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建設業経理士1級24歳。「本社経理」にこだわり、道路舗装会社から世界20ヵ国に展開する発電会社へ

建設業経理士1級24歳。「本社経理」にこだわり、道路舗装会社から世界20ヵ国に展開する発電会社へ

No.1512
  • 現職

    東証プライム上場 日本最大級の発電会社  本社経理部 固定資産業務担当

  • 前職

    東証プライム上場 道路舗装会社 本社人事部→北信越支店 経理部→北信越営業所 経理・総務部 バックオフィス業務全般

田中 俊介 氏 24歳 / 男性

学歴:石川県立 高等学校 卒
国立大学 経済学部 経済学科 卒
建設業経理士1級(原価計算、財務諸表、財務分析の3科目合格)
日商簿記検定2級

①    学生時代の就活

学生時代は「やりたいこと」が特になく、いくつか内定を頂いた企業の中から「工事以外は全部やれる」と伺った東証一部上場(現東証プライム上場)の道路建設業の事務職を選択しました。
様々な業務を通じて、自分のやりたいことが見つかればいいなと思い入社を決めました。
その選択は間違っておらず、人事、経理、総務、安全関係と浅く広くではありますが様々な業務を経験することが出来、自分の特性や得意なことを知る良いきっかけとなりました。

②    入社した会社・部門での担当業務

入社後は本社人事部で半年、支店で1年半、以降は営業所で業務にあたっていました。
支店では主に支店直下の営業所・プラントが作成した伝票等の確認から、それを月次残高試算表に落とし込む業務を行っていました。
これらの業務を通じて支店全体の科目がどういった流れで動いているのかを把握することが出来、経理実務が面白いと感じるようになっていきました。

続いて配属になった営業所では、債権管理や毎月の工事損益計算書の確認を主に行っておりました。
この頃には建設業経理士1級を取得しており、経理のシステムや流れそのものが面白いと感じるようになっておりました。

③ 転職に至ったきっかけ

業務内外で経理知識や実務経験を深めていく中で、本社経理のような形で上流経理を経験し、会社全体の流れを意識しながら業務に取り組みたいという気持ちが強くなっていきました。
しかし、前職では、入社してからかなりの年数が経った社員しか本社経理に配属されない点や、子会社の数、海外展開があまり進んでいないことから、働く場を変えて経理の専門知識や経験を深めていきたいと思うようになりました。
前職で浅く広く業務に携わっていたことに少し焦りもあったことから、これを機に経理マンとして末永くやっていこうと決意しました。

もともと数学が得意だったことに加え、小学生時代は父と朝5時に起き、勉強をしてから学校に通うという生活をしていた私にとっては経理関係の資格勉強も楽しく、一生数字と関わる事が出来、一生勉強が必要な経理との親和性は高かったと思います。

④    転職活動の経緯と軸

転職活動の初期は、スカウトサイトに登録をし、乱立する人材エージェントから連日届く数多くのメッセージ(人材エージェントからは40~50人、企業からのスカウトは20~30通)に軽く目を通すということくらいしか出来ませんでした。
また、自分のスタンスとしても、今年度中に決まればいいなくらいに考えていたので、比較的のんびりとした活動の始まりだったかと思います。
その中で、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの杉本様からメッセージを頂き、やりとりをするようになりました。

杉本様を選んだ理由は、多くのエージェントの方がプロフィールの英語力を「基礎会話程度」等にしている中(本当に英語力があるかもしれませんが)、杉本様は「英語力なし」としていたので、「誠実そうな人かも」という何とも言えない直感のようなもので選んだ事を思い出しました(本当にくだらない理由ですいません)。
ただ、結果としては、この直感が今となっては正解だったと思っております。

転職活動の軸は「本社経理」という点にこだわりましたが、業界などは特に絞らずに幅広い選択肢の中から考えようと、活動を進めていきました。
また、将来的に「連結決算」や「海外子会社を含めた決算業務」に携わっていきたいと考えていたので、海外展開をしている企業様と縁があれば嬉しいなと考えていました。

⑤    面接へ

面接依頼のあった企業の中で、一番最初の企業様との面接は散々でした。
「本社経理」がやりたいという思いのみで転職活動を行っていたため、面接官に「その経験では厳しい。第二新卒でやり直した方がいいのでは」という厳しい言葉を頂き、思い切り凹みました。

第二新卒としてやり直すしかないのかなと思い、杉本様にざっくばらんに思う丈を伝えたところ、「ここで妥協するのは良くないと思います。もっと良い求人を探すのでもう少し頑張ってみましょう」と声をかけて頂き、なんとか踏み留まることが出来ました。
自分の中でも、気持ちの踏ん切りがつき、「出来ないことははっきり出来ない」と伝え、当たって砕けろの精神で、面接に臨めるようになりました。
その効果もあってか以降の面接は上手くいき、結果としては、東証プライム上場の大手企業2社から内定を頂くことが出来ました。

内定を頂いた会社はいずれも、今までの経理としての実務経験そのものを高く評価して頂いたというよりは、「(業務を行う傍らで)各種資格を取得してきた仕事への向き合う姿勢」や「面接内でのコミュニケーションや立ち居振る舞い」を総合的に評価して下さり、採用して頂く事となりました。
一番凹んでいた時に、相談に乗って下さった杉本様のアドバイスに従い、面接に挑んで本当に良かったと感じております。

ちなみに、内定を受諾した企業よりも、辞退した企業の方が、年収は100万円ほど高かったです。
しかし、今回入社する企業様の方が、フレックス制やテレワーク、資格支援制度が整っており、自発的な学習の環境が整っている点、海外展開がより広く行われている点から、選びました。
目先の給与も大切ですが、長い目で見て、自分がより成長出来る環境を選ぶ事にしました。
それでも、前職の給与よりは微増ですが、増加する提示内容でしたので、結果として、転職活動は大成功と言えるものになったと思います。

⑥    反省

私事になりますが、現在暮らす会社寮は、隣の部屋の会話が筒抜けで聞こえてしまう壁の薄い構造になっております。
その為、仕事の兼ね合いで、どうしても自室から面接を受けざるを得ないシチュエーションの時は、声を抑えて面接に臨んでおりました。
今考えると、体育会出身という割には元気のない奴だなぁ~と思われていたように思います。
面接は、しっかり大きな声で会話出来る環境を準備して臨む事を推奨致します。
もし、同じ境遇の方がいらっしゃいましたら、無理をしてでも休みを取ったり、貸し会議室を使用されるのが良いと思います。

⑦    学んだこと

今回の転職活動を通して一番大切だと感じたことは「ありのままの自分でいる」ということです。
出来ないことは出来ない、苦手なことは苦手として、自分を実態以上に良く見せようとしないことがとても重要です。
変に取り繕って内定を得ても、入社後お互い不幸になるだけだと思いますので、仮に不採用になっても、自分には合わない会社だったと開き直る強さが必要だと感じました。

最後になりましたが、私のように職務経験の浅い若造をサポートして下さった杉本様に感謝の意を込め、この転職体験記を終了とさせて頂きます。

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