本日現在:1280 転職体験記
No.16

本音で相談できるカウンセラー

前職
大手銀行 M&Aグループ
現職
大手外資系IT企業 財務部門
小島 伸一 氏 / 33歳

転職について

(株)エリートネットワークに限らず、きちんとした人材紹介会社との最初の打ち合わせでは頻繁に「キャリアビルディング」とか「キャリアプラン」という言葉が使われます。要は「自分はいまどこにいるのか?」「目指すゴールは何か?」「ゴールに向かってどんな選択肢があるのか」を突き詰めていく作業がスタート地点になるということです。そしてこのことは、転職活動が、文字どおり「設計図をもとにブロックを積み上げていく作業」とか、「地図を片手に果てしない目的地を目指す旅」と同じようなものであることを示しています。もう少し具体的に言うと、まず「自分は過去にどのようなことを達成したのか、強みは何か」「どのようなスキルを身につけ、どのようなポジションを目指したいのか」を明確にする作業が必要なわけです。できれば、1枚の紙に書き出すぐらい明確にすることが好ましいと思います。それはそのまま、履歴書や志望理由になりますので決して無駄な作業ではありません。自分の頭の中では分かっていても、いざコンサルタントとじっくり言葉を交わすとつじつまの合わない点があぶりだされてきます。また、必要以上に楽観視していたり、悲観的に考えていたりしていたことが見えてきます。少しずつ現実が見えてくるわけです。他人から自分の人生に突っ込みを入れられるのは愉快なことではありませんが、このステップでプロであるコンサルタントとじっくり意見交換することはとても重要です。第三者であるコンサルタントを納得させるぐらい自分自身のことが整理できれば、等身大の自分がわかってきます。また、実現に向けて具体的なアドバイスを引き出し、現実感のある可能性を知ることも期待できます。設計図が完成に近づくと、どんな材料が必要なのか、時間的余裕はどの程度あるのか、といったことも自然と明らかになることと思います。一方、「今の待遇に不満がある」「なんでもいいからベンチャーに挑戦してみたい」という動機からはじまる転職活動はあまり成功するように思えません。実際の人事面接では、「この応募者はスマートであるか」ということに加え「情熱を持っているか」「価値観を共有できるか」という点が重視されます。完成された設計図(または地図)を持たない人物から情熱や価値観がにじみ出てくるとは思えません。

転職のきっかけ

幸いなことに私は海外留学の経験があり、その過程で「自分の本当にやりたいこと」については自分なりに考えており、そしてそれは前の会社では実現できないことも分かっていました。周囲から自然と入ってくる転職情報に刺激され、「転職してその実現を目指すか」「夢は夢としてあきらめ会社に残って安定を求めるか」のどちらを選ぶか選択しなければいけない、という思いが日々煮詰まっていました。また、前職の銀行でのスピード感の欠如した風土に対するいらだちや年齢(33歳)の問題、合従連衡を繰り返す銀行業界への不安もありました。結局、最後に行き着いた結論は「自分の人生なんだから自分で設計図を書いて自分で築き上げていきたい」という恥ずかしいぐらいシンプルなものでした。家族(妻+子供二人)を抱える一方、MBA取得の為の学費は元の会社に返還する約束のため文字通りゼロからの出発となることが分かっており、また初年度年収も実質的にダウンの可能性が高かったのですが、この結論は今でも間違っていなかったと思います。気持ちが固まった後、まず転職経験のある友人にかたっぱしからコンタクトをとり、なぜ転職したのか、どんな活動をしたか、新しい職場はどうか、といった情報をかき集めました。そのときの疑問のひとつに「紹介会社を使うべきか、使わないべきか?」というのがありましたが、大半の友人は「紹介会社を使うか、友人に紹介してもらうべき」、との答えでした。「優秀な人材確保のためのコストをけちるような会社には行ってはいけない」し、「紹介会社は1次スクリーニングの役目を果たしている」ことも分かりました。問題はむしろ、本当に“紹介機能”しかない会社もあるため、その選択が重要である、ということも明らかになりました。

転職活動にて

今までは金融機関で企業を外から見る仕事をしてきたが、今度は企業を中から動かしていきたい。できれば財務と戦略の両方に携わるポジション。最終的にCFOを目指すルートを歩んでいきたい。年収にはさほどこだわらない。私が(株)エリートネットワークにお願いした条件はおおざっぱにこんな感じだったように覚えています。仕事の関係で途中中断もありましたが、結局4−5ヶ月の間に数社と面接をしました。それなりにストレスのたまる活動ですし、先方から断られるとしばらくは落ち込みます。面接を重ねていく中で新たに気づくことも多々あります。選択肢の手を広げてじっくり時間をかけるべきか?ある程度の妥協を覚悟するべきか?との難問にも直面します。さらに首尾よくオファーを頂いても返答期限は通常1−2週間です。これが私には一番頭の痛いところでした。悩みに悩んだ結果アクセプトの返事をしようとしていた矢先に、海外の親会社の業績の悪化を知り慌ててお断りの返事をする、などということもありました。なお、複数の紹介会社にコンタクトを取ることはやむをえないと思いますが、なるべく早い段階で絞り込みをかけるのが好ましいと思います。「あなたに任せる」ことを示して、紹介会社を“その気”にさせることも大切だと思います。私の場合は、本音で相談できるカウンセラー、という点を重視しました。そうでないと後々の打ち合わせで苦労することになります。

転職後

現在、外資系IT企業の財務部門で、予算の管理、新規事業の検討、移転価格問題の検討などを担当しています。まだ1ヶ月しか経っていませんが、確実に目指す地点に向かって歩いているという実感はしっかりあります。「挑戦してみた結果だめだったときの後悔と、挑戦しておけばよかったと振り返る後悔と、どちらが後になって悔やみきれないものであるか?」この質問への答えは明らかな時代に変わったと思います。一方、頭の中ではそう分かっていても潜在リスクや家族のことを考えると、そう簡単には実行に移せないのも事実と思います。自身の問題としてどのような結論を出すかは自分で決めるほかありません。最悪なのはその選択の可能性に気づかないことだと思います。転職によりどのような可能性があるのか、転職しないことでどんな道が歩けるのか、結論はどうであれ、しかるべき時期にきちんと考えて答えを出すことが大切と思います。

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