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40代、5回目の転職で希望の不動産企画・開発職へ

40代、5回目の転職で希望の不動産企画・開発職へ

No.149
  • 現職

    ジャスダック上場 株式会社毎日コムネット 
    学生マンションの企画・開発担当

  • 前職

    賃貸管理会社 営業推進部 部長

中林 康二 氏 41歳 / 男性

学歴:甲南大学 経営学部 経営学科卒

99年12月総合商社系分譲デベロッパー(A社)の支店閉鎖による会社都合での転職から、今回で5回目の転職となります。
まず1社目はジャスダック上場の建設会社(B社)へ入社。
(1)会社としては分譲デベロッパーとして初の東京支店立上げに参画できる事。
(2)A社の元同僚と一緒に仕事ができる事。
(3)土地購入資金も潤沢に用意されている((実際はされていなかったが…‥))事。
以上が入社動機でした。
ご担当のカウンセラーの松井さんとの面談や自己分析の中で、以降繰り返すことになった転職の発端は、全てこの1回目の転職の失敗に起因していると考える様になりました。
振り返ると
(1)自分のやりたい仕事であった。
(2)しかし、東京支店は2名体制と少人数にも拘らず、元同僚(5歳位年上)の会社に対する奉仕的・盲従的態度に、日々不信感が増してきた。
(3)A社⇒B社はエスカレーター式に採用が決まっており、個々人のスキルは関係がなかった。
(4)社長の発言と現実の仕事上でのギャップが大き過ぎた。
等の理由により8ヶ月でB社を退社する事となりました。
入社動機が曖昧で理想と現実のギャップが大き過ぎた事が、退社の原因であり、後ろ向きな退社は、その後の転職にも良い勉強材料にはなり得ませんでした。
以後、
(1)ハウスメーカー系分譲デベロッパー(1年8ヶ月)東証2部上場(当時未上場)
(2)戸建建売・売建業者(1年)未上場
(3)賃貸管理会社(1年8ヶ月)未上場(C社)
と業態違いの会社を約1〜2年程度で転々とする事となってしまいました。
どの会社も分譲マンションの販売を行っておりましたが、いずれもスタンドプレー型のトップに引き摺られて、後を付いていく様な主体性のない社員が多い会社ばかりでした。その為社員に対する評価制度は年棒制を掲げながら、年功序列と好き嫌いでの判断しかなく、社歴の浅い中途社員に皺寄せの来る、非常に厳しい環境であったと思います。
最終のC社では社長に対して、今後の分譲・開発事業に関する考え方と私自身の仕事内容を確認しました。「分譲・開発は縮小、仕事内容は管理物件の取得を続けてくれ」と言う指示で、自分のやりたい事ではなくまた、スキルアップに繋がらないと判断し、C社に居ても意味が無いと思いましたが、年齢や社内の待遇(他に移って今以上の待遇を受けれるか)を考え一旦諦めました。しかし、自分の就業できる年数(今後、約20年を諦めの気持ちで過ごすのか、やりたい事を全うするのかを考え、無謀にも転職を決断するに至りました。

(株)エリートネットワークのカウンセラーの松井さんとの出会いはA社の上司からの紹介によるものです。失礼ながら(株)エリートネットワークと言う社名から、自分はエリートでは無いので紹介でなければお世話になる事も無かったと思います。ただ、今はお世話になって良かったと思い、知らなければまだ嫌々C社に居たかと思うとゾッとする思いです。エリートになりたい人が転職をする際に、お世話になる会社と考えれば良いのだと思いました。
今回は(株)エリートネットワークさん1社だけにご紹介頂きましたが、再々の転職経験から杓子定規な他の人材会社の取扱いに、憤慨する場面も多く2度と人材会社に登録しようとは思っていませんでした。一番最初に行われるカウンセリングの内容は濃く、同社のカウンセラーの松井さんに自分の評価も実際以上に高く見て貰え、この面談が自分の適性に対する認識と、転職に対する自信に繋がったと思います。
実際の転職活動は6月中旬から開始し、8月上旬(約1ヶ月半程度)には転職先が決まりました。まず初めにカウンセリング時にお伝えした私の希望と担当カウンセラーの松井さんからの推薦(レパートリーの中から面談の内容を考慮し選んで頂いた)を含め、不動産会社数社にまず書類選考でアプローチするお話を頂きました。
書類選考で真っ先に断りが入ったのは、私が一番に希望していた分譲デベロッパーでした。実際、かなりのショックでしたが、担当カウンセラーの松井さんから「分譲デベロッパーにはあなた位の年齢層の人数が多く、逆にファンド会社又は自社開発も行う管理会社等は、あなたの年齢層の採用は比較的間口が広いと思われる、今一度希望会社を変更する事も検討してみてはどうか?」とアドバイスされました。
実際に自社開発か有効活用かの差や業態の違いだけで、仕事内容に殆ど変わりは無い為、「希望変更」に問題は無く、次の転職活動にすぐ気分を切り替えられました。まさに?エリートネットワークさんにお世話にならなければ、一人落ち込んだまま「40歳過ぎの転職に無理があった」等と茫然自失していたと思います。
その後担当カウンセラーの松井さんからの前向きな薦めにより、書類選考に通った3社での面接をセッティング頂きました。担当カウンセラーの松井さんとの打ち合わせによって、既に自分の考えは纏まっており、面接を受けることができれば落ちることは無いと考えられるまでの状態になっていました。「約2ヶ月の転職期間があってあなたの経歴があれば、あなたの希望かそれに近い会社には間違い無く転職して頂ける筈です!」と何度も言って頂いた事は今でも忘れる事はありません。余計な不安や考えを払拭でき、その環境を作って頂いた事が転職を無事に終える事ができた大きな要因だと考えております。
また、自分自身が自分で一番適性があると思っている仕事や、一番好きでやりたいと思っている仕事が、公正に観て本当に適性があり、本当に向いているのか? と言う根本的問題も、今回(株)エリートネットワークさんにお世話になることによって、客観的に第3者を通して、自分自身や自分の仕事自体を今一度見つめ直す良い機会でもあったと考えております。
今回転職する会社で、全てが順風満帆で上手く行くとは考えておりません。ただ、担当カウンセラーの松井さんから励まされ、自問自答し、次の会社でどうやって行くべきなのか? どういう姿勢でまわりの人と接すれば、よりうまく運ぶのか? 等と心の中で再整理を行ない、次の会社での糧とする事ができるだろうと思っています。正直、今までの転職で一番自分の精神的成長に繋がる日々を送る事ができたと思います。
最後に、転職に際し一番駄目な事は、
(1)年齢で転職を諦める事
(2)今のポジションに満足してしまい、本当の意味での努力を怠る事
(3)自分の夢を消し去ってしまう事
ではないかと思います。
ある一定年齢を超えると転職も一人の力では難しくなってきます。
臆することも恥じる事も無く、夢に向かい(株)エリートネットワークさんの門を叩き、皆さんの望む転職が成功する事を、同じ気持を持つ仲間として祈りたいと思います。また、自分自身転職先での成功の為自分の能力を出し尽くしたいと考えております。
以上

この転職者を担当したカウンセラーに
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