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メーカーの女性研究開発職、新卒時に希望していた企画職へ

メーカーの女性研究開発職、新卒時に希望していた企画職へ

No.1295
  • 現職

    新素材開発が強みのスタートアップユニコーン 経営企画・製品開発支援担当

  • 前職

    一部上場 老舗総合印刷会社 フィルム部門 研究開発担当

石原 千香 氏 29歳 / 女性

学歴:桐光学園高等学校 卒
法政大学 デザイン工学部 システムデザイン学科 卒

①    新卒時の就職活動

学生時代は、デザイン思考を活用したモノづくりを学び、自分の考えや思いを形にする楽しさと、それを使う人の役に立つ喜びを知りました。カナダへの短期留学では、持参した文房具に感動する海外の友人を見て、日本の技術力の高さを実感しました。そのような経験から、就職活動は、「人々の生活価値の向上に繋がるモノづくりができること」を一つの軸として取り組み、最終的には、衣食住に関わる広い分野で社会に価値を提供していたメーカーに入社致しました。

②    前職での担当業務・実務経験

お客さまに近いポジションで、商品開発や新規事業開発に携わることを夢みて入社したものの、配属されたのは研究所で、既存事業の支援や、将来のビジネスの種となるような基盤技術の構築がメインの業務でした。学部卒で研究経験も少なく、研究に必要とされる学問は何ひとつ身に付いていなかったことから、焦りや劣等感を感じる日々でした。

しかし、苦難や葛藤の日々の中で、「まずは職場で必要とされる人になろう」と必死に食らいつき、モノづくりの基礎技術を身に付けました。すると徐々に、事業部との連携の中でお客様の要望に沿った開発に携わることもできるようになり、目に見える成果ややりがいを感じられるようになりました。

③    転職活動のきっかけ

社会人7年目で、事業部から降りてきた課題に取り組むだけでなく、「自らお客様や世の中の課題を捉え、新しい事業を生み出し、社会に貢献したい」との想いで社内制度を活用し、新規事業開発系部門への異動に挑戦。希望は残念ながら叶いませんでした。それで、できることは何でもやろうと、まずは転職サイトに登録し、転職がうまくいかなければ来年の社内異動に再度チャレンジするつもりで、マイペースに情報収集から始めました。
転職活動初心者の私は転職エージェントを介した方がいいと感じ、自分で登録した1社のエージェントと、転職サイトを通して出会った3社のエージェントのカウンセラーに相談をすることにしました。

1社目のカウンセラーは、“未経験職種へのチャレンジは厳しい“ と。2社目、3社目も納得できる相談結果ではありませんでした。唯一、私の要望を親身になって聴いてくださり、丁寧にアドバイスをしてくださったのが、転職サイトを通して出会ったエリートネットワークの転職カウンセラー 黒澤様でした。最初の面談では、コロナ禍で慣れないオンライン面談であったこともあり、とても緊張していて、自分の考えをうまく伝えられずにおりましたが、真剣に私と向き合ってじっくりとお話を聴いてくださり、黒澤様のもとで活動を進めていく決意をしました。

④    転職活動におけるこだわり

業種・業界、会社の規模に関しては、特にこだわりがなく、”自ら商品やサービスを企画し生み出せる” ことが実現できる職種という、かなり漠然とした軸しか持っておりませんでした。それでも、これまでの経歴や現職での仕事、そして私の思いを汲み取って厳選し、提案してくださった求人案件は、どれも他社エージェントには見られないような、自分の希望に近いものだったので、驚きました。

⑤    転職活動を通して感じた点

・未経験の職種への求人応募にあたり、技術畑出身の自分をどうアピールするか、書類選考用の職務経歴書作成には苦労しました。最初は、内容も読みやすさもとても応募に耐え得るものではありませんでしたが、それでも黒澤様は書類作成のための面談をセッティングしてくださり、一つ一つ丁寧にアドバイスくださいました。ここでは、読む側の立場に立って内容を組み立てることの大切さを改めて学びました。

・面接前は、自分の考えや意志を相手に伝えられるよう、文字に起こして整理し、企業研究に努めました。振り返ると、ここのステップを丁寧に行うことで、自分の不足スキルや、将来ありたい自分像も明確になり、最終面接まで自信を持って受け答えができたように感じます。とは言うものの、今回の転職活動における1社目の面接では緊張してしまい、思うように力を発揮できませんでした。自分に自信を持ち、堂々と語ることが大事だと痛感しました。

・緊張により、全く手応えのなかった1社目の面接後、黒澤様が私の不安な気持ちを受け止めて応募企業へのフォローをしてくださり、無事通過することができました。カウンセラーさんの存在は心強く有難いものでした。

・選考面接は、自分をアピールする場であると同時に、企業を知る機会でもあると感じました。応募企業の理念と自分の価値観がマッチするかどうか、やりたいことが実現できそうか、など面接官を通してより深く知ることができたからです。

・仕事をしながらの転職活動は時間との勝負であり、書類作成なども平日は深夜に及ぶこともありましたが、どんな時も、どんな相談にも黒澤様は迅速に対応してくださり、スムーズに進めることができました。

そして、晴れて自分の希望する職種で、かつ、学生時代からの軸であった「モノづくりに携われる」第一志望の企業から企画職で内定をいただくことができました。

⑥    次の職場に賭ける意気込み

転職活動は大変なことばかりですが、スキルの棚卸しや自分自身を見つめ直す機会となり、自分の市場価値も知ることができ、とても良い経験でした。そして、求人応募から始まり、満足のいく転職活動にするためには、やはり、相性の良いエージェントのカウンセラーに出会うことが本当に大切だと感じております。求人応募の段階で、「絶対に入社したい」とここまで強く思えたのは初めてです。

今回、初めての転職活動で不安な点や至らない点が多々ありましたが、希望通りの転職ができたのは、間違いなく黒澤様の手厚いサポートがあったお陰です。そして、選考の過程で自分に不足している部分を気づかせていただけたことは大きな財産となりました。

転職先の会社は、規模も職種も大きく変わり、乗り越えるべき壁が沢山あるかと思いますが、転職カウンセラーの黒澤様、転職活動を応援してくれた家族への感謝の想いで、楽しみながら邁進してまいります。

本当にありがとうございました。

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