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不動産鑑定士の専門性を活かした転職

不動産鑑定士の専門性を活かした転職

No.336
  • 現職

    不動産鑑定事務所 
    不動産鑑定評価業務

  • 前職

    不動産コンサルティング会社 
    不動産鑑定評価業務

安田 健二 氏 35歳 / 男性

学歴:私立大学 卒  不動産鑑定士

転職理由

私は、鑑定評価業務が中心業務である不動産鑑定業者に勤務しておりました。仕事内容などについては満足していましたが、様々な知識を身に着け、スキルアップを図りたいと思い、転職を考えました。希望業種は不動産鑑定事務所及び不動産鑑定評価業務の経験を活かせるような不動産関連の会社でした。

エージェント会社について

転職活動に際しては、不動産鑑定士という専門職であること、働きながら転職活動を行うことから、エージェント会社にお世話になろうと思いました。エージェント会社を利用する利点としては、適切なアドバイスや情報を頂けること、自身で活動するよりも時間や手間などのコストを短縮できることなどがあります。私は数社のエージェント会社に登録をしていましたが、その中でも、㈱エリートネットワークさんは、転職者に対する対応がしっかりしているという印象を受けました。具体的には、連絡や面接日程の調整、面接後のフォローなどを迅速かつ的確に行って頂き、他社と比べてストレスを感じることはありませんでした。転職活動において、エージェント会社は重要な位置を占めていますので、何社か試してみてその中で自分と相性の合うエージェント会社を見つけてみるのもいいのではないかと思います。転職活動はうまくいかないことが多く、精神的に不安定になることもありますので、信頼できるエージェント会社と共に転職活動を行えたことに感謝しています。

転職活動について

当初の希望業種としては、不動産鑑定事務所、不動産投資関連、ノンリコースローンを扱う金融関連などを考えていました。しかし、ご存じの通り、金融危機が不動産業を直撃し、不動産鑑定士を求める転職先は大幅に減少しました。エージェントの方によると、1年前と比べ転職市場は極端に悪化しており、書類選考を通過し1次面接まで行くのが、20社に1社程度も珍しくないという説明を受けました。このような転職市場を踏まえ、不動産投資関連や金融関連は安定性に疑問があり、また、自分としては未経験でもあったので、今までの業務経験を生かすことができる不動産鑑定事務所にターゲットを絞り、転職活動を行いました。
㈱エリートネットワークさんから紹介された企業は私の希望を満たしていることはもちろんですが、社風などの書類上では分からないことについても、相性がいい会社でしたので、転職希望者と採用企業の双方について、しっかりと調べ、両者をマッチングさせているのだと感じました。


今回の転職活動で、数社の面接を受けました。面接において質問されることは、大きく分けると、今までの職務経験と転職理由の2点に集約されます。職務経験でスキルを判断し、転職理由で仕事に対する意欲や性格、人間性、社風に対する適応力などを判断するのだと思います。今までの上手くいかなかった面接を振り返りますと、職務内容と転職理由のどちらかあるいは双方で応募企業に対して説得力の高い説明ができていなかったのだと思います。今回内定を頂いた企業との面接では、今までの反省点を踏まえて、転職理由
について、自分の考えをただ漫然話すのではなく、相手の立場になって、どのような説明をすれば納得して頂けるのかという視点で今一度掘り下げて考え、しっかりと答えられる準備をしました。その面接の中で、職務内容、会社の考え方や将来的な方向性に魅力を感じ、入社を決めました。

最後に

転職活動を始めた頃は、1か月くらいで決まるだろうと考えていたのですが、思いのほか時間がかかってしまい、転職市場は厳しいのだなと実感しました。不安になることもありましたが、信頼のできるエージェント会社さんと共に活動ができたことに感謝しています。これから転職活動をする方に対して、転職市場はますます悪化することが予測されますが、エージェント会社さんの助けを借りながら、自分にできることに集中して頑張ってい頂きたいと思います。

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