東大大学院修了48歳。定年まで勤めると思っていた総合教育会社を飛び出し、スタンダード上場 有名予備校運営会社へ転職成功

No.1734
  • 現職

    【東証スタンダード上場 有名予備校運営会社】
    塾・予備校本部 中学部運営、学習指導業務担当

  • 前職

    【通信教育・教室・教材・語学・留学事業などを展開する総合教育会社】
    教室事業運営会社(出向)
    数学教科担当

    →通信教育事業運営会社
    教室長を経て、最難関国立大学コース副代表 教室長の指導や時間割・講師管理・売上経費管理

    →塾事業運営会社(出向) 
    ・高校受験・大学受験主任(新規開校・教室開発)を経て、関西圏(大学受験/高校受験/中学受験)責任者。
    ・経営管理課(総務経理系)責任者 経費処理、資金状況精査、新校・移転対応、新規商品開発等
    ・大学受験・中学受験(首都圏)責任者
    ・時間割・非常勤講師活用プロジェクトマネージャー 適正稼働に見合う時間割と講師配置の設計担当

貝原 良直 氏 48歳 / 男性

学歴:桐朋高校 卒
東京大学 農学部 生物・環境工学専修 卒
東京大学大学院 農学生命科学研究科 生物環境工学専攻 修了

数学検定1級
日商簿記2級

掲載日:2026年8月10日
目次
  1. はじめに
  2. 新卒での就活
  3. 入社した会社での担当業務
  4. 今回、転職に至ったきっかけ
  5. こだわり
  6. 転職活動を通じて気づいた点
  7. 次の職場に懸ける意気込み

はじめに

今回、(株)エリートネットワーク様の力をお借りし、20年以上勤務した前職から転職することになった者です。
新卒入社から20年を同一の会社で働き、今回初めて行う転職活動ということで分からないことだらけでしたが、適切なフォローをいただき、満足できる形で活動を完遂することができました。

新卒での就活

さて、遡ること30年余、高校生活を送っていた私は大学受験に関する活動を始めます。
単純に高校の学科として数学が得意だった私は、ぼんやりと理系(それも理学部数学科)への進学を夢見て受験勉強に励み、見事第1志望の国立大に進学することになりました(残念ながら後で知ることになりますが、そのような大学の決め方はおすすめできません)。
結果としてその後、私は理系(農学系)修士の落第生として大学3・4年生~大学院生生活を送っておりました。大学院での生活に充実を感じられない、そんな私にも就職活動の時期がやってきます。理系院生の就職活動の定番は、当時まだ残っていた研究室推薦をはじめとする、研究の専門性を活かした就職活動を行うことでした。

しかし、当時行っていた研究活動を通して、自らの持つ研究職としての資質・能力に限界を感じていた私は、研究活動よりも熱心に行っていた塾講師(といっても個別指導ですが)のアルバイト経験を基に、教育業界に志望業種を絞り、内定をいただいた会社の中から、一番規模の大きい、かつ学力上位層への訴求力(ブランド力)の高い会社に入社しました。
これを書いている時点でこの判断に悔いはないのですが、当時を振り返ると、もう少し本気で大学・大学院での研究活動を行えばよかったな(その後の人生で取り返すのはとても困難だし、もう少し本気で取り組んでいたら今の仕事にも活かせる経験が積めていた)と思います。

入社した会社での担当業務

入社した会社は書籍・通信教育・教室などの商材を持ついわゆる総合教育会社でしたが、私が配属されたのは教室部門の大学受験担当でした。
学生時代の塾講師経験が活かせる職場でありましたが、アルバイトの講師と社員で求められる業務知識、業務への向き合い方などの違いに戸惑うことも多く、特に1~2年目においてはほぼ先輩の指示で業務を行っておりました。ただ、この頃の下積みの経験によりその後、様々な商品・教材を開発するに至ったのではないかと思います。

結果として20年以上をこの教室部門で勤務することになり、入社後から10年間程度は教材編集・生徒指導・商品開発といった現場の業務、講師の契約管理等の塾の運営に必要な様々な業務を担いました。
若手の頃から提案すれば任せてもらえるような社風であったので、特に入社3年目頃からは新規の商品開発に力を入れ、自分の専門である数学の商品だけでなく、他教科の商品開発にも首を突っ込み、その企画立案から編集、告知、商品運用に至るまでの全ての過程に関わり、いかにその商品でお客さんを増やすか・利益を上げるかというビジネス的観点、お客さんの学力を伸ばし希望を叶えてあげるかの教育者的観点の両面を意識して業務にあたる習慣ができました(これは教育業界にいる人間が常に意識する二面です)。

その後、大学受験や高校受験、さらには地域も超えて関西地区の現場の役職を務め、部署としての、あるいは会社の1つの部門としての果たすべき役割について深く考えながら個々の業務にあたることを強く意識させられました。
この時期には業界を震撼させた(教育業界だけではないですが)コロナ禍も経験し、自社およびこの業界が存在する社会的な意義についても考えさせられる場面が多かったです。
コロナが明けた頃、初めて現場を離れ、総務経理等のバックヤード業務を担うこととなり、教室部門内のジョブローテーションにより、塾の運営から経営に至るまでの広範な知識と経験を積ませてもらったと思います。社風も塾の割に非常に穏やかかつ前述した通りの活動の自由度もありました。さらに、対象とする顧客層も上位学力層であり、少なくとも勤続15年を迎えたコロナ明けの頃までは転職をしようと考えたこともありませんでした。

今回、転職に至ったきっかけ

塾としては大きなサービスの転換を行うことを強いられたコロナ禍を経て、塾回帰が見られた2021年に前職の業績はピークを迎えます。しかしそれから業績は急降下していきます。上級管理職の度重なる異動もあり、方針は大きく変わりました。

業績回復の方法として、積極的に新商品を開発してきた方針も撤回され、ほぼ全ての新規商品開発の停止が命じられ、業績回復の方法が営業の強化のみに委ねられることとなりました。さらに必要(限界)以上の人件費を中心とした経費の削減を指示されるようになりました。
結果として業績を回復するには至らず、さらに経費削減の指示が厳しくなるという悪循環を繰り返す事態になりました。その影響か、この数年の間に入社5-15年前後のミドル層の退職が相次ぎ今後の回復の道筋を立てることが非常に困難であると考えるに至りました。

また、この業績悪化の中で会社としては、まず生き残る(=金を稼ぐ)という考えが強くなり、ビジネスと教育の両面という考えも希薄になり、私が入社時に一番大切にしていた「お客様(=受講生)の人生を変える教育を行う」という志の実現も困難になっていきました。
このような社内の状況の悪化により、入社して15年間は考えたこともなかった転職をしようと決意するに至りました。

こだわり

転職を決意した理由が前職の業績悪化、それに伴う業務内容・業務指示の大きな変化(特に新たな商品・サービスに関するチャレンジができない)という点であることを踏まえ、転職先に求めるのは、まずは安定した経営が行われている企業である、というのが譲れない点でした。
これがないと新しいことへのチャレンジも叶いませんし、コストカットを最優先とする方針では耐えられないと考えておりました。

また、自身の現在の年齢を考えるとこれを最初で最後の転職活動とする、というのが本音です。
エリートネットワーク様からご紹介いただいた企業様は規模や歴史は様々でしたが、直近で成長している企業様のみで、大前提としていた経営の先行きという点では信頼できる企業様が多かったという印象です。

一方、業種については、初回の面談では私の経験を活かせることを優先し、同業への転職を望んでおりましたが、自身の20年の経験を活かすということをもっと掘り下げれば「同業でなければ経験を活かせない」ということはない、とアドバイスもいただき、同業および異業種での転職活動を進めてまいりました。
結果として同業への転職となりましたが、異業種の企業様の研究もしたことから視野が広がりましたし、現業種での私のキャリアについて改めて価値を再認識するに至りました。

転職活動を通じて気づいた点

本格的に転職活動を行った期間は6か月程度でありました。
前述した通り、コロナ明けまでは、私自身が転職するなんてことは考えたこともなく、定年まで過ごすんだろうな~と漠然と考えていたので、事ここに至った時にいわゆる「キャリアの棚卸し」と呼ばれる作業を行うことから非常に苦労しました。
ただ、エリートネットワーク様の転職カウンセラーの松本様との面談を通して、私の20年のキャリア(あるいはそれ以前の大学院生・大学生・高校生時代・・・も含めた)の価値を他人にわかるように整理し、履歴書・職務経歴書に書けること、書けないことを含めての私のValueを整理し、理解することができました(この活動は結果として私が転職をせずに前職に残って仕事をしていく、ということになっても非常に意義のあるものであったと言えます)。

加えて選考活動(その多くが面接ですが)における心構えをみっちりと仕込んでいただき、結果として私のことを即戦力として期待してくれている企業様に、私からみても納得いく条件で、かつ比較的短期間で内定することができました。

次の職場に懸ける意気込み

次の職場は、私の高校・大学受験においてお世話になった企業様であり、紹介企業様のリストでお名前を拝見した時には何らかのご縁を感じておりました。選考を通して、受験生の頃に持っていたイメージから大きく変わり、前職でやりたいけどやれなかったことができる可能性を感じ、志望度がどんどん上がっていったことに非常に感謝しております。
前職でこの5年間、経営方針の転換や様々な制約の中できなかったことが沢山あります。
転職先で業務の運用に関する戦力にいち早くなり、前職でできなかった教育の革命を通し、高い志と能力を持つ受験生を輩出して日本をより良くしていきたい。私が残り時間として持つ15年の間にこんな目標を持って新たな環境で頑張ります!!

転職体験記に記載されている氏名は、ご本人のご要望により仮名を使用している場合があります。
転職支援サービスに登録する

この記事をご覧になったあなたに

転職情報

関連する転職体験記

転職体験記を探す

転職体験記を絞り込み検索 全ての記事一覧は
こちら

エリートネットワークは1997年の創業以来、正社員の人材紹介一筋の転職エージェントです。

クライアント企業との太いパイプと採用実績・高い定着率で財閥系企業や上場企業を中心に各業界の大手企業各社から評価を頂いており、ハイキャリアの転職支援実績が豊富にございます。
各紹介先企業に精通した専任のカウンセラーが転職活動の各プロセスにおいて、職務経歴書の作成に関する具体的なアドバイス並びに添削、退職にまつわるノウハウも提供し、次の会社への入社に至るまでひとりのカウンセラーが一貫してサポートします。

  • 法人営業 兼 転職カウンセラー
    によって伝言ゲームにならない専任対応
    当社では、各企業に訪問して求人ニーズをヒアリングする法人営業担当と、転職希望者から転職のご相談を承るカウンセラーを分業しておりません。
    その為、1件1件求人情報の詳細なニュアンスに至るまで直接お伝えすることが可能です。
  • ”求人開拓”による
    豊富な独自の求人情報
    東証プライム上場企業を中心に、財閥系企業・大手優良企業からスタートアップまで、紹介先企業の業種・業界を幅広く揃えており、多様な選択肢の提供が可能です。
    他の転職サイト、人材紹介会社のサイト等では一般にオープンになっていないコンフィデンシャルな求人案件も多数お預かりしています。
  • 社風・企業風土とのマッチングに重点を置いた企業選び
    内定獲得はゴールではありません。私たちは転職希望者の方が、次の勤務先で末永くハイパフォーマーであり続けられることを願っています。希望の企業、職種への転職が叶っても、その企業の組織体質や社風が肌に合わないということがないよう「相性合わせ」に努めています。

転職支援サービスのご案内はこちら