中で、何か形のあるものを生み出す仕事がしたい”


元々居た不動産業界から離れることに違和感は感じなかった。むしろ、今のタイミング(30歳を目前にして)違う業界にチャレンジできるのは、人生においては大きな意味があると感じた。


自分が関わってきた不動産の仕事で得たノウハウというのはあまり無いと思う。業界知識を持っているというのは前提条件であり、それをノウハウとは言わない。特殊な仕事で、誰でも出来る訳ではないが、それはこの仕事だけの話じゃない。
周りにいるプロの人達の力を如何に借りれるかどうかが勝負。お客さんのことを真剣に考えることが出来るかどうかが勝負。結局は用地仕入れの仕事は人間力勝負みたいなところがある。


自分を客観視した時に、実際どんな業界のどんな会社が自分を求めてくれるのか、不安にも感じた。金融・財務等のスペシャリストではないし、資格は宅地建物取引主任者しかない。異業界において、自分を“書類上”で求めてくれる会社はあるのか??
自分が採用担当だったらと考えた時に、「彼に会ってみたい」と思える素敵な経歴は自分にはないことはよく判っていた。

〜(株)エリートネットワークとの出会い、そして内定まで〜

そんな自分が就職活動を始めた時に、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの高橋さんと出逢えたのはまさに幸運だったと思う。
最初の電話でアポイントを頂く時から、この人は何か違うと感じるものがあった。
その週は前職の引継ぎなど予定があり、時間を作るのが難しそうだと伝えると
「そんな余裕ありますか? そんな状況じゃないと思いますよ」と高橋さん。
最初の電話から、当事者である自分よりも緊張感を持っている。カチンとくるというよりは、ハッとさせられる言葉だったのでとても印象に残っている。
メールで事前にお送りしておいた履歴書等についても、的確にダメ出しをされた。
「趣味:テニス だけじゃなく、学生時代コーチのアルバイト経験があります等のコメントを加えておくだけで、血の通った履歴書になります」
なんだかんだ、余計なことは書かないことが常識と思い込んでいた。それに縛られて“無味乾燥な紙”になっていたものを、血の通ったものに変換して頂いた。


小さなことなのだけれども、その小さなことが大事だと思う。自分では気づかないうちに、勝手に萎縮していたり“らしさ”を打ち消してしまっていることがあると思う。


転職カウンセラーの高橋さんとの面談では自分がどういう方向に進んでいきたいのか、ざっくばらんに話をさせて頂いた。一通り話をし、終わり間際に「商社には興味ございますか?」と。
高橋さんいわく、商社というのはやはり見た目の派手な商売。イメージが大切な部分もある。逆に泥臭い部分もあるので、その両面を持っていることが必須。そして、気持ちの良いコミュニケーションが出来ることは当然必要となってくる。
私の見た目、スーツの着方、ネクタイの色、話し方、経験etc 高橋さんの感性で合うと思ったそうだ。この人の感性で合うと思ったのであれば、きっと合っているだろう。そう信じられた。


その後、数社ご紹介頂き、その中から自分が興味あると伝えた3社を確実に面接まで進ませて頂いた。行ってみると、どの会社も大変魅力がある会社だった。当然ながら、全ての会社からご縁がある訳ではなかったが、人間的に魅力的だったり、新しい事業にチャレンジする環境であったり、改めて出会いに感謝するばかりであった。


結果、最初の面談でご紹介を頂いた商社にお世話になることになった。
商社というと、単に右から左へ物を流すだけのイメージだったのだが、実際は商品開発から関わり、エンドユーザーの手に届くまでプロデュースし、驚きや感動を与えることが出来る。
あったら嬉しいのに、世の中に無いものを形にする。自分のやりたいことだった。
20名程度の小規模な会社。だが、自分の言葉で仕事の本質を語る社長・手ごわいと感じるマネージャー陣は、今までの社会人人生の中で出逢った人の中でも特に魅力的な人達だと思う。その人達に、認めて頂いた事に喜びを感じているし、仲間となり、期待以上の自分になろうと新たな決意を持てている。


これはあくまで結果だが、他の某エージェント会社では20社以上面接の希望を出したが、1社も面接まで進めなかった。書類の中の自分は輝きを放っていなかったということだ。
(株)エリートネットワークの高橋さんのように、転職者と企業の両方と求めるものを語り合い、双方のニーズを的確に捉え、紙だけでは伝わらないものを伝えてくれる方こそ、真のエージェントではないかと思う。そして、自分たちよりも遥かに色んな業種の方を知り、さまざまな人を結び付けてきたプロフェッショナルだ。その人の言葉を素直に信じ、行動出来た事、その一点だけは自分を誉めておきたい。
転職活動の中で何かに迷う人は、是非会って欲しい方であり、私も人生の中で今回にとどまらずに何か関わりを持っておきたいと願う魅力的な方である。


転職活動が終わってみて思うのは、辛いことなど何も無かったということ。自分と出会えて良かったと思ってもらいたい人が増え、転職活動は終わった。前を向いていけば、何も怖いことは無い。転職も、チャンスだと信じて、皆さんも前に進んで頂ければと思う。

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