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コンサルタントから、事業会社の新規事業担当へ

コンサルタントから、事業会社の新規事業担当へ

No.211
  • 現職

    上場直前の、その分野ではNo.1カテゴリーポータルサイト企業
    新規事業担当

  • 前職

    独立系 自社ブランド化粧品の企画・開発・マーケティング会社
    経営企画部(人事業務)

杉山 正 氏 29歳 / 男性

学歴:専修大学 経済学部卒

私の職業観(働くことの意味ってなんでしょうか?)

※今回の転職体験記にあたり、少しだけ遡った部分から書かせて頂きます
私は家庭の環境もあって、物心ついた時から人生を考える機会が多かったと思います。その中で、私にとっての「働く」ということは、「終身雇用の崩壊 / 年金問題」「短い人生を楽しみながら仕事をしたい」などの観点から「ゆくゆくは起業する」という考えを常に持っていました。

新卒の時は……

新卒の就活時もその考えは固まっていたのですが、ただ卒業してからいきなり起業するという自信も知識もなくって(もちろん資金もないですし……)、そうであるならば、「自分が起業するにあたって役に立つ会社に就職しよう!」ということでたどり着いたのが一社目の「コンサルタント業界」でした。
(その理由は「戦略・組織論が学べる / 理論を実組織で展開しながら、実体験を学べる」というものでした)

初めての転職……

そのような就職観のもと4年間突っ走ってきましたが、3年目ぐらいで、実は上記の就職観と合わせて考えていたもう1つの価値観、
「コンサルタント業界で得た理論や実体験を、コンサルタントの立場ではなく、事業会社で活かしたい!」
ということを沸沸と感じるようになってきました。(アウトソーシングやコンサル業界って、結局は立場が違うから言いにくい事も比較的言えちゃうんですよね。でも同じ組織の人同士だとなかなかそれが言えなくって……でもそれが言える組織が、強い組織なんですよね。)
ということで、やはり起業へのステップとしては、事業会社への転職が私にとって必須であると考え、円満退社で転職することとなりました。この時点での転職の重点ポイントは、
「組織をつくることに近いポジション(経営企画or人事部or新規事業)を経験する」というものでした。

自力で転職したは良いけど……

転職にあたっては、まだ紹介会社さんという存在(重要性)を知らなくって、自力でサイトや転職雑誌、その会社のHPを見ながら転職活動をしました。その中で出会ったのが2社目の会社です。
そこで経営企画職として入社をし、一見転職活動が成功したかに見えますが、結局たった4ヶ月で退職することになってしまいました。
大きな理由としては、任せていた採用のアウトソーシング会社と意見が折り合わず、そこに対するサポートをトップからも組織からも得られなかったからというものでした。
(良い想い出も多くあるので、詳細はお伝えできませんが……)
そこで痛感したのが、
「転職にあたっては組織風土を知り、自分に会うかどうか見極める」
ということでした。(トップのメッセージがどれだけメンバーに通じているか? また、トップが思いをどれだけ具現化しようとしているか?等)
どうしても紹介会社さんを通じないと、例えば面接時には、「権限はすぐ与える」「バックアップはするから、やりたいことをやりなさい」という言葉の信憑性を確認する方法がほとんどないということですね。

2度目の転職活動……

上記を踏まえ、今回は紹介会社さんを活用しながら「組織風土」をよーく調べて、転職活動をしようと思いました。ちなみにこの時点でも転職で重要視するポイントは引き続き、
「経営企画or人事部or新規事業」でした。

紹介会社さんってたくさんあるけど……

前職で人事まわりの仕事もやっていたため、各紹介会社さん毎の特性の大枠は知っていました。しかし、実際に自分が転職者側で活用してみると、いろいろと疑問に感じることが多く出てきました。例えば
・「カウンセリング」と謳いながら、職務経歴を聞いているだけの会社
・とにかく数だけ紹介する会社
・紹介先の企業のことをほとんど知らない会社
私の場合、「経営企画・人事・新規事業」では大きな違いがあり、自分で解答を出し切れていない部分を含め、じっくりと相談したかったという思いがありました。

(株)エリートネットワークさんって……

そんなモヤモヤとした活動をしていた中、前職で取引のあった(株)エリートネットワークさんに相談してみようと思い、電話をしてみました。そこで実は偶然にも、前職の担当であったカウンセラーの今沢さんと再会することとなりました。
(株)エリートネットワークさんと他の紹介会社さんとの違いは、
・私の現状を知っているにも拘わらず、改めて丁寧にカウンセリングをし直してくれ、そこで3つの可能性を示唆しながら企業を紹介してくれたこと
・非常に、まめにコンタクトをとってくれたこと
・組織風土のことなど、各企業について詳しいこと
それから、これは後で思い出したのですが、ある企業に別の紹介会社を通じてエントリーし、書類選考で落ちたのですが、なんと(株)エリートネットワークさんから改めて推薦して頂くと書類選考が通ったんですよね(笑)
担当カウンセラーの今沢さんの信用(なぜこの人物がその企業にとって必要であるかという、転職にとって根幹となる部分をきちんと説明しているからだと思います)が何と言ってもすごいと思いました!

転職先が決まって……

最終的に今回の転職活動は(株)エリートネットワークさんを通じて、2ヶ月半をかけてじっくり選べたと思います。ちなみに現在は「新規事業の立ち上げ部署」に配属されてます。転職の決め手は、最終的には「組織風土」が自分にマッチするイメージを持てる会社の中から選びました。

1ヶ月経って……

今の会社に入って良かったのは、この1ヶ月間は既存事業で修行していた中で、まず結果がすぐに出せたことと、それを可能にしてくれた組織風土ですね。たとえ着任後一週間であれ、想いがあれば意見が通るし、トップのビジョンもどんどん具現化されているし、何と言ってもそれに共感しているメンバーと仕事をしているから楽しい!

本当にそこの部分までしっかり見抜いていて、マッチングしてくれた(株)エリートネットワークさんには本当に感謝しています!
また何かあったら(あったらおかしいですけど……)是非またお願いしたいと思います。
本当にありがとうございました!

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