システムインテグレーターのSE、上場企業の社内SEに

システムインテグレーターのSE、上場企業の社内SEに

No.1151
  • 現職

    一部上場 大手総合物流企業 情報システム部 社内SE

  • 前職

    金融機関向けに特化したSIer システム開発本部 SE

牧瀬 宏行 氏 27歳 / 男性

学歴:神奈川県立 松陽高等学校 卒
成城大学 社会イノベーション学部 政策イノベーション学科 卒
基本情報技術者

① 新卒就活時の志向

新卒での就職活動時の企業選定にあたっては、以下の2点を自身の軸として考えておりました。

1.IT業界(システムに関連する企業)に従事したい
学生時代の専攻が技術革新に関する内容であり、どのような業界にも、今後システム化がその企業の発展に必要不可欠であるということ、システム化が企業の技術革新に寄与するということを学問的に学びました。こうした背景があり、システムに関連する企業を中心に就職活動を行っておりました。

2.生まれ育った神奈川、横浜に地域貢献したい
神奈川県の横浜市で生まれ育ち、子供の頃から地元に愛着を持っておりましたため、横浜という地域に何らかの形で貢献できればと考えました。

上記2点を満たし、なおかつご縁があった、横浜でも有数の金融機関を顧客に持ち、横浜という地域にITの力で貢献できるシステムインテグレーターに就職することとなりました。

② 前職の担当業務・得たスキル

新卒で入社したシステムインテグレーターでは、金融系システム(中でも投資信託、証券、デリバティブ、保険などに関するシステム)を担当することとなり、以下のように様々な経験をさせて頂きました。

1.プログラム開発
入社から1年程度、COBOLのプログラム開発

2.機器構築
サーバや端末の更改・追加に伴う各種設定、ネットワーク構築

3.ミドルウェア構築
新設するシステムのミドルウェア構築、既存システムのバージョンアップ対応

4.ヘルプデスク対応
お客様拠点に常駐し、Excelの使い方から標準アウトソーシング対象システムの挙動確認まで、幅広い照会に常時対応

5.プロジェクト管理
自身の担当したプロジェクトについて、納期までオンスケジュールで問題なく提供できるよう、課題や進捗の管理を実施

6.要件定義、設計
お客様が業務改善を希望される内容をヒアリングし、システムにて実現できる範囲を定義、システム設計への落とし込みを実施

7.試験
システムベンダーまたは自社にて開発を行った内容を確認するため、単体試験・結合試験・総合試験を実施

8.提供作業

要件定義以降一連の開発工程を経験できたため、ある程度の構造を把握した上でプロジェクト全体を見て課題を発見し解決しながらプロジェクトを進めていくスキルを身につけることができました。また、ステークホルダーが多い中で、各社と折衝するスキルも得ることができました。

③ 今回転職するに至った背景や理由・きっかけ

様々な経験をさせて頂いた上で、地元企業に関わるシステム案件を担当したのち、他の地域のお客様を担当することとなりました。様々な地域のお客様を持つことで、地元に留まらず、全国・世界規模の企業にてシステム開発案件に携わっていきたいと考えるようになりました。
また、要件定義以降の一連の開発工程を経験したことから、最上流であるシステム企画から参画し、顧客企業にとって最適なシステムを選定・構築していきたいとも考えました。

上記の背景から、“規模感のある事業会社のシステム部門” への転職を目指しました。
エリートネットワーク高橋様のサポートもあり、この度、希望通りの転職を実現することができました。

④ こだわった事柄

今までの経験が活かせる、つまりシステムに関するプロジェクトの上流に携わることができる点、また、社風が合うという点にはこだわっておりました。今回ご縁がございました事業会社では、現場の方に面接で何度かお会いし、その際に「この方々と働いてみたい」と感じたことは、内定受諾を決断する一因となりました。

⑤ 転職活動を通じて気づいた点

面接にあたっては、誰に相談するわけでもなく、自分流で進めておりましたが、エリートネットワークの転職カウンセラー高橋様に一度面接にご帯同頂いた際に多くのご指摘を頂き、以降、改善すべき点を意識して面接に臨みました。自身の面接の受け答えを客観的に分析し改善、またどう改善するべきかわからない場合は有識者に相談することが内定獲得に向けた近道だと感じました。

⑥ 次の職場に賭ける意気込み

次の職場では今までの経験を活かしつつ、新たな知識を蓄積し、すぐに戦力となれるよう精進致します。
無事現職の引き継ぎも完了し、公私ともに新たなスタートを切ることができました。
最後までサポート頂きましたエリートネットワークの高橋様には、大変感謝しております。この度はお世話になり、ありがとうございました。

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