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地方公務員の成功事例をこの転職体験記で知り、名門シンクタンクへ

地方公務員の成功事例をこの転職体験記で知り、名門シンクタンクへ

No.1440
  • 現職

    東証プライム上場 財閥系シンクタンク パブリックセクター向けコンサルタント

  • 前職

    地方公務員(主要都市) 福祉・保健分野 予算・新規事業企画担当

影山 慎司 氏 33歳 / 男性

学歴:県立高校 卒
有名私立大学 商学部 卒
有名私立大学大学院 公共政策系研究科 修了
日商簿記検定試験2級
TOEIC940点

はじめに

この度、株式会社エリートネットワーク様にご支援を頂き、地方公務員 行政職から民間シンクタンクへ転職を叶えることができました。
公務員は民間への転職が難しいというイメージを持たれている方も多いと思いますので、私の経験がご参考になれば幸いです。

新卒時の就職活動

大学院では公共政策系の分野を専攻していたため、大学院での学びを活かし、政策立案に携われる公務員を志望していました。
就活時は国家公務員総合職や地方自治体など色々と受けましたが、その中でも特に地方自治体だと、防災、都市づくり、福祉、教育、医療など幅広い分野の公共サービスに対し、より住民に近い立場で仕事ができると思い、最終的に地方自治体をファーストキャリアとして選択しました。

地方自治体で働いてみて感じたこと

入庁してからは、イメージしていた通り、幅広い行政分野に携わることができました。また、現場(出先)の仕事や、本庁での事業企画など政策立案を行うポジションも経験することができました。
組織としても良い上司や同僚に恵まれ、人間関係も良かったと思います。また、ワークライフバランスの観点でも働きやすく、給料やボーナスも、そこまで高くはないですが、安定して頂くことができました。

転職しようと思ったきっかけ

このように、勤め先としては恵まれていた方かなと思いますが、やはり入庁してから感じたギャップもありました。
私が上記の恵まれた労働環境を捨て、新しい環境で挑戦してみたいと思ったきっかけは以下の2点です。

① 専門性を高めることができない点
公務員の人事異動スパンは2〜3年と非常に短く、色々な部署・仕事を経験していきます。
私は、行政分野を色々と経験したいなとは思っていましたが、ポジションがコロコロ変わっていくことに関しては、中長期的なキャリアビジョンを考えるとちょっと違うなと思うようになりました。

② 組織文化や風土が合わなかった
「役人」というのは「人の役に立つ」の語義通り、本来は国民・住民のために仕事をすることが公務員だと思っています。私もその想いで前職を選択しました。
しかし、本庁では管理職の意識は組織の幹部や議員の方ばかり向いており、幹部や議員向けの説明資料の作成、調整を永遠と繰り返す業務で占められていました。

一方、現場(出先)の仕事は、対住民向けのサービスが多いですが、申請の受付などルーティンワークが非常に多く、現場で聞いた住民の声や改善した方が良いと思ったものであっても、なかなか上に提案することができませんでした。
このように役所はかなりヒエラルキー型の組織だと感じてしまい、もっとフラットかつスピード感を持って仕事をしたいと思っていたので、組織文化が自分には合わないなと強く思うようになりました。

実際の転職活動を通じて

以上の理由から転職を思い立ちましたが、最初は何をすれば良いかわからなかったため、ノウハウのある転職エージェントを利用しようと考えました。
その際に、私と同じように地方自治体の公務員から転職を成功させた実績を持つエージェントに依頼しようと考えていたところ、当HPの『転職体験記』を見つけ、エリートネットワーク様にお願いすることにしました。

最初のカウンセリングでは転職カウンセラーの久井様と高橋様に担当して頂き、お二人が私の想いや希望をしっかりと聞いてくださったことが印象に残っています。
また、カウンセリングの最後に、お二人から「必ず良い会社への転職を実現させますので、ご安心ください。」といった趣旨の言葉を頂き、ものすごく嬉しかったのを覚えています。転職活動を始めた当初は不安ばかりでしたが、この言葉で頑張ってみようと自身を奮い立たせることができました。

業界は自身の行政の経験を活かしながら、専門性を高めることができるシンクタンクやコンサル業界を中心にエントリーしました。
書類選考自体の通過率は高かったと思います。
しかし、大変だったのはWebテストでした。会社によってWebテストの種類が違うため、会社ごとに別々の参考書や問題集を解いて対策する必要があります。私の場合、一度に何社もエントリーしたため、短期間でいくつものWebテストを受けることになってしまい、勉強や準備が大変でした。
反省点を挙げるとするならば、もう少し期間を空けて、少しずつエントリーした方が良かったかなと思います。

書類・Webテスト通過後はいよいよ面接になります。
面接対策は久井様に何度も模擬面接でフィードバックを頂きました。内容だけではなく、話すスピードや表情など、自分だけで対策していては気づかない点などを丁寧にご指摘して頂きました。
このフィードバックをもとに逐一面接スクリプトを修正し、鏡やPCの前でひたすら音読練習を繰り返しました。

いくつかの企業の選考を進める中で、最終的に一番行きたかったシンクタンクから内定を頂くことができました。
内定を頂けた要因は企業様との相性など色々あると思いますが、自分自身が「絶対に転職を成功させる」という強い想いで転職活動に必死に取り組み、面接で企業様へ本音で熱い想いを伝えることができたのが一番の要因かなと思っています。

最後に

エリートネットワーク様、久井様、高橋様、篠原様には様々なご支援を頂きましたことを心より厚くお礼申し上げます。
転職活動は大成功だったと思っています。これから、新しい業界で、新しい仕事ができることが楽しみで仕方ありません。
最初は不安が多かった転職活動ですが、思い切って挑戦してみて、本当に良かったと思っています。
私と同じように地方公務員というバックグランドを持ちながらも、職場にモヤモヤを感じており、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
ここまでお読み頂いて有難うございました。 皆様のより良いキャリア形成をお祈りいたします。

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