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外資系投資ファンドから、日系コンサルティング企業へ

外資系投資ファンドから、日系コンサルティング企業へ

No.363
  • 現職

    日系大手コンサルティングファーム
    シニアスペシャリスト

  • 前職

    外資系投資ファンド  バックオフィス

横川 真理子 氏 37歳 / 女性

学歴:慶応義塾大学 経済学部 卒
TOEIC945点、US-CPA(米国公認会計士)

<転職の経緯>

私は前職の外資系金融機関を2008年7月に、会社都合で退職しました。急なことでしたのでもちろん何の準備もしておらず、また私自身3度目の転職でしたが1度目と2度目は共にエージェントを通すことなく転職しておりました関係で、まずどのようなエージェントがあるのかを調べることから転職活動が始まりました。

<株式会社エリートネットワークさんとの出会い>

株式会社エリートネットワークさんは7社目にコンタクトしたエージェントだったと思います。最初のカウンセリングを受けて、まずご提案下さる案件の豊富さに驚きました。結果的に、他のエージェントでは活動期間中に最大で3社応募したケースが最多だったことを鑑みますと、最初のカウンセリングの段階で既に5社以上興味のある案件をご提示頂いていたという事実が的確な案件のご紹介を物語っていると思います。また、求人についてお話し合いをする時に、私が「この案件にはこのスキルが足りない」と感じる点と、担当の転職カウンセラーの方が考えておられる点が非常に近かったことも、お会いした当初から印象的でした。そのため自分の考えていることを率直に伝えていくことができ、結果的に私のことも良く理解して頂くことができたのではないかと思っています。

<考慮していなかった業界を視野に入れたきっかけ>

前職が金融機関のバックオフィスであり、且つそのキャリアが自分自身最長のものでありましたので、一般事業会社(金融含む)のバックオフィスを転職先として一番に希望しており、また担当の転職カウンセラーの方もそのように案件を紹介して下さっていました。私の経験やスキルを考慮すると、コンサルティング会社やデューデリジェンス会社といったスペシャリスト系の業界も可能性として存在することは理解していたのですが、大変に激務であるというイメージが強く、ほとんど案件を検討することなく避けていた業界だったのです。


転職活動期間が長くなってきたこともあり、担当の転職カウンセラーの方の助言もあって、今まで敬遠してきたコンサルティング業界にも応募してみることにしたのは今年(2009年)の2月に入ってからのことでした。幸いにも書類選考を通過したある会社の面接にお伺いした時、「激務であることは確かだけれど、そればかりではいけないと考えている」というその会社の考え方に触れ、また面接官とのお話もスムーズ、且つ実り多いものだったことに嬉しい驚きを感じたのを強く覚えています。


その旨を報告するお電話をした際、担当の転職カウンセラーの方が「この業界は向いていると思いますよ」と言って下さったことも印象に残っています。その会社の後の面接で、ちょうど立ち上げたばかりの事業を行うチームの人材を求めていて、その勤務形態に従来のコンサルタントとは多少スタンスの異なるポジションを提示することにした正にそのタイミングだったという事実を知ることになるのですが、自分が面接で好印象を持ったこと、その後に担当の転職カウンセラーの方から前述のコメントを頂いたことで、今まで避けていた業界に対してぐっと前向きになりました。


その会社とは3回面接を致しましたが、会社や社員の方に対する印象、また仕事や勤務状態に対するイメージなどは嬉しい驚きだった好印象のまま変わることはなく、最終的にオファーを頂いた時には、心より喜んでお受けすることができました。
お受けしたオファーは、報酬の金額の高さには重きを置いておらず、合理的な労働時間に対して合理的な報酬、そして無理なく長く働くことが可能であること、という私の希望を、まるで誰かが聞いていたのではないかと思うほどに満たしたものになりました。

<転職活動を振り返って>

2008年12月に株式会社エリートネットワークさんとお会いしてから2009年4月までという長い転職活動期間でしたが、あまり焦ることなく最後まで平常心でいられたのは、うまく案件を途切れさせないように、また(これは意図されていたことかわかりませんが)あまり案件を重ね過ぎないようにして下さった担当の転職カウンセラーの方のご配慮、ご尽力が最も大きかったと思っています。また、それまで避けていた業界に目を向けてみるようになってから、素晴らしい案件が出てきたのとタイミングが一致した幸運もありましたが、短期間に前向きになれたことにも担当の転職カウンセラーの方の適切なサポートがあったからだと思います。転職のプロフェッショナルとして、私の適性がどこにあるのかは恐らく最初からお分かりだったのではないかと思いますが、自分が好印象を得た後に「向いていますよ」と言って頂いたことで、進む方向に関して確信を持てたように思います。


今回の経験から、これから転職活動をされる方に僭越ながらお伝えできることがあるとすれば、まずは色々な業界に目を向けて見られるのもよろしいのではないかということです。譲れない条件というものがどの方にもあると思うのですが、私のようにそれが避けていた業界に存在していることもございます。雰囲気や条件が合うか合わないかは社員の方々と実際にお会いすることで分かるというのも経験から申し上げることができますので、まずは幅広に見ていかれることも良いのではないでしょうか。


株式会社エリートネットワークさんに関しては、担当の転職カウンセラーの方が「良い会社です」とおっしゃる会社は本当に良い会社だったということ、そして「最後まで面倒をみます」という言葉の通りにサポートして頂いたことが最も印象に残っており、且つ感謝している点です。
ご縁はありませんでしたが、面接でビジネスの内容や社員の方の素晴らしさに触れ、こんなに良い会社があるのだと、転職活動に対して力を頂いたような出会いもありました。


非常に信頼できる転職活動のパートナーであったことに対して、改めてお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。

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