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48歳派遣社員、正社員として仮想通貨取引所のカスタマーサービスへ

48歳派遣社員、正社員として仮想通貨取引所のカスタマーサービスへ

No.1104
  • 現職

    大手 仮想通貨取引所 カスタマーサービス

  • 前職

    大手 インターネット証券 カスタマーサービス
    大手 日系証券会社 カスタマサービス(派遣社員)

大場 美名子 氏 48歳 / 女性

学歴:私立短期大学 卒
証券外務員一種、証券外務員二種
金融先物取引業務外務員資格
ITパスポート

【まずはじめに】

短期大学を卒業後、証券会社の正社員として3社で勤務しました。3社目の退職は40代半ばの時でした。
色々な事情から地方へ行くことになり、その周辺で仕事を探しましたが、仕事は見つからず、かといって長年働いていたことからか、知らない土地で働かずにいることもできず、結局1人で都内へ戻ってきました。
年齢的なこともあり無職で転職活動をするよりも、間を開けないで働いた方が良いかと考え、派遣社員として勤務し始めました。

仕事をする上で、正社員や派遣社員は関係なく、働くことには変わりません。しかし、今まで培ってきたキャリアや年収等も一変したことで、始めは物足りなさを感じることも多々ありました。

一方、自分の時間が持てたことや、今までの自分自身の経歴等を振り返りながら、自分にできること、活かせることは何かを考える時間が持てたことは、今思うと貴重な時間であったのかもしれません。

【転職に至った背景等】

派遣法が改正され、もう一度転職を考えるようになった頃には、40代後半、アラフィフになっていました。
年齢的に正社員としての転職は厳しいだろうと思い、始めは紹介予定派遣で職を探しました。

紹介予定派遣へ応募した時は、経験に問題はないだろうと甘い考えでいましたが、年齢の問題なのか派遣会社内での審査にすら通らずの始末でした。
そして何社か人材紹介会社へ登録をし、複数応募しましたが、残念ながら紹介できる案件がないと定型文章のメールで言い渡されるばかりの厳しい状況でした。

【(株)エリートネットワークとの出会いが転機に】

正直気分的にへこんだ日々が続きましたが、人材紹介会社との相性もあるのかと思い直し、求人を探すとともに人材紹介会社探しが始まりました。indeed を見ていて目に留まったのが(株)エリートネットワーク。求人情報詳細に、『資格要件を満たしていない場合でも相談可能』等が記載されており、まずは相談だけでもという気持ちから応募させていただいたのが、エリートネットワークとの出会いでした。

銀座の事務所へ面談に伺うと、転職カウンセラーの廣重様は親身になって私の話を聞いてくださりました。
他社では登録のみ受け付けて、紹介できる案件があったら案内しますと言うだけで案内がないところもありましたが、エリートネットワークでは面談した日にいくつか私の経験等を考慮した求人案件を複数紹介していただきました。まずは紹介いただいた案件すべてに、企業様へ相談してもらう運びとなりました。

年齢から正社員としての転職は厳しいかなと諦めていた頃でしたので、後日、1社目の書類審査通過の連絡をいただいた時は、嬉しかったです。しかしながら、久々の面接でとても緊張してしまい、うまく話をすることもできませんでした。2次面接はさらにひどいもので、いわゆる圧迫面接??状況で、時間がなく終了となってしまいました。

数日後、2社目の書類審査通過の連絡と、1社目の残念な結果がきました。
1社目は面接の練習だったのだと思い直し、2社目に賭ける思いは更に強まっていました。
2社目の面接の際に、なんと偶然にも前職で同じ企業に勤めていた方が働いていることがわかり、何かの縁を感じました。2社目の面接も緊張しましたが、面接官はとても感じの良い方で、職務経歴書等にも既に目を通していたようで、目を見ながら対話できる雰囲気でした。
前職の方がいたという偶然もありますが、面接官の印象も良く、この方と一緒に働きたいという気持ちも強まりました。そして複数回の面接を経て、幸い内定をいただくことができました。

【面接準備等】

廣重様から面接時のアドバイス等をいただき、自分なりに事前準備をしていたつもりでしたが、特に1社目の面接では緊張のあまり話す内容を忘れてしまったり、うまく話をすることができませんでした。
自己PRや、業務内容等の話をする時は、自分のペースで話ができるようにすること、また、どんなことを聞かれても答えられるように面接準備を充分に行うことはいかに重要であるか痛感しました。

具体的には、
・志望動機や退職理由はもちろんのこと、どのような角度から聞かれても(例え圧迫的な印象の面接でも)落ち着いて答えられるようにしておくこと
・企業のホームページや、念のため同業他社の口コミ等色々な情報を確認しておくこと(これは面接の状況から話題にすることができたり、質問としても使えると思います。)
・質問内容を数多く用意して、面接官ごとに質問を考えること

もし、今回内定をいただいた企業との面接が、1社目の面接だったら結果はどうなっていたのだろうか……
私にとっては1社目での面接の失敗があったからこそ、2社目の面接で成功したものと思っています。だからといって、面接を何度も経験するのは精神的にも良いものではありませんし、書類審査が通過したからには、後はいかに面接準備をきちんと行い、立ち向かうかが重要だと思います。

また、同じ業界で転職をする場合には、世間は狭いですし、前職にいた方が在籍していることもあるかもしれません。人生の中で転職する時には、タイミングや相性、縁があるものだと感じました。
最後の転職活動として、エリートネットワークと廣重様と出会えたことに心より感謝しております。本当にありがとうございました。

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