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外資系証券会社から不動産アセットマネジメント会社へ

外資系証券会社から不動産アセットマネジメント会社へ

No.27
  • 現職

    不動産アセットマネジメント会社 営業・販促企画Mgr.

  • 前職

    外資系証券会社 プライベートバンキング業務

吉村 修次 氏 35歳 / 男性

学歴:

転職のきっかけ

私は日系の信託銀行を経て昨年外資系証券会社へ転職しましたが、今年の春先に業務撤退のアナウンスがあり、転職活動を余儀なくされました。この際の選択肢としては、(1)社内の別の場所で働く、(2)会社の海外支店で働く(3)外部への転職がありました。(1)(2)については、社内に残る場合退職金がもらえないことと、今年の業界を取り巻く環境から言ってプロモーションもボーナスもあまり期待できず、さらにそこでリストラが行われる可能性があったので外部への転職という(3)を選びました。

転職活動

まずは業界の友人・知人へのアナウンスと金融関連の人材紹介会社への登録から始めました。この段階で現在の金融雇用マーケットの厳しさを肌で感じました。知人の紹介で大手米系証券会社のセールスなどもありましたが、業界の競争も厳しく、商品セールスにそれほど魅力を感じなかったので結局お断りしました。しかし、これ以降その会社からの紹介される会社はほとんどなく、あっても非常にマイナーな会社ばかりで、入社しても再リストラの可能性が高く、転職活動に閉塞感を感じ出しました。

転機

あるヘッドハンターの方からの紹介で外資系生保での不動産のアセットマネジメントの紹介を頂いてから視野が広がり、業界について研究するようになりました。株・債権等のマーケットについては従事している人も非常に多く、商品も成熟しきっているところがあり、片や不動産プロダクトはまだ黎明期ということもあって、真剣に考えるようになりました。偶然(株)エリートネットワークのウェブサイトを見つけ、そこに書いてある同社のコンセプトや転職そのものに対する社長自身の考え方に興味を持ち、カウンセラーの松井さんにお会いすることになりました。

(株)エリートネットワーク

(株)エリートネットワークさんにお伺いしたところ、カウンセラーの松井さんからも金融と信託銀行での経験をベースに不動産業界への転身を進められ、前向きに検討することにしました。この際他社との比較で感じたことは、紹介する会社に対するグリップ、紹介する理由、インタビュー前後のアドバイス・フィードバック等が最も適切・丁寧だということです。意外にこの手の会社は登録後の事後的な対応がいい加減なところが多いですから。結局これが決め手となり、不動産アセットメント会社への転職を決めました。信託銀行時代の人生設計からはだいぶ軌道がずれたかなという感じはしますが、外資でのリストラ、転職活動の経験も含めて非常に貴重な経験を積ませていただいたなという気がします。やはり将来市場としての広がりと、収益性のあるプロダクトを見分け、いかにしてその業務に従事するかがこれからの転職のキーではないでしょうか。そのようなプロダクトが将来コモディティ化するまで最初から従事していた人達は、皆さん日系でも外資でも現在幸せな人生を送られているような気がします。間違いなく転職によって良くも悪くも人生が変わってしまいますので、冷静に環境分析、自己分析を行い、友人・知人の言葉にも耳を傾け、良いエージェントのカウンセラーに出会って、最後は自分で決断することです。転職の決断も、現在の会社に残るという決断も、昨今の労働力マーケットの現状からみて、共にハードなプロセスですから。

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