本日現在:1024 転職体験記

No.962
総合法律事務所から、一部上場 大手製薬メーカーのインハウスローヤーへ
前職
総合法律事務所 弁護士
現職
東証一部上場 大手製薬メーカー 法務部 インハウスローヤー
多嶋 佐恵子 氏 / 38歳
国立大学 法学部 卒
米国ロースクール 修了 (LL.M.取得)
弁護士 ( 第56期 司法修習 )
TOEIC 875点

1.これまでの経歴

今回の転職に至るまでの私の経歴及び業務内容は、以下の通りです。
[1] 大手渉外法律事務所に勤務:約4年半
(業務内容:M&Aを中心とした企業法務、約1年半。大企業の法務部に週2回の出向経験あり。)
[2] アメリカに留学 (LL.M.取得):1年半
[3] 小規模法律事務所に勤務:約6年
(業務内容:企業法務を中心としつつ (小規模なM&Aも含む。)、離婚・相続等の個人から依頼される案件も担当。)

大手渉外事務所にいたときは、M&A案件もその他の案件も大規模なもので、通常の訴訟や企業の日常的な契約書チェック・法律相談をあまり経験したことがない点が悩みでした。留学を経て、小規模な法律事務所に移り、これらの悩みは解消されましたが、約6年間、仕事上英語を使う機会も多くなく、留学経験がありながら英語があまり得意でない点に劣等感を抱いていました。

2.転職するに至った理由

前職の法律事務所で多くの依頼者から日々相談を受けながらも、第三者としての立場上、案件の詳細の把握や、案件への関与には限界があると感じることが度々あり、当事者意識を持って主体的に案件により深く関わりたいと思うようになりました。
また、法律事務所に勤務した後に企業内弁護士として活躍している知り合いの姿を見聞きする機会も増え、一つの企業にコミットする企業内弁護士という働き方に興味を持つようになりました。
そして、38歳という年齢も考慮し、企業へ転職するなら、今が最後のチャンスだと思い、転職することを決めました。

3.転職活動

[1] 準備
転職活動の準備として最初に行ったのは、TOEICの勉強です。企業への転職ではTOEICの点数が要求されることが多く、一定以上の点数があると応募できるチャンスが広がります。私は英語があまり得意ではなかったため、勉強にそれなりの期間が必要だと思い、早めに準備を始めました。
次に行ったのは、履歴書と職務経歴書の作成です。最初の書類審査ではこれらの書面のみが審査対象ですし、面接でもこれらの書類に記載した事項について質問がなされることが多いため、マイナスポイントとなる記載はないか、アピールできる事項に漏れはないか、及び読みやすいか否かに注意して作成しました。

また、弁護士特有の事情として、新たな個人受任案件の受任をストップしました。企業では、副業は原則禁止であるため、転職後は個人受任案件を取り扱うことができません。そのため、既に受任している個人受任案件についても、すべての案件が終了した後に転職できるよう、タイミングを見計らって企業への応募を開始しました。

[2] 本格的な転職活動の開始
転職活動に当たっては、最初から転職エージェントにお願いしようと決めていました。転職エージェントは、圧倒的な情報収集力と企業との交渉力を持っており、自分で応募先を探すのに比べ、効率が良いと思ったからです。
そこで、ネットの情報を頼りに、信頼できる転職エージェントを探しました。
色々検索した結果、親身になって相談に乗ってくれるというエリートネットワークさんが自分に合うのではないかと思い、登録しました。
エリートネットワークさんは、初めてのカウンセリングにおいて、早くも私の希望条件に合う求人案件を複数紹介してくださいました。そして、私がその中から実際に応募する企業を選んで伝えるだけで、すぐに書類選考に入ることができました。これは、私が思っていたよりも、ずっと早い展開でした。なお、既に転職する決心がついているときは、面談前に転職エージェントに履歴書及び職務経歴書を提出しておくことをお勧めします。その方が、面談内容が充実し、早く手続きが進むと思います。

転職活動においては、企業調査と面接での想定問答の事前準備を重点的に行いました。
企業調査は、ネット検索が中心で、企業のホームページや有価証券報告書はもちろん、業界内での客観的なポジションや企業の特色を知るため、その他の複数のサイトで情報を収集しました。
面接の想定問答も、ネットに多くの質問例が載っており、自分ならどう答えるか考え、時間をかけて準備しました。
盲点だったのは、SPI等の適性検査もあるという点でした。適性検査があると分かってから大急ぎで対策本で勉強しましたが、採点結果がどうだったのかはよく分かりません。
これらの準備は、応募企業がいくつかあると結構時間がかかり、仕事と並行して行うのは、なかなか大変でした。

また、面接のため、何度も平日の昼間に仕事を抜けなければならず、職場に気を遣いました。不在にする時間を予め申告すれば、私用で事務所を抜けることも可能でしたが、私用が続いてしまうのはやはり気が引けます。そういう意味では、同時に何社にも応募し、全て面接まで進むと大変だと思います。
面接では、想定外の質問もありましたが、できる限り自然体で話すように心がけました。回答内容自体も重要ですが、その場での態度や視線や話し方もコミュニケーション能力の一つとして判断されるからです。
後から思えば、あの答えは失敗だった、もっと良い回答ができたのではないかなど、反省点も多々ありますが、なんとか、1社から内定をいただくことができました。内定が出た企業は、面接を通じて私自身も是非入社したいと思っていた会社でしたので、大変良かったと思っています。

4.転職エージェントの利用のメリット

転職に当たり、私は、情報収集力と企業との交渉力を期待して、転職エージェントの一つであるエリートネットワークさんを選びましたが、期待通り、いいえ、期待以上に動いてくださったことに、大変感謝しています。
まずエリートネットワークさんにお願いして良かった点は、最初のカウンセリング時点で、私の希望に合った会社を複数紹介してくださった点です。自分一人で、一社一社募集企業を探し、自分の希望に合うか、自分が応募要件を満たしているかを確認しなければならないとすると、スタートからかなり出遅れてしまいますし、場合によっては面倒になり探すのを諦めてしまうこともあるでしょう。

また、面接後に、企業側の反応を教えてくださったのも、非常に助かり、励まされました。自分では面接で失敗したと思っても、会社が興味を持ってくれていることが分かると、嬉しいものです。
給与面についても、面接の場で面接官から直接いくらを希望するか聞かれましたが、企業が予定している金額よりも高い金額を言って内定がもらえなかったら困るという気持ちから、曖昧な金額しか言えませんでした。しかし、エリートネットワークさんにはしっかり希望額を伝えてあり、代わりに交渉していただくことで、当該希望額を上回る給与条件で採用していただくことができました。

5.転職活動で学んだ点

転職活動を通じて、新たな転職先を見つけることができたことは、もちろん、大きな収穫です。しかし、その過程において、必要性を感じながらも放置していた英語の勉強を再開できたことや、特段何とも思っていなかった自分の職務経歴を振り返ってアピールポイントを見つけられたこと、また、真剣に自分が希望する働き方や仕事内容を考える機会を持てたことも、転職活動で得られた収穫であると思います。
日々の生活に甘んじ、なかなか踏み出せなかった一歩を踏み出す機会をくれたのが今回の転職活動でした。その意味で、外から見れば、単に新しい仕事を見つけたというだけですが、私が得たものはそれ以上のものだと思っています。

6.最後に

今回の転職により、10年以上にわたる法律事務所勤務から、初めての企業への勤務ということになります。今後は、これまでの知識や経験を活かしつつ、会社の実務やニーズにより即した提案をすることで、会社の企業内弁護士に対する期待に十分応えられるよう、日々研鑽を重ねていきたいと思っています。

以上

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