【財閥系 調査・分析・数値解析に特化したシンクタンク】
公共政策部 サステナブル社会実現に向けた調査・分析
【東証プライム上場ホールディングスグループの中核を担う石油会社】
技術研究所 バイオ燃料プロセス最適化や、AIを活用した石油精製触媒開発プロジェクト担当
開発ツール:触媒寿命自動推定シミュレーター (VBA)
稲永 修平 氏 33歳 / 男性
学歴:沖縄尚学高等学校 卒
東京大学 工学部 化学システム工学科 卒
東京大学大学院 工学系研究科 化学システム工学専攻 修了
世界最高峰の海外大学MBA 修了
TOEIC スコア950
TOEFL iBT スコア93
IELTS スコア7.5
E資格(エンジニア資格)
大学学士・修士時代の研究テーマ:天然ガスを液体燃料に変換するための触媒開発
※「修士論文ベストプレゼンテーション賞」および「工学系研究科長賞」受賞
大学・大学院時代、私はエネルギー分野の研究に没頭していました。
具体的には、メタンの酸化反応を促進するための触媒開発です。大学入学以前からエネルギー分野で研究開発をしたいという強い思いがあり、このテーマを自ら選びました。触媒という素材が化学反応の効率を劇的に変える可能性を秘めていること、そしてそれがエネルギー問題という社会課題解決に直結しているという点に、面白さを感じていました。
研究が楽しかったこともあり、就職活動の軸も自然と「エネルギー関連の触媒研究を仕事にしたい」という一点に絞られていきました。エネルギー企業と化学メーカーを受け、最終的に石油会社の研究開発部門から内定をいただき、迷わず入社を決めました。
学生時代から一貫してエネルギーという分野に向き合い続けてきた、その延長線上にある、自然な選択でした。
入社後は、脱硫触媒の研究開発に取り組みました。
石油精製は事業規模が非常に大きいため、研究開発による収益改善のインパクトも大きく、自分の仕事が事業全体に影響を与えているという手触り感がありました。社内で使用するマテリアルの性能向上が主な業務であったため、比較的自分のペースで仕事を組み立てることができ、働き方としては非常に恵まれた環境でした。
一方で、毎日実験室にこもり、黙々と実験をこなす日々の中で、次第に社会から切り離されているような孤独感を覚えるようになりました。研究の成果は確かに事業に貢献しているはずなのに、社会や市場の動きから遠く離れた場所で仕事をしているという感覚が、少しずつ自分の中に積み重なっていきました。
「このまま研究室に留まり続けることが、本当に自分の望む姿なのか」という問いが、頭の中でぐるぐると回り始めました。そしてある時期から、「ビジネスサイドも学び、社会により直接的に貢献したい」という気持ちが明確になってきました。そこからMBAを目指す決意が固まりました。
MBAへの進学を決めた際、国内のMBAではなく海外のMBAを選んだのには理由があります。
一つは、英語力をさらに伸ばしたいという思いでした。
もう一つは、海外でネットワークを広げ、将来のキャリアにつなげたいという強い意志でした。国内では得られないグローバルな視座と人脈を、この機会に積み上げておきたいと考えました。
MBA在学中は、コーポレートファイナンス、アカウンティング、ストラテジーなど、ビジネスの基礎学問を体系的に学びました。理系研究者バックグラウンドの私にとって、これらは初めて触れる領域が多く、ケーススタディを通して実ビジネスへの応用を学ぶ過程は非常に刺激的で有意義なものでした。研究室という閉じた世界から、多様なバックグラウンドを持つ世界中の人々と議論し、切磋琢磨する環境への転換。その変化は、自分の視野と思考の幅を大きく広げてくれました。
私費での留学であったため、前職への帰任義務はありませんでした。
新たな環境で挑戦したいという思いから、MBAで得たビジネスの知識を直接活かせる場として、コンサルティング・シンクタンク業界を転職のターゲットに定め、活動を開始しました。
転職活動では、主にコンサルティングファームやシンクタンクを中心に受け、加えていくつかのエネルギー関連事業会社にも応募しました。
最も苦労したのは、コンサルティングファームで問われるケース面接です。
ケース面接はMBA在学中にトレーニングを受けてはいましたが、なかなか習得するまでには至りませんでした。与えられた問いに対して瞬時に構造化し、論理的に回答するこのスタイルは、研究者として実験と仮説検証を積み重ねてきた自分の思考スタイルとは異なるものでした。コンサルの選考では、このケース面接のたびに緊張と苦戦を繰り返しました。
一方で、シンクタンクの選考では、自分のエネルギー・化学の専門性やMBAの知見が評価される場面も多くありました。転職活動を通じて改めて実感したのは、「自分のバックグラウンドがどのような文脈で強みになるのか」を見極めることの重要性です。得意な場所で勝負することが、選考においても、その後のキャリアにおいても鍵になると感じました。
選考を進める中で、最終的に脱炭素分野のテーマに強みを持つシンクタンクから内定をいただきました。
自分の専門分野であるエネルギー・脱炭素の領域で、MBAで培ったスキルも同時に活かせることに、大きな魅力を感じました。
面接の中で「この会社だ」と直感したのは、面接官の方々との相性でした。他社の面接では独特の緊張感に包まれることも多かった中、ご縁があったシンクタンクの方々は皆、非常に穏やかで誠実なお人柄や雰囲気をお持ちでした。
「この環境なら、自分らしく働けるかもしれない」という安心感が、自然と生まれました。
転職活動を通じて、妻とも十分に話し合った上で「ワークライフバランスを保てること」を第一条件として定めました。
仕事に打ち込むことへの意欲は変わらないけれど、大切な家族との時間も犠牲にしたくない。その思いは、活動を通じて一度もぶれませんでした。
最終的に2つの内定先で迷いました。
一方はシンクタンクではない事業会社で、年収はそちらの方が高かったため、正直、非常に悩みました。年収が高いに越したことはありませんし、オファーをいただいた喜びもありました。
しかし最終的には、「中長期的な視点で、生涯のキャリア価値を最大化する選択」という判断軸で考えることにしました。目先の年収差よりも、長期的なキャリアの積み上げと専門性の深化、そしてワークライフバランスを天秤にかけ、シンクタンクへの入社を選択しました。
簡単な決断ではありませんでしたが、今は納得のいく選択ができたと感じています。
転職活動を振り返ると、自分の研究経歴があまりにもニッチであるため、転職市場においては必ずしも有利に働かない場面があると感じました。専門性の深さは武器である一方、それが特定の領域に限定されすぎている場合は、応募できる職種や企業の幅が狭まってしまうこともあります。
また、MBA修了という学歴があっても、コンサルのケース面接のように実践的なスキルが問われる場面では、それだけでは戦えないということも痛感しました。「学歴や資格は入場券でしかなく、実際の試合は別の話だ」ということを、転職活動を通じてリアルに体感しました。
この経験から強く感じたのは、長期的なゴールを明確に持ち、そこから逆算して転職の軸を定めることの重要性です。何を目指しているのかが明確でなければ、目の前の条件や選考結果に一喜一憂するだけになってしまいます。転職活動は単なる職場の移動ではなく、自分のキャリア全体を設計し直す機会だと思います。その視点を持って臨めたことは、今となっては大きな財産だと感じています。
エリートネットワーク様を利用しようと思ったきっかけは、最初の面談で好印象を抱いたことでした。
担当の転職カウンセラーの久井さんは化学の修士修了というバックグラウンドをお持ちで、私の背景や経歴を丁寧に理解した上で適切なアドバイスをくださいました。石油会社の研究者という、転職市場では珍しいバックグラウンドを持つ私自身の可能性を示してくれたことは、転職活動の軸を定める上で非常に助けになりました。
それでいて、決して無理にプッシュすることはなく、最終的に自分が納得のいく選択ができるようにサポートしてくださるというスタンスが、私には非常に心地よく映りました。転職エージェントの中には、早期の内定取得を急かすようなスタイルの方もいますが、久井さんは長期的な視点で私のキャリアを一緒に考えてくれている、という信頼感が自然と生まれました。
また久井さんはレスポンスが非常に速く、応募企業とのやり取りのサポートも丁寧にしていただけたことで、転職活動中のストレスが大幅に軽減されました。慣れない転職活動において、信頼できるパートナーの存在がいかに心強いか、それを改めて実感しました。
入社後はまず、脱炭素・エネルギー政策の領域でリサーチャーとしての素養を磨いていきたいと考えています。社会課題の解決に直接貢献できるリサーチャーを目指し、エネルギー・環境政策という分野で着実に専門性を積み上げていく覚悟です。
研究者として培ってきた技術的な専門性と、MBAで得たビジネスの視点を融合させながら、社会に本当に必要とされる仕事をしていきたい。それが、今の私の率直な思いです。
これから転職を考えている方へ一言申し上げるとすれば、「長期的なゴールを先に決めてから動いてほしい」ということです。目先の条件や周囲からの評価に流されず、自分が5年後・10年後にどうなっていたいかを軸に据えた上で、一社一社の選考に臨んでいただければと思います。
転職活動は決して楽な道のりではありませんが、自分のキャリアと真剣に向き合う、またとない機会でもあります。学歴や職歴がどのようなものであっても、大切なのは「自分はなぜ転職するのか、どこへ向かいたいのか」という問いへの答えを持ち続けることだと、私自身の経験から強く感じています。
その過程を、ぜひ前向きに楽しんでください。
食品メーカー向けシステム開発を行うITエンジニア32歳。より長期的な視点でシステムに携わりたく、エネルギープラットフォーム提供会社の社内SEへ
友人からの紹介でエリートネットワークに相談した30代女性シンクタンク研究員。 有名IT企業のリスクマネジメント担当にキャリアチェンジ。
スーパーゼネコンで大規模土木工事の施工管理を経験した28歳。全国転勤から脱却すべく、現場最前線でなくプロジェクトの上流工程へ。プライム上場高炉メーカー系エンジニアリング会社に転職成功。
クライアント企業との太いパイプと採用実績・高い定着率で財閥系企業や上場企業を中心に各業界の大手企業各社から評価を頂いており、ハイキャリアの転職支援実績が豊富にございます。
各紹介先企業に精通した専任のカウンセラーが転職活動の各プロセスにおいて、職務経歴書の作成に関する具体的なアドバイス並びに添削、退職にまつわるノウハウも提供し、次の会社への入社に至るまでひとりのカウンセラーが一貫してサポートします。