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畜産物のプロ、総合商社から、大手外食産業へ。

畜産物のプロ、総合商社から、大手外食産業へ。

No.702
  • 現職

    一部上場 大手外食産業 本社購買部門 畜産担当

  • 前職

    外資系 穀物・食肉・化学品等の総合商社 畜産担当

小石 貴光 氏 32歳 / 男性

学歴:関西学院大学 法学部 法律学科 卒
英語はビジネスレベル

きっかけ

私は米国系商社の日本支店で約七年勤務していました。私自身は、元々日本国内だけで完結する仕事ではなく、日本と外国をつなぐ仕事がしたいという思いからこの会社に入社し勤務しておりました。担当している商品の知識やマーケットの動向を深く理解し、現地担当者やお得意先様との関係を深め、その商品を米国から日本のマーケットに販売するスペシャリストとしてのキャリアを進めておりました。

しかし、外資系企業勤務の従業員が持つ将来に対する漠然とした不安などから転職を考え始めました。外資系企業では、従業員の入社と退社が頻繁に行われるため一般的な日本の企業に比べると転職については身近であったことも転職活動を開始する要因の一つでした。

自分を見つめ直し、これからの人生で何を目標に生きていくのか? を理解するために自己啓発セミナーにも参加しました。そこで得た結論は
・日本から海外へのベクトルでチャレンジできる環境
・日本や日本人、日本文化を発信できる役割
・今までのキャリアが活かせる食べ物に関するビジネス
上記の三点が自分にとって外せないポイントであることが再確認できました。そしてその時にそのセミナーが転職紹介会社を紹介してくれました。その紹介してくれた転職紹介会社の中に 「株式会社エリートネットワーク」 があり、たまたま一番上にメモしていたということがきっかけで登録致しました。

出会い

「株式会社エリートネットワーク」 に訪問し、相談に乗って頂いたのが高橋部長でした。初めてお会いして感じた率直な感想は 「いきなり部長? 物腰や話し方は柔らかいけど目の中で光る鋭い視線から何かありそう……。ここは少し警戒したほうがいいな」 という第一印象でした。初見の人に出会い、人間関係を構築してビジネスをしていく営業職を担当していたために無意識にそのような観察をしてしまったことを覚えています。しかし、初回のカウンセリングの終わり近く、「ほかの転職紹介会社に登録する必要はない、何とかします。これからの転職活動の中で起こるうまくいくこと、ダメだったことも一緒に共有して頑張って行こう。」 という言葉を掛けて頂き、直感的にこの方に転職活動をサポートしてもらおうと決めました。この後何度もカウンセリングを行ってもらい、第一印象である 「警戒」 は 「興味」、「尊敬」、「信用と信頼」 に変わりました。

転職活動、そのための面談???

実際に高橋様からは、いくつか希望に沿う会社をご紹介して頂き、転職活動を開始しました。
会社を紹介して頂く時、各企業との面接を受けた後の報告時などに、高橋様はカウンセリングの場を改めて設定して下さいました。一回のカウンセリングは平均二時間から三時間、長い時は四時間半面談して頂きました。多くの面談において転職に直結する話は最初と最後合わせて数十分 (短い時は数分)、残りの時間はビジネスマンとして、もしくは一人の人間として成功していくための目からウロコの話ばかりでした。

今まで転職して成功した人や失敗した人の体験記、人に良い印象与える立ち居振る舞いやノウハウ、高橋様の人柄と人脈で得た幅広い知識と情報、的を射た見識など私にとっては興味をそそられる話題ばかりでした。私からの回答、考え、受け答えが的外れであった場合、叱責されることもありましたが、私にとっては転職に関する話だけでなくこの分野の話もためになる話ばかりでした。帰りの電車では毎回話した内容を携帯に書き出し、ノートに記録しているほどです。日頃のビジネスの場でも何度も利用させて頂いたことは言うまでもありません。

転職に関する話から高橋様より頂いたアドバイスの中で心に残っているのは
・「転職、及び提示される給与を瞬間風速で考えない」
・「世間体、会社名のブランドに惑わされない」
・「実力で勝負し、組織の中で偉くなる可能性の高い環境を選べ」
です。これは私自身が持っていた価値観、行動基準を戒めるものであり、且つ転職は目先の短期的な成功ではなく、将来に続く長期的な成功を基に判断して欲しいという高橋様のアドバイスだったと理解しています。

またこのような言葉を発し、会社を紹介できるには
・企業からの信頼が厚く
・企業が見せない本音・本質部分を把握し、
・求職者 (今回は私) に親身になり、求職者の長所、短所を的確に把握している
からこそできることであり、ここが高橋様をはじめ株式会社エリートネットワーク様の強みだと思います。

内定

高橋様との初回のカウンセリングの 「予言」 通り、転職活動の中でうまくいったこともダメだったことも経験し、その度に共感してもらいながら、素晴らしい転職先を見つけることができました。この転職先は自分を見つめ直し、前述の転職先に求める三点に合致する企業であり、高橋様のご尽力がなければ見つけることができなかった転職先です。

退社とチャレンジ

転職先が決まり、今まで勤めていた会社を退社するにあたり、会社の上司や同僚、取引先などから非常に嬉しい言葉を数多く頂きました。その時、今までの会社でのキャリアを続け、転職しないほうが良いのではないかと思ったこともありました。転職を考える人は同じ様な悩みを持つことが多いのではないでしょうか。

変化はリスクと不安をもたらします。日本でのオーボエ奏者の第一人者である宮本 文昭氏は 「人は一つのモノしか掴めない、新しいモノを掴むためには今掴んでいるモノを手離し、新しいモノを掴もうと努力しない限り、新しいモノを掴むことはできない」 と話し、オーボエ奏者を引退しました。宮本氏の成功と私が今まで培ってきたキャリアには大きな違いがあるかもしれませんが、私には大きな力を与えてくれる言葉です。チャレンジできることを幸運に思い、全力で立ち向かうことで自分自身を成長させることが高橋様をはじめ株式会社エリートネットワークのスタッフの方々、その他お世話になった人への恩返しになると思っています。

最後になりましたが、今回私の転職活動をサポートして頂いた株式会社エリートネットワーク高橋様、その他スタッフの方々には大変お世話になりました。感謝しております。高橋様とは転職後のレビューという形で定期的にお時間を頂く旨、承諾頂きました。引き続きの面談を楽しみにしております。今回のようないい出会いが、更にいい出会いをもたらしてくれると期待しております。

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