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29歳採用責任者、より大きなステージを求め、上場企業への転職

29歳採用責任者、より大きなステージを求め、上場企業への転職

No.892
  • 現職

    マザーズ上場 大手SNS運営企業 人事部 新卒採用担当

  • 前職

    セールスプロモーションのベンチャー企業 人事部 採用責任者

鈴木 一成 氏 29歳 / 男性

学歴:早稲田大学 スポーツ科学部 スポーツ文化学科 卒
水泳:ジュニアオリンピック 出場
野球:リトルリーグ世界大会 優勝
第一種衛生管理者

●新卒の就職活動について

私は都内の公立高校を卒業後、早稲田大学スポーツ科学部に入学しました。大学受験の際、何の学科であれば積極的に勉学を楽しめるかを考えた際に、「スポーツならば」 と考え、スポーツを学べる国内トップが早稲田大学だと知り、同校を受験。無事に合格することができ、スポーツ文化をビジネスの視点から学んでおりました。大学卒業の際、就職の氷河期と言われる時代でしたが、どうしても入社したい日本の大手総合電機メーカーがあり、2度のチャレンジを行いましたが叶わず、視点を変えて、スポーツを広告から支えることにやりがいを見出し、セールスプロモーションのベンチャー企業に入社しました。

●非上場セールスプロモーションのベンチャー企業での仕事

正直なところ、前職に関して、入社直後は不満だらけでした。と言うのも、事前に伺っていたスポーツ広告に関わるのは事業のほんの一部でしかなく、さらにはベンチャー企業でしたので社内の制度面は全くの未整備で、勤務時間に関しては日を跨ぐことの方が圧倒的に多い会社だったからです。とは言え、一度お世話になった会社をすぐに投げ出すというのも私の性格上できなかったので、「自分が会社を変えてやる」 という想いで仕事と向き合っていました。

職務内容としては、法人向けの提案営業を3年間行った後、人事採用の責任者に2年半従事させていただきました。目下、上場準備中なのですが、入社当初から考えると制度は比較的整備され始め、就業時間に関しても一般的な時間まで削減され、証券会社審査が入るなど本格的な上場準備段階に入ってきたところでした。

●転職を考えたキッカケ

入社時と比べると業績も上り調子で、上手くいけば上場するだろうという状況でした。そのようなタイミングで転職を考えたきっかけは2つあります。

1つ目は、単純に就労環境に対して自分の成長の天井を感じたことです。人事採用にまつわる責任者をやっていたと言いましたが、そもそも人事部自体がない組織だったので、我流ですべてを作り上げてきました。現在では、突発的などうしようもない事案などはなく、比較的安定して仕事に向き合えているのですが、一通り経験して、これから新たに経験できるものが今のフィールドにはないと感じました。そこで、前職よりも規模の大きい会社への転職を考え始めました。

2つ目は、というよりこちらの影響度がはるかに大きいのですが、(株)エリートネットワーク大森様との出会いでした。大森様とは、私自身が中途採用を担当していたので、お取引先としてお付き合いをさせていただいておりました。依頼をした案件に関してのレスも早く、企業の状況把握や、業界に関しての知識も深く、すごく信頼を寄せている方でした。ある打ち合わせが終わった後、ふと大森様から、「転職とか考えていないのですか?」 と聞かれ、素直に 「大きな声では言えませんが、考えています」 と答えたところ、「すべて任せて貰えれば、120%希望を満たす自信があるので、まずは個人的に当社にカウンセリングに来てほしい」 と勢いよく言われ、その時点では行くだけなら、と後日半信半疑でオフィスに伺いました。

●転職活動について

そこからのバックアップと対応の早さは想像以上のものがありました。面談では、自分が普段考えていること以上に掘り下げて仕事に関する要望・自分の成長に関しての潜在意識を抽出してくださり、雑多な思いの言語化のお手伝いをして頂いた後、それらを叶えられるであろう企業を複数社ご提示頂きました。それに加え、初めての転職ということもあり、履歴書・職務経歴書の書き方から面接に関するフォローまで、すべてお手伝い頂きました。

最初に会社訪問をするまでは、正直転職をそれ程本気で考えてはおりませんでしたが、大森様の 「あなたならもっと活躍できるところがある」 という熱意と、「コミットさせてほしい」 という真剣さに影響を受け、もっと良い環境で仕事と向き合えるのではないかと思い、転職を本気で考え始めました。そこで、きっかけを頂いた大森様には大変失礼な話ですが、転職活動を本格的に開始するのであれば、世の中にはたくさんの転職支援サービスがあるので、並行して活用しようと考えました。複数社人材系の会社に登録をし、実際に面談も行ったのですが、なかなかピンとくる会社はなく、紹介される求人案件も条件に合いそうな会社を適当に抽出してきました という感じが否めませんでした。そんな経緯もあり、やはり大森様一本でお願いする事にしました。

実際にスタートすると、採用責任者を務めていたこともあり、転職活動に充てられる時間は就業後と土日の採用イベントに出た代休くらいでした。ですので、基本的には、大森様とのカウンセリング後、要望に合いそうな企業を選定して頂き、エントリーするかどうか判断をし、その後、書類通過した会社と面接調整を大森様にお願いする、そのような流れで各社進めていきました。大森様には複数回面談を実施頂いたのですが、ゴールデンウィークのお休みまでお付き合い頂いて、お話を聞いてくださったのは、とても記憶に残っております。
また、大森様から就業後毎日のようにお電話を頂き、日によっては日付が変わるまで、自分の要望とする会社の話であったり、履歴書・職務経歴書の添削であったり、エントリーをした会社の進捗に関してのお話・面接に通過した会社の対策などお付き合い頂きました。

特に面接対策に関しては、募集背景や企業が求めている人物像・さらには自分のどの部分をアピールすると先方に刺さるかなど、的確にアドバイスを頂きました。面接官として中途や新卒の応募者を面接することはありましたが、自分が面接をされる側に立つのは、新卒での面接以来なので、とても緊張しました。しかし、事前のスクリプトの準備と大森様から頂いた情報のおかげで、面接に関して自信を持って挑むことができました。もちろんこのスクリプトに関しても、大森様から指示を受けて作成したものであり、添削も行って頂きました。
その結果、転職を決意して、約2カ月で複数社内定を頂き、最も希望するマザーズ上場会社に入社することができました。

●マザーズ上場IT・webサービス会社に決めた理由

この会社に決めたのは、前職よりも会社規模が大きく、今後も確実に需要が増えるエンジニア採用でブランディングが成功されており、何よりも上場企業でありながら、人事トップが社長だという組織体制に魅力を感じ、自分が行う仕事が、全社的ひいては社会的なインパクトが大きい成果を成し遂げられそうだと思ったからです。

●今後の目標など

私は今後、人事のプロフェッショナルとして組織づくりを担える人間になりたいと考えております。これからの経験を礎に、さらに成長を加速していきたいと思います。これもすべてきっかけを頂いた、エリートネットワークの大森様のバックアップがあってこその結果だと思っております。

最後に改めて、この場を借りて大森様には感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

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