外資系 大手不動産会社 不動産鑑定部 不動産鑑定士
不動産鑑定会社 鑑定部 鑑定評価・不動産営業
木下 尊 氏 27歳 / 男性
学歴：早稲田大学高等学院 卒
私立大学 政治経済学部 経済学科 卒
TOEIC 820点
不動産鑑定士（合格見込）
私は不動産鑑定士試験を受験中の20代後半です。
不動産鑑定業界というニッチな業界での『転職体験記』になりますが、業界を目指す方々の参考になれば幸いです。
不動産鑑定士の受験をするにあたり、正社員として働かず試験に専念する期間を2年間設けました。試験の合否にかかわらず、2年経過した際にはどこかの企業で正社員として働くことも予め決めていました。
ですので、1年と半年が経過した時点で、転職のための準備として転職エージェントを探していた際に、エリートネットワーク様を見つけました。並走して鑑定士協会連合会HP掲載の求人情報も確認していましたが、ブランク期間が長いことに対する不安もあり、エージェントの方に力を借りたいという気持ちもありました。
上記のように、2年が経過した時点で転職活動を具体的に開始しました。私の場合は、多くの受験生の方と異なってしまうかもしれませんが、前職で既に鑑定事務所での鑑定業務経験があったため、「次の仕事も鑑定の経験が活かせるもの」を、とお願いしました。
私が転職活動をした2020年は一年を通して、新型コロナの影響もあったのか、紹介可能な求人は全体的に少なくなっていた印象を受けました。
私を担当してくださったのは転職カウンセラーの黒澤さんという方でした。
上記の通り、新型コロナの影響があり、黒澤さんとはほぼZoom・メール・電話のみでのやり取りでしたが、私の細かい質問にも丁寧に回答頂けました。対面でないので、やりづらい面もあったかと思います。しかし、大変物腰が柔らかく丁寧な方だった、というのが転職活動を通じての総合的な印象です。
面接後のフィードバックや、書類選考中の進捗状況共有などをこまめに行って頂きました。
エリートネットワーク様を通じて、4社書類を提出して、最初に面接をした会社から内定を頂き、入社を決断しました。
私の場合は、
①異業界・業種への転職はほとんど考えていなかったため受ける業界・業種が明確であったこと
②そもそも鑑定士協会連合会HP経由でエージェントを通さず受けることが可能な会社もいくつか検討した上で、エリートネットワーク様では4社のみをエントリーしていたこと
という二つの理由があったため、かなり短期間の転職活動でした。
転職活動中には、黒澤さんと「私の経歴を考慮した客観的な入社難易度」、「選考の進捗状況」、「応募先企業の人事の方の評価」などを気軽に、かつ、ざっくばらんに相談できたため、その点は非常に安心できました。
エリートネットワーク様を経由していない求人とも比較して、結局はエリートネットワーク様からご紹介を受けた企業に入社することを決断しました。
その際、別企業と比較している旨を黒澤さんに予めお伝えしていたのですが、私が入社の決断をするまでは、黒澤さんはエリートネットワーク様経由の企業を選択するように勧める発言を決してなさいませんでした。
後になって聞くと、黒澤さんも比較先の企業についてかなり情報を持っておられ、その情報を黒澤さんが先に話していたら、その時点で私はエリートネットワーク様経由の企業に入社を確定させたと思います。しかし、黒澤さんは決して私の選択を誘導・強要するようなことはなく、中立な立場を貫いていました。このことは職業倫理観からは当然なことなのかもしれませんが、エージェントとしての誠実さを感じました。
結果論かもしれませんが、黒澤さんが持っていた情報と私の決断は同じ方向に向いていたこともあり、自分にフィットした企業に入社することを選択できた、と今は感じています。
私見ですが、不動産鑑定業界は転職が多い業界だと思っています。私自身、今回入社した企業で精一杯長く働き成長したいと今は強く感じていますが、だからといって転職（や独立）について常に無関心でいるわけにもいかない業界だと認識しています。
今回の転職活動では、もしもう一度転職を考える必要があるなら、その際は是非また黒澤さんにお願いしたい、そう感じました。
