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産業機械ではなく、自動車メーカーを担当したいと、ベアリングメーカーを退職

産業機械ではなく、自動車メーカーを担当したいと、ベアリングメーカーを退職

No.1282
  • 現職

    東証1部上場 非鉄金属メーカー 法人営業職

  • 前職

    東証1部上場 ベアリングメーカー 地方支店 法人営業職

西岡 勇 氏 30歳 / 男性

学歴:名古屋市立高等学校 卒
同志社大学 経済学部 経済学科 卒
ビジネスキャリア検定営業2級
TOEIC 685点

① 新卒での “就活” の時の志や志向

私が学生時代の新卒時の就職活動で重視していたことは、日本の伝統産業である自動車業界に携わることと、ワークライフバランスを重視しているホワイトな企業の2点です。

就職活動をしていく中で、自動車が何十万点の部品から成り立っていることを知り、完成車メーカーよりも自動車部品メーカーに魅かれるようになりました。複数の自動車部品メーカーの面接を経て、会社の雰囲気の良さや残業が少ない会社に入社を決めました。

② 今までの担当業務、体得したスキル

半年間の工場実習を経験し、人事部との本配属を決める面談で「営業職をやりたい」と熱意を伝えた結果、大きな支社へ配属される同期が大多数でしたが、私のみ一般産業機械向けの地方営業所に配属されることになりました。

先輩社員と入れ替わり人事であった為、配属後はすぐにユーザーを担当し実務を行いながら製品の納期管理や価格交渉等、いちから法人営業としての仕事を学んでいきました。また、地方では細かい仕事まで全て自分でやるしかなく、同期に比べて幅広い業務を経験できていると感じておりました。

③ 今回転職するに至った背景や・きっかけ

今回転職するに至った理由は、異動の希望を出しても人員不足により変えて頂くことができず、いつ異動できるのか分からないので人生設計が描けないと思ったからでした。また、同じ仕事に丸5年半も取り組んでおり、新しいことに挑戦することもできず、自分のキャリア・プランを描けなかったことも理由のひとつです。

私の父親が転勤族であったこともあり、社会人生活を経験していく中で「どこかの地域に腰を据えて、兼ねてより希望している自動車業界に挑戦していきたい」という気持ちから転職活動を始めようと決心いたしました。

④ 転職活動時のこだわり、従来のこだわりを捨てた点

様々な会社の経営状況や福利厚生等をネットで検索してみたり、時には友人からも話を聞いて情報収集をしておりました。また、地方勤務を経験しているため「その会社の本社・各拠点がどこにあるのか」という点も重視しておりました。

新卒の就職活動では「できるだけ残業が少ない会社に勤めること」を重視しておりましたが、20~30時間/月まではOKと許容範囲を広げました。私はこれまで様々なスポーツを経験してきており、体力だけには自信があると感じていたためです。

⑤ 転職活動を通じての気づきや学び等

私は転職活動を始めてからすぐに様々な企業に応募しましたが、大企業に限定したこともあり、9割以上は書類選考でお見送りとなりました。担当の転職カウンセラーの黒澤様からも「気落ちする必要はない」と激励の御言葉を頂き、前を向いて挑戦し内定を得ることができました。あの時は心情的には結構辛かったのですが、転職活動では新卒の就職活動と違い、書類選考で落ちることがかなりの確率であると思いますので、縁がなかったとあまり気落ちしないことをおすすめします。

また、面接はこれまで自分が業務で取り組んできたことをしっかり口に出し、簡潔に説明できるように練習をしていくことをおすすめします。想定質問に対する回答集を作っておくと緊張せずに、本番も力を発揮することができると思います。

反省点は、WEBテストが準備不足ということもあり、直前まで対策に追われていたことです。得意な方は問題ないと思いますが、早めに問題の出題傾向や制限時間内にある程度問題をこなすという対策ができればもっと良かったと思っています。

⑥ 次の職場に賭ける意気込み

人生の中で何回も転職活動を行うのは私には厳しい、と考えていましたので、次の会社で骨を埋める覚悟で、いち早く業務に慣れ、採用して頂いた上司に貢献できるように頑張っていきたいです。

新しい環境でゼロから人間関係を築いていくことに正直若干の不安もありますが、何事もやってみなければわからず、転職が成功か失敗かは自分自身の行動次第だと思いますので、楽しく挑戦していきたいです。

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