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不動産賃貸仲介営業から不動産運用部門へ

不動産賃貸仲介営業から不動産運用部門へ

No.150
  • 現職

    不動産ファンド会社 不動産運用部

  • 前職

    海運会社 企画部
    →司法書士事務所
    →事業用不動産の仲介会社 法人営業

平井 敦 氏 33歳 / 男性

学歴:二松学舎大学 国際政治経済学部卒

 新卒で中堅の海運会社に入社、約3年半企画部にて、収支管理、企画業務に従事しました。待遇面についてはある程度満足のいくものではありましたが、主任となった時に、年功序列の風土が色濃く残る風土で、数年後の自分のキャリアがほぼ見えてしまうということにあせり、またストレスを感じるようになりました。
 
 そうした中でより専門性の高い職種で自分の能力を発揮できるのではないかと思い、以前から興味のあった(考えていた)司法書士の資格取得を決意しました。その為のスクールで学びながら、司法書士事務所に転職し、実務に追われる毎日となりました。しかし現実は厳しく、資格取得を決意してから4年が経過しましたが、残念ながら試験に合格することはありませんでした。
 よく言われることですが、資格取得に費やす労力と、その期間に“今はまだ試験準備中なので”というエクスキューズがあることによる、得べかりしスキル、報酬に関わるロスを、将来本当にリカバリー出来るのかということを、32歳という自分の年齢も考慮した上で、方向転換を決意しました。司法書士事務所での実務経験と宅地建物主任者免許を活かせる業界ということで、不動産業界で広く探すことにしました。
 それが一年前になるのですが、実はその際に株式会社エリートネットワークに登録し、今回お世話になった杉本さんのカウンセリングを受けました。今から考えてみるとその時点では、資格取得を断念し、自信を喪失している中で、今後のキャリアをどうすべきなのか、自分自身が全く見えていない状況でした。杉本さんも、私自信のキャリアに関する確固たるビジョンが無いことに気づき、苦労されたかと思います。
 いくつかの企業をご紹介頂きながら、自分でもこれはと思う企業の面接を数多く受けました。結果としては自分で直接、求人媒体からの応募で、事業用不動産の賃貸仲介を行う会社に就職しました。
 
 それからの一年間は、不動産営業という仕事に充実感を覚えながらも、仲介に留まらない、不動産金融の業務に強く興味を抱くようになりました。所有と運用を別の観点から捉え、こと運用に関しては、証券化等のファイナンスの手法を取り入れる不動産金融は、Jリートの上場銘柄も急速に増え、成長性の高い業界だと強く認識したのがきっかけです。
 正直なところ、業界の求めるスキルやキャリアと、自分のそれとがマッチするのかどうか不安はありました。現在の業務(オフィスリーシング)でじっくりキャリアを積んでから、そうした世界を目指すべきではないかとも思いました。また、32歳で転職した会社に在籍しながらわずか一年で、再度転職活動を行うことが求人先の企業からネガティブなイメージを持たれないかという不安もありました。
 しかし、今現在は業界が急成長していること、それに伴って採用意欲も強いということを見聞きする機会も多く、未だ成熟していないこの業界に飛び込むのは今しかないと思い、ちょうど一年前にカウンセリングを受けた株式会社エリートネットワークのカウンセラーの杉本さんにお世話になることにしました。
 今回は、1年の短い期間ですが、多少は関連のある業務を行ってきたこともあり、希望する職種として、不動産のファンド/アセットマネジメントもしくはアクイジションということをはっきりと杉本さんに伝えました。1年前と比較すると、自分の目指す方向性がより具体的に絞れていた点で、スムーズなスタートが切れました。
 しかし、企業(業界)の求めるスキル、キャリア等に自分が見合うのかどうかが、本質的な問題であり、最も不安な点ですが、この点についてはプロのエージェントである株式会社エリートネットワーク様に多分にお任せすることとなりました。数多くの企業に自分から一般応募するよりは、採用に関する決定権者にパイプを持つエージェントにお願いした方が、採用側の実情、ニーズ等をより深く知ることが出来る為、よりスムーズ且つ高い確率で転職が成功するのではないかと考えたからです。
 結果的に非常にいい転職が出来たと思っております。新しい職場でのスタートはこれからですが、転職後も含めたアドバイス等を頂けたことに非常に感謝しております。転職活動を通して、自分一人ではなかなか認識できない長所、短所等に関しても忌憚なく、より具体的に率直なお話が出来たのがよかったと思っております。
 本当にお世話になり、有難うございました。

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