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元・大手人材紹介会社の社員の転職

元・大手人材紹介会社の社員の転職

No.971
  • 現職

    一部上場 機械メーカー  総務担当

  • 前職

    一部上場 大手化学メーカー  工場総務担当
    一部上場 人材紹介会社  総務担当

山幡 勇太 氏 27歳 / 男性

学歴:早稲田大学 政治経済学部 政治学科 卒
ITパスポート
乙種第4類 危険物取扱者
ビジネス実務法務検定 3級

今回、家庭の事情による転職回数の多さや、職歴のブランク等の困難な状況の中から、志望していた製造業のバックオフィスに転職をすることができました。

私は幼少よりサッカーを続けていました。高校は強豪校だったこともあり、ずっと応援席で下働きをする3年間を過ごしました。その中でチームを陰で支えながら、一体感を持って目的に向かう事に楽しさを覚えたため、大学卒業後は事務系総合職としてメーカーで働くことを志望し、実際に希望通りの企業へ入社することが出来ました。
しかし、実家がある東京から遠く離れた地方に配属となってしまい、家族の介護を手伝えなくなってしまいました。

会社に関東地方への異動を願い出ましたが、全社的な状況から難しいとの判断を受け、断腸の思いで退職し、実家に戻ったのです。
その後は、個人的に知人の紹介を受け実家から通える範囲にある企業へ入社し、法人営業に従事することになりました。ところが家族に不運が重なり、私しか家族全員を介護できる人間がいなくなってしまいました。

その時、家族の担当医から 「可能であればしばらく仕事を休んで、あなたが家族皆の介護に専念することがベストです」 と提案され、半年間介護に専念しました。その甲斐があってか、家族が快方に向かい、更に受け入れ施設も見つかりました。
再就職に際し万全の体制が整ったことで転職活動を開始し、当時利用していた大手人材紹介会社からバックオフィスとしてオファーを受け、入社を決定しました。

ところが、生活費を確保するために焦って入社してしまったため、会社に対する事前の下調べが足りず、残業時間や仕事の価値観、サークルノリの社風等、入社後にかなりのギャップを感じてしまいました。
業務で成果を上げ、評価はされたものの月の時間外労働時間が100時間を超えることが続くなど、自身の未来が全く見えず、長期就労という観点から転職を考え始め、30歳を目前とした今、最後の転職に踏み切りました。

不本意な状況ではありましたが、20代で複数の職歴を重ねてしまったことは本当に情けなく、悔しさでいっぱいでした。
次で最後の転職にしたい、自らの能力を活かして末長く貢献できる企業を慎重に見極めたい、という思いから、新卒の頃に志望していたグローバルに展開している製造業へ戻りたいと考えました。しかし、大手メーカーほど中途採用には慎重で、求人情報も希望に沿うものがなかなか見つかりませんでした。

元々私は大手人材紹介会社で働いており、また以前の転職活動で大手人材紹介会社のサービスを利用したことがあったのですが、あまり良い印象がなかったため、今回は人材紹介ビジネスに頼らず、自力応募をメインに転職活動を始めました。
しかし、活動を続ける中で自分だけでは収集できる情報の量・質ともに限界があったので、本当に信頼できるプロフェッショナルの力を借りたいと思うようになりました。
その時、インターネットでたまたま見つけた求人から(株)エリートネットワークに連絡をしました。すぐにお電話を頂き、「本当に親身なサポートは頂けるのか?」 と不安を抱きながら、銀座のオフィスに伺うことになりました。

担当して下さった転職カウンセラーの廣重さんは、私の抱えていた事情、背景、今後のキャリアに対する思いを丁寧に聴いて下さいました。また、紹介して下さった求人案件のほとんどが私の転職の軸とほぼ合致していました。
今まで大手人材紹介会社で感じてきた違和感や不足感、上から目線は全く感じず、大変驚きました。
20代で大手人材紹介会社を利用すると、希望していないにも関わらずベンチャー企業やIT業界を勧められたりしますが、そのような姿勢は微塵もなく、どこまでも私の志向する転職の軸を尊重して下さいました。
このようなサービスは、恐らく他の大手人材紹介会社では出会い難いと断言できます。

選考が進む中でも叱咤激励頂き、自らのブレを修正することができました。そしてわずか1ヶ月で私の志向する転職活動の軸に沿う、ベストな企業 (メーカー) から内定を頂くことができました。
自己応募していた企業からも先に内定が出ていましたが、廣重さんが冷静な視点でアドバイス下さり、焦って目先の内定に飛びつくことなく、本命の企業に向かって転職活動を進めることができました。

今回の転職活動を通じて、信頼できる第三者の視点が絶対に必要だと強く感じました。
自分だけの狭い視野、考えに固執せず、第三者のアドバイスも受け止めて進めたことが、成功の要因だったと思います。その際、誰に頼るのかを見極めることは本当に大切だとも痛感しました。 (廣重さんは面接前日に、電話で必ず対策の時間を30分は取って下さり、安心感を持って面接に臨むことができました。)
やっと安心して働ける環境に巡り会えた今、この喜びを忘れずに、まずは腰を据えて業務に専念して参ります。

廣重さんには感謝の気持ちしかありませんが、人生最後の転職ですので、リピーターにはなれません。しかし、今度は廣重さんのサポーターの一人として、転職を考えている方には強く強く推薦させて頂きたいと思います。

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