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日英バイリンガル(ハワイ在住)、未経験から正社員でデータセンター保守運用エンジニアへ

日英バイリンガル(ハワイ在住)、未経験から正社員でデータセンター保守運用エンジニアへ

No.1138
  • 現職

    世界トップシェアを誇るデータセンター・プロバイダー データセンター保守・運用エンジニア

  • 前職

    ハワイ最大の旅行・運送会社 エアポート カスタマーコントローラー

本木 優介 氏 30歳 / 男性

学歴:ハワイ州立 ヘンリー J.カイザー高等学校 卒
ハワイ大学 マノア校 外国語学部 日本語科 卒
ハワイ大学 心理学部 心理学科 卒
日本語能力認定試験N1
TOEIC 940点

両親の仕事の都合で、10歳からハワイに渡り、現在までハワイ在住でありました。

幸いアメリカ永住権を持っていたため、ハワイ大学を卒業した後、アメリカで就職活動を始めました。しかし、経験者でないと就職が困難であるという米国流の壁にぶつかりました。

アメリカは大の資本主義国。即戦力が物を言います。つまり、会社に即プロフィットをもたらさない従業員はいりません。日本のような新卒をトレーニングし、育てるというカルチャーはほとんどありません。あるとすればほんの一握りの学生が学生時代にインターンへ応募し選ばれるくらいです。

そこで私は、大学時代より働いていたコンビニでアルバイトをしながら就職活動を続けました。

2年後、やっとハワイ最大の旅行・運送会社に就職しました。そこであちこちの部署を経験し、お客様が喜んでサービスを使いたくなる接客や日本人にはなかなか難しい「自分から仕掛けていくエンターテイメントスキル」などを学ばせて頂きました。

昔からゲームやパソコン、インターネットが大好きでしたが、大学ではそれらの学部に進学しようとは思いませんでした。しかし、時が経つにつれ、自分の興味のある分野がだんだんとクリアになってきました。

人間には2通りのタイプがいると思います。一つはステージの中央で輝くエクストラバート(外向的)な人、もう一つはそういった人を支える裏方の仕事に従事するイントロバート(内向的)な人。私は、両方の仕事を体験して、必要であったらエクストラバートにもなれるけど、本来はイントラバートである自分の本質を知りました。

上記をもとに色々と自分なりに調べた結果、ITの世界にも舞台裏の大黒柱的な仕事があると知り、興味を持ちました。それがデータセンターで保守や監視をする仕事です。

最初は闇雲にそういった職種を扱う人材派遣会社に登録しようとしていました。が、現実は厳しく、未経験で、日本在住でもなく、しかも日本の会社で働いた経験のない私に関心を示してくれる派遣会社はありませんでした。

その時ふと目についた、エリートネットワークの松井代表取締役の「正規の長期雇用形態である正社員のみにターゲットを絞った職業紹介」というフレーズに惹かれ、ダメもとで登録し、出会ったのがエリートネットワークの転職カウンセラー黒澤さんでした。

最初、黒澤さんとの面談(カウンセリング)で私はとても緊張してしまい、なかなか本音を語ることができませんでした。しかし黒澤さんの「本木さんの本音を教えてください。」という、問いかけの中に、私への関心と転職させてあげようという強い熱意と真心を感じました。

私ははじめ、データセンターの仕事の中でも「カスタマーサービス」を希望していました。未経験の私には、いきなり保守や監視をするエンジニアになることは不可能だろうと思ったからです。

しかし、黒澤さんは私に言いました。「本木さん、データセンターの保守・運用エンジニアに興味はありませんか?」と。私は耳を疑いました。なぜなら、それは私が最終的にそこに行き着けば、と思っていた仕事だったからです。

黒澤さんのコーチングとカウンセリングにより得られた知見は、実際の面接で大いに発揮されました。また、面接の前後には黒澤さんのフォローアップに加え、影で私のためにアドボケイト(代弁者)として会社に売り込みをしてくださっているのを感じました。私へのメールは時間外にも及び、ありがたくて感謝の言葉しかありません。

ウェブのクチコミの中には、エリートネットワークは上級転職者に適したエージェントだと噂する人もいます。しかし、今回私は「海外在住」、「中途」、「未経験」という三重苦の中で、派遣社員ではなく、世界的に有名なデータセンター会社の正社員として採用されました。

本当に有難うございました。

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