理化学機器メーカー フィールド・エンジニアへの転身

No.271
  • 現職

    外資系 理化学機器メーカー
    フィールド・エンジニア

  • 前職

    日系 理化学機器代理店
    フィールド・エンジニア

日前 朋樹 氏 32歳 / 男性

学歴:東邦大学 理学部 化学科 卒

目次
  1. 転職の動機
  2. 転職活動
  3. 退職の手続き
  4. 最後に

転職の動機

私は、大学卒業後、社会人10年間で4社目となる比較的近い分野での転職を繰り返してきたが、その多くは知人に誘われての転職でここまで来た。正直言うと過去には自分で転職活動をした事もあるが、あまり口の上手くなかった私は、面接に苦手意識があったし、良いと思う企業は競争も高く内定までは行かなかった。
さて、なぜまた転職する事になったかと言うと、今の仕事はどうしてもすぐ辞めたいと言う程の理由はなかった。確かに給料・仕事の内容等、不満が無い訳ではないけれど、過去に勤めた会社と比べれば、まともな方だった。
一方、今の仕事は他の企業への訪問が基本。『他人の芝は青く見える』と言う言葉があるが、どうやら本当に青いと思える企業も多かった。完全に『井の中の蛙』であった。
そのためチャンスがあれば、ステップアップしたいと思う気持ちがあった。良い方向に解釈し、『向上心』と自分自身に言い聞かせている。

転職活動

もとより興味がある企業はあった。そして求人がある事も知っていた。ただ在職中の転職活動はスケジュール調整もなかなか難しいし、もっとスキルを付けてから?とか、反して転職は若い内の方が有利なのでは?等、煮え切らない思いがあった。
そんな時漠然と、ネットで興味のある企業を検索したら(株)エリートネットワークさんが現れた。
人材紹介会社には、興味があった。メジャーリーグでもエージェントは当たり前に使われるし、あまり口の上手くない私にとっては、力になって頂けるのではと思った。
カウンセリングに伺って、まず、最初に頂いたものは「自信」だった。今回の転職で5社目となる私にとっては、なかなか受け入れてくれる企業は、少ないのではないかと悲観的に思う所があった。しかし、今回担当して頂いた転職カウンセラーの溜池さんは、『今は市況も良いため企業側の積極採用も多く、複数内定を取るケースも増えているので、売り手市場に変わって来ていますよ。』と私の背中を押して頂いた。ここで大分やる気が出た。

希望職種は、研究用機器のエンジニア。研究用機器を使用する研究者。大きく分けて2種類。どちらも経験しているし魅力はあるが、待遇面も考えると前者と思いながら、意思表示。もとより興味があった企業を含めて書類選考を進めるべく推薦を依頼した。
ところが、転職活動を始めるにあたり、転職カウンセラーの溜池さんから最初に職務経歴書に駄目出しが入った。『20代ならこのくらいでも良いのですが・・・・・』との一言。
確かに何年も前に作ったものを再利用しただけ。言い返す言葉も無く、渋々、再度作成。(株)エリートネットワークさんのHPには、見本も掲載されているので、比較的簡単に完了。
書類が揃ったところで、興味がある企業を中心に面接セットに動いて頂いた。
企業側から幾つか面接の候補日を頂き、スケジュール調整。仕事の都合上、時間のやり繰りが難しかった私にとっては、わがままを間接的に言える溜池さんの存在はとても有り難く、円滑に進める事が出来た。
そして挑んだ面接。聞きにくい事は後程転職カウンセラーの溜池さんから聞いて貰えると思い、安心して臨めた。仕事の都合が付け難い事をアピールして頂いていたのか、同日に1次面接・2次面接を行って頂けた。そして、興味を持っていた企業に見事、内示を頂けた。あまりにスムーズに事が運んだので、少々驚きながらも溜池さんに『おめでとうございます』の言葉を頂き実感が湧いてきた。
その後、条件交渉も行ってもらい待遇面で上積みして頂けた。妻子有る身としては、この上積みが非常にでかいと思った。

退職の手続き

退職の意思表示をした後、勤めている会社から同業他社には、行かないだろうなという言葉で釘を刺され、プレッシャーを掛けられた。同業他社でなおかつ競合する局面も多く、当然明確には答えられない。この時点で大体ばれた。
その後、どこの会社に行くのかを延々と聞かれた。協力会社の製品のエンジニアをしていた手前、機密保持等を理由に執拗に責められた。明かすのは不都合だと解りつつも、どう対処するべきか解らず、またしても転職カウンセラーの溜池さんに相談した。頂いたアドバイスを元に慎重に対処した。完璧なかわし文句だ。誰も・何も・言えない。デスクの下で小さくガッツポーズ!
その後は、問い詰められる事が無くなり、ほっと一安心。
現在は、引継ぎの真最中だが、技術職の引継ぎはなかなか難しい。書類や口答で済むだけとは限らないので・・・・・とは言うもののお世話になった会社なので、やれる事はきっちりとやっておきたい。

最後に

振り返ってみると、インターネット上で(株)エリートネットワークさんに偶然出会えた事が、転職活動が成功した最大の要因だと思う。
『モチベーションの向上 — 事前準備 — 面接の取り付け — 待遇の交渉 — 入社日の摺り合せ — 円満退社の相談』 と全てにおいて、本当にお世話になりました。

これから転職をお考えの方もおられるかと思いますが、客観的なアドバイスや間接的な交渉、親身に対応して頂ける(株)エリートネットワークさんを選択するのも、一つの方法だと思います。

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