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FA機器メーカー、M&A仲介を経て鉄鋼専門商社へ転職

FA機器メーカー、M&A仲介を経て鉄鋼専門商社へ転職

No.1336
  • 現職

    財閥系 鉄鋼専門商社 新規事業開発

  • 前職

    一部上場 FA機器ファブレスメーカー 地方営業所 法人営業職
    M&Aブティック M&Aコンサルタント

松井 雄平 氏 36歳 / 男性

学歴:慶應義塾大学 商学部 卒
TOEIC 850点
日商簿記 2級

はじめに

この度、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーである篠原様のご支援のもと、鉄鋼専門商社から内定を頂くことが出来ました。エリートネットワーク様、篠原様への感謝の気持ちを込めて、ここに『転職体験記』を書かせて頂きます。

様々な想い、悩みを抱えて転職活動をされようとしている方々へ、少しでも参考になれば幸いです。

学生時代

将来はグローバルに活躍したい。そんな想いを学生時代から抱きながら日々を過ごしていました。在学時は就職に対して漠然としか考えておらず、第一志望であった商社をはじめとしながらも、メーカーや金融など、幅広く見ていました。

サークル活動やアルバイト、海外旅行などを中心に大学生活を謳歌していたごくごく普通の大学生だったと思います。
ただ、学生時代に“今しかできない経験をしよう”との想いを抱き、行動していました。特に印象に残っているのは、アジア地域を中心とした場所へのバックパック旅行です。そもそも大学受験の勉強において、英語や世界史の学習をする中で海外に対する憧れが徐々に強くなっていたのを覚えています。

最初の就職~私の仕事の軸

最初に入社したのは、一部上場のファクトリーオートメーション機器を扱う高収益な有名メーカーでした。

就職活動では「海外で働ける」という軸で就職先を探していましたが、

(1)他の会社と比べて早いスピードで自己成長ができる。
(2)企業としても急成長中であり、そのような環境に身を置くことで刺激的な経験ができそうである。
(3)これから海外売上比率を上げていくという方針を聞き、将来的に関わるチャンスがあったこと。

これら3つが決め手となり、入社に至りました。
入社してからは約13年間、2拠点にて国内法人営業を担当しました。社内・社外共に人間関係には恵まれ、厳しい環境下ではありましたが充実した時間を過ごせたと思っています。

具体的には製造業のお客様に対して、自社製品を提案しながら工場の生産ラインの改善提案などを行ってきました。
印象に残っているのは20代の頃に担当した地域での新規顧客開拓で、自身の担当するテリトリー内にあった中堅の自動車サプライヤーメーカーA社での話です。担当当初、A社は他社の牙城であり取引ゼロの状態でした。前任担当にヒアリングしても、攻略の糸口が見つからず半ば取引を諦めている状態でした。

なんとか取引したいと考えた私は、正面から電話してアポを取るという正攻法では無理だと感じ、新たな切り口でのアプローチを模索しました。周辺業者への聞き込みなど紆余曲折を経て、今までは存在すら知らなかった一人のキーマンにたどり着くことができました。そのキーマンでの商品採用から、徐々に自社製品がA社に浸透していき、最終的には年間数千万円単位での売上を上げられるようになった事は成功体験として大きな自信に繋がりました。

10年以上に及ぶ勤務において、営業マンとしての基礎、目標数字や決められたアクション目標へのコミット、論理的思考能力など様々な事が身に付いたと思います。

1度目の転職~今回の転職に至った要因

充実した時間を過ごしてはいましたが、当初描いていた海外事業へ関与するチャンスを中々掴めない、日々の仕事がどうしても繰り返しになってしまい成長が止まっているように思えるなど、もどかしさを感じるようになっていました。結果的には13年働いた後、より経営の根幹に携わる仕事に携わりたいとの想いからM&A業界へ転職をしました。

2社目のM&Aブティックでは新しい経験の連続でした。スタートアップでしたので、多くが整っていた1社目と比べて、いい意味で伸びしろがある職場環境でした。
学生時代に描いていた海外への想いは一旦封印し、国内で今問題になっている中小企業の後継者問題を解決したい、との想いから仕事に打ち込みました。自身の強みを生かせる製造業のお客様を担当することが多かったのですが、未経験の職種なので多くのことを勉強する必要がありました。M&Aに関する知識はもちろんのこと、財務・法務・税務・業界動向や経済事象など、1社目では関わりのなかった分野に対する知識を自身のものにすべく必死に勉強しました。

1社目で培った営業力や上記の勉強の甲斐もあり、1年間で2件のM&A成約に携わることができ、社内での年間売上ランキング1位を取ることもできました。1件も成約できずに業界を去る方も少なくない業界において、一定の成果は上げられたと感じています。案件の仕入れから資料収集、案件化、マッチング、デューデリジェンス対応、契約条件の詳細交渉まで売り手・買い手との交渉を一貫して一人で行う業務は非常に難易度が高く、エキサイティングな経験ができたと思います。

一番やりがいに繋がったのは成約に至った際、お客様から感謝される度合いが1社目に比べて桁違いに大きいということでした。特に売り手サイドにおいては、長年育ててきた我が子供のような会社を譲渡するわけですから、一世一代の決断になります。それに深く携われることは大きな喜びになりました。
その一方で、立場上M&Aありきでの提案しかできない、というもどかしさも感じていました。中にはM&Aはしないほうがいいな、今じゃないな、と感じる場面でも、会社の利益のためにはM&Aを勧めなくてはいけません。ビジネスモデル上、M&Aが成立しなくては手数料が入ってこないので致し方ないのですが、客先の意に反する提案をすることに自身の中では引っかかることも多くなってきました。

その中でもう一度何がしたいのかと考えた時に、一番に出てきたのは「グローバルに活躍したい」という昔から抱いてきた想いでした。加えて、M&Aに携われるのであれば、仲介者ではなく当事者としてM&Aを成立までではなくその後の成功まで導きたい、との想いもありました。

今回の転職活動を通しての気付き

上記の想いを(株)エリートネットワークのカウンセラー 篠原様に伝え、自身の経験と希望に合致しそうな求人案件をいくつかご紹介頂いた中から、今回内定を頂いた鉄鋼専門商社に応募する運びとなりました。書類選考とWEBテストの後、合計3回の面接を経て無事内定を頂くことができました

今回の転職活動を通じて、気付いたことについて触れます。

(1)その会社の事を徹底的に調べ、ノートにまとめる。
(2)自己紹介や志望動機などはスラスラと言えるよう、事前に何度もロープレをする。短かすぎず、長すぎない内容を考える。
(3)今までの自身を振り返り、強み・弱みとその根拠を答えられるよう準備する。
(4)面接の最後にある逆質問においても、相手の立場を考えた質問をする、自身の入社を想定した志望度の高さが伝わる質問をする。

全て当たり前のことかとは思いますが、在職中に活動をする場合、限られた時間の中で上記を完遂するのは簡単なことではないかと思います。
今回、特に(1)については転職カウンセラーの篠原さんから、口酸っぱく手を抜かないようアドバイス頂きました。また、想定される面接官の構成なども教えて頂き、事前準備をすることができました。

転職活動の面接は、新卒採用の時とはまた違い、こちらも選ぶ立場でもあると思います。(新卒採用の時もそうなのでしょうが、特にその比率が強いと感じました。)
こちらの経験や想いを限られた時間で伝えた上で、先方の社風・人柄などから自分がマッチするのかどうかを考える場だと思います。
私の場合は入社を決めた企業に関して、先方の社風やお会いした社員の方々の人となりから「一緒に働いてみたい」という想いが面接の回数を経るごとに強くなり、内定を頂けたので運が良かったと思います。

最後に

今回、篠原様との出会い、ご支援して頂いたことをきっかけに、新しいキャリアを歩むことになりました。転職活動は改めて自身の経験や思考を棚卸しできる機会であり、貴重な経験となりました。

「自分の強みは何なのか、何がしたいのか、どうなりたいのか」
これらを的確に伝えることで自身にマッチした会社の内定が近づくのではないかと思います。

(株)エリートネットワーク、そして篠原様は、それらを的確にアドバイスして下さいます。本体験記をお読み頂いた皆様におかれましても、自身の目指すキャリアが実現できる事を祈念しております。ありがとうございました。

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