人材紹介会社、活用法

No.222
  • 現職

    上場 不動産仲介会社   経営企画部

  • 前職

    国内経営コンサルティング会社
    コンサルタント職

神門 憲太郎 氏 29歳 / 男性

学歴:横浜国立大学 経営学部卒

目次
  1. 転職に役立つ3つの心がけ
  2. 180%エージェント活用法
  3. 転職先で活躍することがゴールである

転職に役立つ3つの心がけ

6年間勤めてきたコンサルティング会社に区切りをつけ、人生初めての転職に挑みました。活動を進めていくうちに、次の3つの心がけが転職活動をする上で大切だと感じましたのでご紹介します。

(1)等身大の自分でいい
これまでの自分の経験を大きく膨らませて、良く見せようとする必要はありません。自分の過去は変えられないので、過去の実績を忠実に言葉によって語れるようにならなければなりません。
<訓練>
経歴書の作りこみ、プレゼン練習(1分間、3分間バージョンなど)

(2)相性や縁
企業が求める能力と自分の能力が仮にイコールだったとしても、その会社との相性や縁がなければ不採用になってしまいます。面接というのは短時間で評価するため、マイナス要素が過大評価されてしまうことがあり、面食らうことがあります。そういう場合にはもう相性や縁の責任にして、気持ちを切り替えることです。
<訓練>
・面接官のことを明日死んでしまう人だと思って面接に臨む(時々、面接官を嫌いになってしまうことがあり、それを防止する)
・こちらが面接官を通して、その会社が自分に合っているかどうか調べるというスタンスで臨む

(3)決めたら好きになる(自分に言い訳しない)
内定を出してくれた会社さんには最大限の感謝を! そして、その会社でお世話になると決めたら、とことんその会社を好きになることです。前の会社を退職した理由は色々あると思いますが、なるべく転職回数は少ないほうがいいと思いますので、腰を落ち着かせて行くというのが良いと思います。
<訓練>
・感謝の気持ちを持つ ・どっぷり転職先の会社に合わせる

180%エージェント活用法

初めての転職でした。当然、どのように進めていけばよいか不安に思っておりました。人材紹介会社(エージェント)という存在は知っていましたが、実際はどのように活用すべきなのか、どんなことをしてくれるのか、よく分からないことばかりでした。

そして、先輩の紹介で㈱エリートネットワークさんを知り、お世話になることになりました。

ポイント①:自分の特性、志向は何か?を定める

転職という人生の転機にあたり、今一度これまでの自分を見つめ直し、何にチャレンジしていこうかしっかり考えることができました。これは面談を通して投げかけられる様々な質問や担当カウンセラーの岩川さんとのやり取りの中で確立されていきました。

転職活動において、ここを疎かにしてしまうと大変なことになってしまいます。自分の軸がぶれ、仮に次の職場が見つかっても、パフォーマンスを上げられないか、最悪の場合、すぐ辞めてしまうことだってあるかもしれません。自分の長期的な人生のプランを考えるということにもつながる時期ですので、十分活用できると思います。

ポイント②:自分の希望にこだわる

転職を思い立ち、経営企画部門で様々な分野の仕事がしたいと考えました。ただ、これは本当に漠然としており、果たしてそんな職種を募集している企業があるのかよく分かりませんでした。コンサルティング会社に勤めていたということもあり、最初は同業を中心に見ていこうとしていました。

しかし、転職活動を進めるにつれ、自分のやりたいことを色々と考えることも多くなり、カウンセラーの岩川さんとの打ち合わせをするなどして、やはり当初の自分の希望である経営企画という職種に的を絞っていきました。タイミングよく今の仕事先の求人があり、入社できた訳です。

漠然としていても構わないので、自分の希望というのは大事にしていかれると良いと思います。案外、当初抱いていた希望というのが本人に一番合っているものではないかと思います。



ポイント③:担当の方との信頼関係づくり

㈱エリートネットワークさんだけに限らず、エージェントを活用するということであれば欠かせないのが、担当のカウンセラーの方との信頼関係づくりです。

企業に紹介してくれるのは担当の方です。担当のカウンセラーの方にとって、この候補者はあの会社にぴったりだと思うような方を紹介したいという事、はちょっと考えれば分かることです。そのためには自分という人物を担当カウンセラーの方に理解してもらい、誠実な対応を心がけるべきです。初めて出会った段階から、担当の方に好印象を残せるようにすべきだと思います。

エージェント任せでとにかく紹介してくれというのでは、あまり賢いやり方ではありません。仮に転職できたとしても主体的に選んでいないわけですから、成功する可能性は低くなってしまうと思います。

変に卑屈になったり、ゴマをする必要はありませんが、お互いビジネスですから信頼関係を築いて、共にハッピーになれればベストなはずです。

転職先で活躍することがゴールである

転職活動のゴールは内定をもらうことではなく、転職先で活躍することです。

この先、活躍しているという報告をたくさんしていきたいと思います。

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